「悟飯とピッコロさんが大好きだと再認識」ドラゴンボール超(スーパー) スーパーヒーロー ふたり映画さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5悟飯とピッコロさんが大好きだと再認識

2022年6月14日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

単純

劇場で観るのは二、三十年振り。悟飯くんとピッコロさんが主役ということで観賞。
前半のレッドリボン軍の話が長くて早々と飽きそうになったけど、ピッコロさんが出てきてからはずっと面白かった。悟飯とピッコロさんの話というより、ピッコロさんが一人で右往左往して頑張ってる感じで、悟空とベジータは相変わらず。見ていなかった期間の部分なのでよく分からないキャラクターばかり、ブロリーがいてちょっと驚いた。この辺りは自分の中でスルー。悟飯とピッコロさんが話すのを見たかったのでやきもきしたけど、ちゃんと二人が共闘するところが見れて良かった。今更ながら世界に馴染めているのはサイヤ人よりピッコロさんの方なんだよなぁというのを再確認、地球生まれの地球育ちですもんね。携帯電話を使ったり、パンちゃんのお迎えの意味を分かっていたり、悟飯一家と共存している感じが凄く良かった。後半以外はほとんど出番のない悟飯くん、夢だった学者さんをやってる日常の姿も好きなのでもっと見たかったなぁ。せっかく苦労して平和を守ったのに、安心してのんびり過ごしてる姿が見れないのはあまりにも不憫。
そうはいってもやっぱり好青年からキレて戦う姿はギャップがあって格好いい。メガネがあるのも彼らしいし、私が好きだった悟飯ちゃんで嬉しい。ピッコロさんに対して「すみません」「はい!」と受け答えする姿も昔を思い出して感慨深かった。
あとクリリンと18号がでてきたのも嬉しかった。この二人も好きだったなぁと思い出しました。他にも結構笑えるところもあって楽しかった。そういえばドラゴンボールはアクションだけでなくコメディな部分もあったなと、マスクの下でずっとニヤニヤしてた。ピッコロさんが呼び出したシェンロンの反応と誘拐された少女(パンちゃん)と誘拐犯(ピッコロ)の演技のやり取りが一番笑えたかも。ピッコロさんの最後の新形態は個人的には好みではないなぁ。そのままの彼が好きだから。
物語としてはシンプルでキャラもギャグも子ども向け。肩肘張らずに何も考えないで見れる映画で楽しかったです。

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