「ドラゴンボールが好きな人へ」ドラゴンボール超(スーパー) スーパーヒーロー カッツンさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ドラゴンボールが好きな人へ

2022年6月12日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

漫画は何度読み返したことか。おそらく、自分の考え方や行動原理に深く影響していると思う。
子供の頃は、アニメよりも漫画が好きだった。アニメは、漫画のあのシーンがどうなるのか、頭の中でトレースして期待通りだったかどうかで一喜一憂するような見方だったので、あまり印象が良くないです。

ここ数作のアニメ、映画は、CG技術の進歩で、特に気の解放、覚醒、エネルギー波、飛行演出と言ったドラゴンボールバトルの見どころの演出が格段に良くなっていると思っていました。そういった前提で、今回、拝見しました。

それぞれの演出はさらにパワーアップしていました。
特に今作の覚醒シーンは、長年、いろいろと想像してきた私の想像を超えて、そのときのシチュエーション含めて感極まります。

話自体は丁寧に説明されるので、置いてけぼりにはならず、ドラゴンボール初見でも楽しめると思います。
ですが、特に伝えたいのは、ドラゴンボール好きな人なら見ればわかるオマージュシーンがスゲぇということです。

異なるキャラが構造を同じくして、演じるシーンでは、オマージュに使われたシーンの記憶とそれに付随する自分の当時の思い出が頭に流れ込んできて、おそらく想起する情報が多過ぎて、目で見たシーンの感動だけじゃない、ドラゴンボールというものに対する感動があり、不思議な幸福感が味わえました。

おすすめの映画です。

カッツン