想像

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想像

解説

演劇カンパニー「チェルフィッチュ」の作品創作を追ったドキュメンタリー。世界的に注目されている演劇カンパニー「チェルフィッチュ」。2005年に第49回岸田國士戯曲賞を受賞したチェルフィッチュの代表作「三月の5日間」の再演に挑む演出家の岡田利規は俳優の想像という作業を重要視して創作を進める。オーディションで選ばれた7人の俳優のうち、1人に焦点を当て、本読みからパリ公演までの2年間をカメラが追う。小道具やセットを極力配したシンプルな空間で、俳優が想像だけを武器にパフォーマンスを豊かにしていく過程を、ミニマルにリフレインさせる手法を用いて描いていく。監督は「わたしたちに許された特別な時間の終わり」「解放区」の太田信吾。

2021年製作/100分/日本
配給:アルミード
劇場公開日:2021年5月28日

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映画レビュー

3.5役者さんってすげえ!

2021年7月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

あんまり劇団の裏側っていうのを見たことがなかったんですが、こんなえっらいふわっとした感じで指示が来るんですね(白目)。 演出家の岡田氏の指示があまりに抽象的過ぎて、観てるこっちはさっぱりでしたが、役者の方はさすがに慣れていらっしゃるらしく、 「〇〇ってことなんですね」と的確に受け取られ、どんどん演技に昇華させていく。 役者さんって、演出家の言葉の翻訳も担ってるんだなと、初めて気付いた次第です。 内容。 劇団チェルフィッチュによる『三月の5日間』という劇の練習稽古にスポットを当てたもの。 主人公役の女性が劇の台本を渡された後~実際に舞台で演じるまでの練習風景を切り取り、執拗なまでに(すみません、そういう言い方しか思い当たらんかった)追いかけた作品。 当初、ほとんど棒読みに近い状態だった主人公役の女性が、岡田氏のアドバイスや自分のイマジネーションを通して徐々に役柄の肉付けをしていく様を、時間の経過と共に追うことが出来る。 ある意味、役者の【成長記録】。 いや、本当に凄いです。 最終的に舞台上で完成された役を目の当たりに出来るんですが、予告編とかで見かける棒読み感は全然無いです。本当にライブに行って即〇ンしちゃうような、軽い感じの若者がそこにはいます。 残念だったのが、平日の夜間(しかも五輪開催中の期間)に行ったためか、お客さんが全然いなかったんですよね。 あ、作品自体に関して特に不服に思うことはないです。この監督の前作の『解放区』はもっと場面転換というか、起承転結がありましたが、こんな作品も撮られるんだなと驚いたくらいで。 もっとお客さんが増えますように。

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BONNA

3.0段々演技が上手くなっているのはわかった

2021年6月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

間違ってチケット買ってしまい鑑賞。舞台演劇にも興味は有りません。みなさんごめんなさい。 開放区の監督作品なんですね。なぜ、撮り溜めしたのか訳が知りたいですが、パンフレット買いませんでした。ごめんなさい。開放区の時もそうなんですが、画面から匂いがする映像だと感じました。舞台監督だけスターバックス飲んでるぜとか。 演劇の同じシーンを練習の時から本番(?)まで何度も、見させられます。こちらがセリフを覚えてしまいます。初めのうちは苦行のようでしたが、段々トランス状態になり気になら無区なる。開放区でクスリ打っちゃうし、監督の狙いはこれなのか?過去の回想の伝聞を普通の人っぽく話すという課題のようです。二葉亭四迷の小説は模写でなくてはいけ無いと言うやつでしょうか。なので、初めのうちは繰り返しに差を感じ無いのだけれど、だんだん舞台監督の指示がどういう物か聞き分けられるようになり、タイトルの『想像』の意味がわかってきます。多分。 録音も画像も悪く、ノイズがたくさんですが、こんなのドキメンタリーじゃないと成立しませんよね。 一つ気になるのは、主演のコは当然課題のセリフを何十回だか何百回だか喋るのですが、この台本である必然性は感じられません。会田誠は大好きなので、芸術にポリこれは野暮という考えもわかります。でも、あそこら辺の言葉は恥ずかしそうに早口で流していると思います。わざとなら舞台監督はエロ親父だし、気づいてい無いなら大人としてどうかと思います。繰り返しますが、あのセリフでなくでもあの舞台は成立するんじゃ無いかしら(全編は見れ無いわけですが)。

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Lhowon

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