「どこか癖になる殺し屋の日常」ベイビーわるきゅーれ 加田瀬恋さんの映画レビュー(感想・評価)
どこか癖になる殺し屋の日常
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殺し屋として活動する杉本ちさと(高石あかり)と深川まひろ(伊澤彩織)の2人の少女が、なかなか社会に馴染めない様子を描く。
ちさととまひろには、殺し屋としての才能しかなく、その他の社会的な側面や日常的な側面が欠落している。生活のためにどうにかバイトをしようにも、面接で上手く話せなかったり、バイト先で問題を起こしてしまったり、終いにはヤクザとの抗争を引き起こしてしまう。
登場人物の大半は頭のネジが数本外れており、その点が各人物の社会不適合性という側面と物語としての笑いを生み出している。個人的には、まひろの食事シーンに一貫した、食べ物を落とす描写がお気に入りである。
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