劇場公開日 2021年7月30日

  • 予告編を見る

「国岡と同路線ながら、全てが進化している。」ベイビーわるきゅーれ 青空ぷらすさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0国岡と同路線ながら、全てが進化している。

2022年9月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

Amazonレンタルで鑑賞。
噂で聞いていた以上に面白かった。
殺し屋の日常系という基本路線や世界観は「国岡」を引き継いでいるが、モキュメンタリー形式の国岡とは違い本作はハッキリ劇映画だったし、アクション、ストーリー、カメラワークなど、気になっていた部分全てが進化していた。

主演の髙石あかり、伊澤彩織の関係性やキャラ付けなどは映画というより日常アニメやマンガのそれに近いんだけど、2人(特に伊澤彩織)のアクションには観た人誰もが驚くんじゃないかと思う。
そんな超絶アクションをこなす彼女らの肉体性こそが本作を実写映画たらしめていて、マンガ・アニメ的キャラクター性とのある種のアンバランスが、本作の大きな魅力になっていると思った。見事。

青空ぷらす