劇場公開日 2021年7月30日

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「これは…。続編「~2」が欲しいなぁ。」ベイビーわるきゅーれ yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0これは…。続編「~2」が欲しいなぁ。

2021年8月22日
PCから投稿

今年104本目(合計168本目)。
大阪市では3週間遅れで放映されている映画館も少ないなか見に行ってきました。

PG12という扱いでもあり、アクション面ではやや不穏当な表現はあります。ただ、アクション面で撃ち合いというより、主人公2人の「ゆるーい」感じを絡めて、その「ゆるーい連帯感」とアクションものを融合させたという作品です。前者だけならいっぱいありますが、後者は案外少ないです。

映画もこのご時世を考慮して100分ちょっと(95分)。ストーリーの筋はわかりやすいので、何がなんだかわからなくなる点は存在しないと思います。
普段はパンフレット等買わないのですが、この作品はすごく良いなと思い、シネリーブル梅田さんさんでパンフレット購入して帰りました(上記通り、放映している映画館が少ないので、パンフなどもそれほど多く出回っていない?)。

こういう映画、好きなんですよね。厳密にいえば「誰でも好きな進路は自分自身で決める」「男女平等は達成されなければならない」(後者は、「何か困ったらことがあれば、女性は股を開いて(以下略)という不穏当な発言をするところ)という点を伝えたかったのではないかとも思えますが、それは表面には出てきません。アクションものの厳しさと主人公2人の「ゆるーい」連帯感が生む、とても良い作品だと思いました(大阪市でも3週間まった甲斐がありました)。

評価は下記の通りです(5.0をこえて7.0としています)。

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(加点2.0) 監督の方もまだ経験が少なく、また主人公(女の子の2人)も映画への出演は初めてか、2回目くらい(どうも「用務員」という映画館で2人が出ているらしい?)。
確かに今週や先週、来週のような「大きな映画」に比べると「低予算」であろう点はある程度推知できます。でも、その制限の中で「どれだけ良い内容を見せるか」という、「ベイビー~委員会」の「魂」を感じ取ることができてすごく高評価です。

願わくばこのヒットが続いて、「~2」やスピンオフ作品が出ることを願うものです。
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yukispica