キャメラを止めるな!のレビュー・感想・評価
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あれ?
2022年劇場鑑賞167本目。
多少の映画好きなら多分ほとんど鑑賞済みの「カメラを止めるな!」のフランスリメイク版。チラシをチラっと見た感じではオリジナルに追加の要素がありそうな感じでしたが(実際26分も長いし)うーん、追加要素どれだ?ムチャブリプロデューサーだけオリジナルと同じどんぐりが演じていますが、日本のプロデューサーが海外に発注ということでそこらへんのやり取りは増えています。でも26分もあったかなあ?
ぽん!もないし、現場のドタバタの理由になる役者陣のエピソードもカットされていた気がするし、度々生まれる時間稼ぎの為の変な間の空気も日本版に比べるとちょっとなんか違うなと(笑いはしましたが)。
全体的に日本版を知らないフランスの人に見せるのはいいけど、我々には評価低いと思います。
後日本語バンバン劇中に出てくるので吹き替え上映で見ないほうがいいと思います。
たぶん国民性の違いなんだと思います
「よろしくで~す」はあまりにも日本的だったことよ
日本映画史のエポックとなった「カメラを止めるな!」をアカデミー賞監督のミシェル・アザナビシウスがこんなにも早くリメイクしたというのだから観ないわけにはいかない。ポスターのビジュアルから始まり上田慎一郎監督への敬意に充ちオリジナルにあまりにも忠実であらゆる意味で凄い映画であったしリメイクというより寧ろ「翻訳」に近い作品で「映画製作の映画」であることが更に顕在化した。ネタバレ厳禁であった映画が100%ネタバレで観せること自体が挑戦的だしほんの少し新キャラと新たなトラブルが盛り込まれておりそこで「え!」となるのだからどんだけオリジナルに忠実だったのと思ってしまう。
少し残念なのがトラブル部分の間がちょっと長すぎでもはや劇中劇が破綻していることと濱津さんが演じた三流演出家日暮のなさけなさがさすがに再現できていないこととやはり秋山ゆずきの「よろしくで~す」的テイストが描けなったこと。
でも良くやったし、アシスタントカメラマンの奮闘ぶりはむしろこっちが上。
制作をテーマにした映画はやはり面白いし改めてオリジナル「カメラを止めるな!」の凄さを再認識させられました。
フランス語圏でどう評価されるかを観たい!(後半に追記しました。)
2018年に日本で大ヒットした「カメラを止めるな」の
フランスでのリメイク版。
予告編を観て主演がロマン・デュリスと解って観るっきゃない!
と楽しみにしていた作品。
基本は日本版「カメラを止めるな」とほぼ同じでした!
何よりも海外でも認められてロマン・デュリスの様な
一流のキャストでリメイクされた事が凄く嬉しいです。
ロマン・デュリス!今の日本の俳優さんで言うと
わたしが思うに「大泉洋」的な空気感の俳優さんですわ。
善人もヤバめの役も飄々とこなせる。
そんな人気俳優さんがやってくれてる事が嬉しい。
日本オリジナルより若干、家族愛が強調されてる気がしました。
で、月に8回ほど映画館で映画を観る中途半端な映画好きとしては
映画自体はやっぱフランス語なので、
日本語の間の妙味みたいなものは正直伝わり難かった。
だから悪いと言うのはなく、ちゃんとフランス語が解れば
原作の「カメラを止めるな」的な間の妙見が
解ったのかもかもしれない。
改めてこの映画の本家「カメラを止めるな」が
また観たくなる映画でした。
そして、フランス語圏の観客にどう伝わるのか?
そこが気になる映画でもありますね。
フランスの人気具合とかを後日、教えてほしいですね。
お願いします。
最初に感想をアップした後に、YouTubeで配信されている
「シネマサロン 映画業界ヒットの裏側」での解説を観て、
ああ、そういうことか!と気づかされた事があって
それは、この映画はリメイクでは無く、
ある意味「続編である」ということ。
日本版「カメラを止めるな」で一躍有名女優となった
竹原芳子さん(どんぐりさん)が同じプロデューサーの役で
「日本で大ヒットした映画をフランスでリメイクしないか?」と
仕事を依頼するところから始まっているのです。
で、フランスで監督やキャストが集められ映画作りが始まる。
日本の原作者から注文で、安易な改変は許さない。
という条件がどんどんタイトになって行き
挙句、それに振り回されるフランス人キャストの右往左往!
それがこの「キャメラを止めるな!」の
鑑賞ポイントだったのだろうな〜
だから、「シネマサロン 映画業界ヒットの裏側」でも
語られていましたが、「カメラを止めるな」との違いを
もっと強調する予告編とか宣伝の仕方を工夫した方が良かったのでは?
洋画ではMr.ビーン以来の大爆笑
オリジナルを観ているかどうかで鑑賞の仕方が変わる面白いプロットにいかにもフレンチなエスプリを効かせたバカが突き抜けた痛快作
『カメラを止めるな!』の劇中ドラマをフランスでリメイクする企画に嫌々乗っかったダメ監督がグダグダな現場で悪戦苦闘する、『カメラを止めるな!』の続編でありながらリメイクでもあるというなかなか面白いプロットですが、オリジナルを観ている人は前作との違いを探りながら観ることになってしまうので、むしろオリジナルを観ていない人の方が楽しめる作品になっています。フランス人キャストなのに役名が日本名だったり、意味不明な描写が劇中に散見されたりといった伏線を丁寧に回収する大きな筋書きはオリジナルに敬意を払ったものでオリジナルを観ている人にとってはサプライズになりませんが、エスプリがちょいちょい顔を覗かせているのでフレンチテイストはしっかり味わえます。
個人的に嬉しかったのは劇中劇のヒロイン、チナツを演じているのがマチルダ・ルッツであること。砂漠の一軒家を舞台にしたスタイリッシュな復讐譚『REVENGE リベンジ』で血塗れヒロインを演じた彼女は正に適任です。
最後はやはり感涙
オリジナルよりも監督一家の家族愛を感じた
なぜか涙が止まらない。
オリジナル版をかなり忠実に再現したフランスのリメイク映画。 本年度ベスト。
オリジナル版は大好きで5回以上劇場で鑑賞。
その為か面白さより懐かしさの方が上回っていた感じ。
これに加え、新たな意味不明のシーンが後に回収されるシーンが新鮮で笑えた!
血糊の付いたレンズを拭き取るシーンは健在!
やっぱりカッコ良い(笑)
ロケ地も違うけどオリジナル版を思い出す感じでロケハンにGJ!
ストーリーは今更言うことも無いけど、前半はニヤニヤしながら観ていた自分がいて、やっぱりこの映画好きだなぁ~と再認識(笑)
オリジナルでは感じなかった親子愛に溢れたラストシーンには感動。
近くにいた女性二人はゲラゲラ笑っていたのはオリジナル未見なのか?
気になるところでした。
フランスで本作がどの様に評価されているか気になります( ´∀`)
当然、面白いんやけど
リメイクと言えば最近ではオリジナルを昇華させた「コーダ愛のうた」、オリジナルに忠実なドラマ「六本木クラス」があるが、この作品の場合アイデアが全てみたいなもんなので後者にならざるを得ず、オリジナルを鑑賞して衝撃を受けた日本人にとっては、観る意義が少し少ないかも。
オリジナルの長所は、設定ではなくその作品自体に低予算映画の悲哀が滲み出ているところなので、フランス版はそうではないのが決定的に欠けている点。
とはいえロマン・デュリスはハマっていたと思う。
黒人の音響係が面白かったかなー。
この監督がコメディを撮るということ自体も面白いというか興味深くはある。
思ったより悪くなかった。
元映画にそこそこ忠実、ということは笑いと感動の沸点は日仏同じという解釈で
日本版の方が良かった
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