キャメラを止めるな!のレビュー・感想・評価
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フランス語圏でどう評価されるかを観たい!(後半に追記しました。)
2018年に日本で大ヒットした「カメラを止めるな」の
フランスでのリメイク版。
予告編を観て主演がロマン・デュリスと解って観るっきゃない!
と楽しみにしていた作品。
基本は日本版「カメラを止めるな」とほぼ同じでした!
何よりも海外でも認められてロマン・デュリスの様な
一流のキャストでリメイクされた事が凄く嬉しいです。
ロマン・デュリス!今の日本の俳優さんで言うと
わたしが思うに「大泉洋」的な空気感の俳優さんですわ。
善人もヤバめの役も飄々とこなせる。
そんな人気俳優さんがやってくれてる事が嬉しい。
日本オリジナルより若干、家族愛が強調されてる気がしました。
で、月に8回ほど映画館で映画を観る中途半端な映画好きとしては
映画自体はやっぱフランス語なので、
日本語の間の妙味みたいなものは正直伝わり難かった。
だから悪いと言うのはなく、ちゃんとフランス語が解れば
原作の「カメラを止めるな」的な間の妙見が
解ったのかもかもしれない。
改めてこの映画の本家「カメラを止めるな」が
また観たくなる映画でした。
そして、フランス語圏の観客にどう伝わるのか?
そこが気になる映画でもありますね。
フランスの人気具合とかを後日、教えてほしいですね。
お願いします。
最初に感想をアップした後に、YouTubeで配信されている
「シネマサロン 映画業界ヒットの裏側」での解説を観て、
ああ、そういうことか!と気づかされた事があって
それは、この映画はリメイクでは無く、
ある意味「続編である」ということ。
日本版「カメラを止めるな」で一躍有名女優となった
竹原芳子さん(どんぐりさん)が同じプロデューサーの役で
「日本で大ヒットした映画をフランスでリメイクしないか?」と
仕事を依頼するところから始まっているのです。
で、フランスで監督やキャストが集められ映画作りが始まる。
日本の原作者から注文で、安易な改変は許さない。
という条件がどんどんタイトになって行き
挙句、それに振り回されるフランス人キャストの右往左往!
それがこの「キャメラを止めるな!」の
鑑賞ポイントだったのだろうな〜
だから、「シネマサロン 映画業界ヒットの裏側」でも
語られていましたが、「カメラを止めるな」との違いを
もっと強調する予告編とか宣伝の仕方を工夫した方が良かったのでは?
洋画ではMr.ビーン以来の大爆笑
オリジナルを観ているかどうかで鑑賞の仕方が変わる面白いプロットにいかにもフレンチなエスプリを効かせたバカが突き抜けた痛快作
『カメラを止めるな!』の劇中ドラマをフランスでリメイクする企画に嫌々乗っかったダメ監督がグダグダな現場で悪戦苦闘する、『カメラを止めるな!』の続編でありながらリメイクでもあるというなかなか面白いプロットですが、オリジナルを観ている人は前作との違いを探りながら観ることになってしまうので、むしろオリジナルを観ていない人の方が楽しめる作品になっています。フランス人キャストなのに役名が日本名だったり、意味不明な描写が劇中に散見されたりといった伏線を丁寧に回収する大きな筋書きはオリジナルに敬意を払ったものでオリジナルを観ている人にとってはサプライズになりませんが、エスプリがちょいちょい顔を覗かせているのでフレンチテイストはしっかり味わえます。
個人的に嬉しかったのは劇中劇のヒロイン、チナツを演じているのがマチルダ・ルッツであること。砂漠の一軒家を舞台にしたスタイリッシュな復讐譚『REVENGE リベンジ』で血塗れヒロインを演じた彼女は正に適任です。
最後はやはり感涙
オリジナルよりも監督一家の家族愛を感じた
なぜか涙が止まらない。
オリジナル版をかなり忠実に再現したフランスのリメイク映画。 本年度ベスト。
オリジナル版は大好きで5回以上劇場で鑑賞。
その為か面白さより懐かしさの方が上回っていた感じ。
これに加え、新たな意味不明のシーンが後に回収されるシーンが新鮮で笑えた!
血糊の付いたレンズを拭き取るシーンは健在!
やっぱりカッコ良い(笑)
ロケ地も違うけどオリジナル版を思い出す感じでロケハンにGJ!
ストーリーは今更言うことも無いけど、前半はニヤニヤしながら観ていた自分がいて、やっぱりこの映画好きだなぁ~と再認識(笑)
オリジナルでは感じなかった親子愛に溢れたラストシーンには感動。
近くにいた女性二人はゲラゲラ笑っていたのはオリジナル未見なのか?
気になるところでした。
フランスで本作がどの様に評価されているか気になります( ´∀`)
当然、面白いんやけど
リメイクと言えば最近ではオリジナルを昇華させた「コーダ愛のうた」、オリジナルに忠実なドラマ「六本木クラス」があるが、この作品の場合アイデアが全てみたいなもんなので後者にならざるを得ず、オリジナルを鑑賞して衝撃を受けた日本人にとっては、観る意義が少し少ないかも。
オリジナルの長所は、設定ではなくその作品自体に低予算映画の悲哀が滲み出ているところなので、フランス版はそうではないのが決定的に欠けている点。
とはいえロマン・デュリスはハマっていたと思う。
黒人の音響係が面白かったかなー。
この監督がコメディを撮るということ自体も面白いというか興味深くはある。
思ったより悪くなかった。
元映画にそこそこ忠実、ということは笑いと感動の沸点は日仏同じという解釈で
日本版の方が良かった
日本人舐めとんのか‼️❓
なぜかつまらない
チープ感も含め完璧リメイク
リメイク!
日本版を見ている前提で話すけど、日本で大ヒットしたゾンビ専門チャンネルの作品「ONE CUT OF THE DEAD」をフランスでリメイクする……という設定で本当にフランスでリメイクした今作。
カメラを止めるなをリメイクしたわけではなく「ONE CUT OF THE DEAD」をゾンビ専門チャンネルで同じようにワンカットで生放送しようとしようとします。だが、どんどんトラブルが!
そして、どちらも生放送だから日本のトラブルは誰も知らない。なのにそれに似たトラブルがフランスでも!?っていうコミカルな世界観がただの「カメラを止めるな」のリメイクと思われて伝わりにくいのが残念。
前の設定を活かしフランスならではのセリフがあったり日本ならこんな注文いいそうってことを言ったりとうまいこと出来てる。ただし、元々がB級なのでゾンビ映画楽しみってみるとがっかりするかも。
リメイクを作ることの難しさ
リメイクを作ることの難しさを感じました。
リメイクを見る人はオリジナル作品が好きな人も多いでしょうし、そうなるとどうしてもオリジナルと比べてダメ出ししてしまいがちだと思います。個人的には後半の種明かし部分で「あの場面の不自然さはこういうことだったのか!」と気づいて笑いにつながるところがあまりうまくいっていないと感じました。ただ、これはオリジナルを2回見た人間の思うことであって、オリジナルを見たことがない人がどう感じるかは気になるところです。
オリジナルのよさが出ていなかったのは監督役の俳優だと思います。オリジナルでは撮影中の狂気じみた感じと後半のしがない三流監督のやるせない感じのギャップが面白かったのですが、リメイクではおしゃれな監督になってしまっているんですよね。オリジナルでは低予算の映画に参加する二流・三流の役者とスタッフという感じがよく出ていましたが、リメイクではあまり感じられませんでした。そういったペーソスを含んだ笑いというものが海外では難しいのかもしれないと思いました。この辺りはフランス人が見ればまた違ってくるのかもしれません。
お金をかけていい俳優を使って洗練されたよい作品になるリメイクもありますが、もともとこの作品はリメイクには不向きだったのかもしれません。ただ、そうは言ってもオリジナルが好きな人は見比べてああだこうだ言うことができるのでそういう意味だけでも見る価値はあると思います。
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