ファイナル・プランのレビュー・感想・評価
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70‘sアクションへの懐かしさがほのかに薫る地味ながら爽やかなB級サスペンスの佳作
退役軍人のトム・カーターは凄腕の爆破強盗。全く手がかりを残さずに奪った現金は9百万ドルに達していた。トムは奪った現金を貸し倉庫に隠していたがそこで受付をしていたアニーと出会い人生をやり直すことを決意、9百万ドル全額を返金する代わりに面会条件の緩い刑務所に服役できるようFBIに取引を持ちかける。FBIのベイカー捜査官はその余りにも突飛な取引を毎日のように寄せられる狂言の一つに過ぎないと判断し、部下のニベンスとホールに丸投げするが、トムの話が狂言ではないと確信した二人は9百万ドルを強奪しようとする。
派手さのカケラもない渋いB級サスペンスで、半世紀前ならばチャールズ・ブロンソンとジル・アイアランドが共演しそうな小品。運命の恋に目覚めたトムは不動産の下見も不法侵入で実施する実直なのに破天荒なキャラなので自首しようとしているのに信じてもらえないという微笑ましさがそこはかと薫ります。意外と複層的なストーリーで、トムを保護しようとするベイカーとマイヤーズがメインストーリーとは別軸で地味に活躍するので退屈しません。数々の銀行を突破した爆破強盗なので爆弾をうまく使ってワビサビを弁えた反撃に出ますが派手さがないのにしっかり爽やか、鼻の奥が懐かしさでツンとするような佳作。
少ない出番でしっかり印象を残すベイカー捜査官を演じるのはロバート・パトリック。T-1000の印象に何十年も苛まれ続けたかと思いますが、ようやく抜け出したかのような血の通った演技が印象的。ちなみにニベンスに絆されて9百万ドル強奪に加担するホールを演じているのが『イン・ザ・ハイツ』のアンソニー・ラモス、優柔不断ゆえに相応の因果応報に見舞われるキャラを堅実に演じています。
外さないリーアムニーソン
私はリーアムニーソンが出る映画は全て観ているが、その理由は絶対に外さないからだ。必ず満足する。そろそろリーアムニーソンが観たいなー、と思った頃に彼の出演する新作映画が封切られるので、タイミングも合っているなと。今回も外してないので安心して観て下さい。
リーアムニーソンのファンです。あなたもファンになりましょう!
イケおじの奴です笑
ニーソン氏の作品をちゃんと観たのは初かもしれません!航空機内のを昔観た様な気もするのですが…
作品自体は、楽な感じで観れる作品でした。所謂、敵の立ち位置が行き当たりばったりで萎えますが御愛嬌で!笑
ダッジのV8を愛でる作品かも知れませんね!(バンに衝突性能が負けるのは冗談だと思いたい…)
映画館の音響で是非鑑賞をして下さい♪
普通にスカッとした笑
派手なアクションを求めてる人だとちょっとガッカリしちゃうかな??
自業自得じゃないか??って口コミあるけど、それ言ったらもとも子もない。
本人も心から愛する女性に会った事で、今までの事を反省して自白しようとしてたんだから…(*¨*)
お金はFBIも狂わせる??←元々悪人だった気がしなくもない
愛する女性を傷つけられた事でついに怒りの鉄拳(o💢`O´)=○)´3`)∴
爆破方法がなんかすっきり٩(ˊᗜˋ*)و♪
なかなか楽しかったです
リーアム、アクション。
今、現在69歳のリーアム・ニーソン。撮影時は68歳かな?
この年齢で、この作品を撮れるのはすごいよ。
ストーリー展開のテンポもいいし、アクションシーンも迫力が
あってなかなかです。
爆弾を使って銀行を襲うわりには、爆破シーンが少ないねぇ。
でも、それはそれでリーアム・ニーソンはいい。
RED BU○Lで薬を飲むなや‼
凄腕の銀行強盗である主人公トムが、運命の相手と出逢った事で過去の悪行を自首するが、悪いFBIの男達の企みにより事態は思わぬ方向に…といった物語。
本気で愛せるパートナーを見つけ、過去の汚点をしっかり償おうとするトムに思わぬ横槍が。性悪な捜査官が証拠回収の名目で金を逆横取りし、普通の幸せを目指すはずだったトムの新たな闘いが始まってしまう。。
比較的シンプルなアクション・サスペンスモノと言える本作だが、数人の登場人物だけで物語を回し、無駄に激しい銃撃戦やカーチェイスは無くとも、どこを切り取っても退屈な場面が無く、見応えのある作品に仕上がっているのが凄い‼
細かいツッコミ所はありますけどね。特に最初の出逢いの場面。普通そうはならないでしょうw‼
悪徳FBIと闘い、逃げたり追いかけたりハラハラの連続…それでいて、自らの罪と恋人の存在というジレンマが、しつこくない程度に切なさを感じさせてグッド。愛する妻というのは強いものです。
炙り出しのカウントダウンは良かったですね。それと、アニーはトムの嘘に怒っていたけど…たまには役立つ嘘ってのもあるみたいですね(笑)お見事‼
ニーブンズ捜査官はナイスヒール。映画にはこういった憎まれ役は大事ですね。しかしいったい何を飲んでいたのかな?
軽快なアクションに加え、過去の罪、そして今現在罪に加担してしまう男の心情の対比が上手く描かれており、さらにそれを支える妻たちの姿にちょっとした切なさを覚える良作だった。
一番悪いのって…
恋愛観も、強盗理由も、
主人公に全く共感できない。
なんかすぐ破局しそうな恋。
プランに巻き込まれ、殺された人達が、
可哀想で仕方ない…
あと、
この映画リーアムニーソンの笑顔が、
どことなくサイコパス
アクションよりも仕掛けで対抗するリーアムおじさん
「96時間」でおじさんアクション映画の先駆者となったリーアムおじさんの新作。いや、少し前の作品からアクションを控えめにしているんだろうなとは感じていた。本作はさらにアクションは控えめ。
数々の銀行強盗を成功させた犯人が、愛する女性のために自首しようとする話なのだが、ポイントは元海兵隊の爆弾処理を担当していたってところ。これで少し衰えてはいても格闘や銃撃戦だけでなく爆弾を仕掛けることができる。うまい設定だ。
実際、捜査官との攻防はなかなかよい。特にあいつを捕らえるやり方は、自分の経歴等を知られていることを前提にした作戦で見事。アクション控えめだけど、心理戦や仕掛けで対抗する姿を楽しませてもらった。
でも、そもそもの話として、愛する女性のために自首して罪を償おうとするのはどうなんだろう。しかも取引を持ちかけて減刑を狙うなんて虫がいい。恋人も「この人悪い人じゃない」なんてかばう始末。銀行強盗だったことや偽名を名乗っていたことを簡単に受け入れられるのか。
そしてFBIの捜査もどうなんだろう。隠していた現金を捜査官が運び出してアジトに隠したことは、車のナンバーで追跡すれば早々に判明しそうなのに。
そこらへんがモヤモヤしなければもっと楽しめた気はする。リーアムおじさんの映画にあまり求めすぎてもいけない。
70点。だがそれでいい。
「96時間」からリーアム・ニーソン主演の作品を観るようになったわけだけど、今回のリーアムは「殺しません」。
過去作のように銃や格闘シーンでバンバン敵を容赦なくなぎ倒すリーアムを期待した人には物足りなさを感じるかも。
アクションはやっぱり歳だなぁと感じるところもありますがベテランの落ち着いた演技で、ストーリー自体もシンプルなので安心して見れます。
ただ良い意味で「期待を裏切られる展開」は無いので主人公が爆破のプロのわりに爆発的な面白さがないです。
アクション映画を観たい。でも複雑な設定で観るのに頭や神経を使わず楽しみたいなって人にはオススメ出来る作品だと思います。
いつものリーアム!
いつものリーアムの内容! それ程大した内容ではないけどファンなら安心して観れるでしょう!
ちょっとツッコミたい所は「戦場でも強盗でも人を殺した事はない」と言って本当の悪人じゃない事をアピールしてたけど二人の捜査官が殺されたり彼女が死にかけた原因を作ったのはリーアムだし悪徳捜査官の家を爆弾で吹っ飛ばして殺人未遂的な事をしてたような …
結構拳銃も撃ちまくってたしね(笑)
ケイト・ウォルシュを観るために
たぶん、映画ファンにはほぼ知られていないケイト・ウォルシュを観るだけのために鑑賞。アメリカドラマの脇役から、スピンオフドラマでの主役抜擢。映画に進出もちょい役続きだったのが、ついには映画で2番めに名前がクレジットされるまでに。全く年をとってないなぁ。彼女目当てなので、採点は大甘。
女のために自首する?なんか自首の理由が無理矢理の、苦しいストーリーだわ。しかも、あちこちの銀行から長年にわたって盗んだ金は900万ドルなのに1ドルも使わずにとってある?こんな泥棒が現実に居るわけがない。いくら映画でもありえない。なんか他の動機づけはできなかったのか?1ドルも使わなかった理由を納得させてくれ。あのね、映画は脚本にも金をかけて欲しい。ケイト・ウォルシュが出てなかったら、星は3。
これぞリーアム
この役はリーアム・ニーソンしか考えられませんね。「えっ、何で?」って思うところもなくはないんですが、そんなことは気にしてはいけません。最初から最後まで退屈せず観ることができました。期待以上の出来です。
爆薬より毒薬
「爆ぜろ!」の煽り文句に痺れて、観賞。爆薬マークが10も20も付くストーリー展開かと予想して、見出しました。
しかし、私の心に付いたのは毒薬マーク。ここまで道に外れたFBIって、さすがに作り過ぎではないですか? と言うより、人は自分の欲望を満たすためならば、上役と同僚を殺害し、自首した強盗犯も、証拠を握る女性まで殺害しようと考えるような生き物?
そんな訳で、この作品の主役の一人は、間違いなくFBI捜査官のジョン。彼の極悪な魂によって筋書きは、暗黒のハードボイルドの方向に大きく傾いていった。
倉庫、街路、ホテル、病院を巡るカーアクション込みの追跡とすれ違いが、緻密な緊迫感を超盛り上げてくれました。
もちろんリーアム・ニーソンの渋さと、カッコ良さと生真面目さで、全てが浄化された訳ですが…。
「正直な泥棒」と言う原題通り、何とも優しい主役を見事に演じていました。
彼女との出会いシーンは、この先始まるのはサスペンス含みのラブストーリーかと勘違いしたぐらい、可愛らしかった。
FBI上司のショーンも、作品的には大きな存在でした。「悪」ならば、たとえ同僚だろうが、上役だろうが捻り潰しそうな、有無を言わせない迫力。巧みな演出によって、彼は離婚の取り分で引き取った犬には甘かった。
おじいちゃん
ニーソンでのアクションは正直もうきついぞ!!
動きがおじいちゃんみたいに遅い。遅くても許されるのはセガールだけ!!
自首したいのに自首できない感じ、みているこっちもんぁぁああぁぁ!ってなりそうだった。どんどんみてる側を引き込んでいくのはさすがニーソンです。
あと、女役がな。俗に言う熟女なんよな。ほんとにあった話ならいいんだが、映画でマドンナ役が熟女じゃなぁ。ストーリー上、熟女が最適だとは思うんだが、もうちょい違うストーリーにして、綺麗な姉ちゃんがよかったなー。
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