最後のフェルメール ナチスを欺いた画家のレビュー・感想・評価
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ヴォル◯ガング◯ベルトラ◯キに騙されるな♥
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ハン・ファン・メーヘレンは贋作者で、僕でもこの事件の事は知っていた。
彼は自分の作品もいくつか残している画家であるが、贋作者としての名前が先行して、ついて回る。そして、この映画で言うように、ナチス・ドイツへの協力者としての足枷が、その後をついて回る。
しかし、こう言った解釈ははっきり証明されているわけでは無い。さて、では。
そう言った画家は日本にもいる。
戦争画家として『アッツ島玉砕』で名前が知られている藤田嗣治画伯である。しかし、彼は贋作者としてではなく、所謂、軍国主義に加担した画家として名をけがしてしまっている。勿論、それまでの功績で、既に世界的に名前が売れた画家だったのだが、戦争画を書いて、更に言葉で戦争に賛成してしまったのである。理由は結局分からずじまいで、彼は日本から去ってしまい、異国の地で生涯を終えた。その間、寡黙を貫いた様だ。
さて、だが、しかし、『アッツ島玉砕』を見てもらいたい。見れば軍国主義に加担した画家に見えるだろうか?
僕は藤田嗣治画伯を、この映画の主人公とは別次元の人として、大変に評価している。
しかし、残念ながら、世界的にはこちらの贋作者の方が有名である。
さて、
当該主人公は明らかに、ナチス・ドイツへ加担した絵のうまい画家なんだと思う。
しかし、それでも、
当該映画は真っ白なワンちゃんだ。
ハインリヒ・カンペンドンクの絵を贋作の疑いがあっても、折角、買ったんだから、贋作として飾っておけば良いと思うけど、無理なのかなぁ?
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