「B級っぽい」SEOBOK ソボク コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
B級っぽい
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『新感染』の主人公だったコン・ユの演じるギホンは、余命宣告を受けた身の治療を餌にソボクのボディガードを依頼された元工作員。
パク・ボゴムの演じる「ソボク」くんは、殺さない限り不死身のクローン、サイコキネシスの使い手。
正直、設定を盛りすぎで、物語へ全然消化しきれてない!
「2人をいかにかっこよく撮るか」
「兄弟に近い情のかよわせ方をするか」
に特化したんでは?
アン・ハッピーエンドなBLっぽさに支配されてまして。
途中で、「なんか20年くらい前に、こんな映画、ハリウッドの泡沫B級で観たような気がする」って既視感バリバリな感覚に支配されつつ。
「私が昔観たのはソボクは美少女で、主人公は親の心情、美少女は主人公に恋愛感情だったはず!」
「たぶんポスターは生賴範義で、観に行ったらポスターと全然違ってガッカリした」
アレの韓国リメイクに違いない!
と思い始めたが、そんな映画は過去になかった、と我に返ったところで、てきとーな終わり方をしました。
昨今の韓国らしい画面の華やかさや勢いは感じましたが、作りはB級でした。
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