「題材は好き。センスも好き。 でも物語/映画としては……。音楽映画でもしっかりフランス映画でした;」ショック・ドゥ・フューチャー kizkizさんの映画レビュー(感想・評価)
題材は好き。センスも好き。 でも物語/映画としては……。音楽映画でもしっかりフランス映画でした;
うーん、個人的に微妙。
電子音楽の夜明け、そして女性作曲家のやり辛さを描いた映画。意外と後者の要素が大きいかも。
シンセの音、音楽への人々の反応は素敵。
でもストーリーがあまりに地味で……音楽映画でもしっかりフランス映画でした;
理解されない電子音楽。ナチュラルな女性軽視。こういう時代があったことをしっかり描いてる。
しかし、ただ取り扱ってるだけで、プラスワンモアの「で?」の部分があまりに弱いと感じました。
あと「ちゃんと仕事せい」ってので主人公に感情移入できなかったのが大きい;
冒頭のダンスシーンは秀逸。音楽に酔ってる感覚を見事に映画に落とし込んでる。
新しい音楽好きのおじさんがレコードを持ってきてかけるのがThrobbing Gristleってのでウホーつてなりました。
でもこのシーンあたりがピークだったかなぁ。
題材は好き。センスも好き。
でも物語/映画としては……
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