オキシジェンのレビュー・感想・評価
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メラニー・ロラン主演のネタバレ厳禁のカプセル映画。 カプセルって言...
メラニー・ロラン主演のネタバレ厳禁のカプセル映画。
カプセルって言うかポッドだが、その医療AIのマチュー・アマルリックの声演技が冷徹(冷静)でいい。
製作に名を連ねるスウェーデン出身の女優ノオミ・ラパスが主演する予定だったとか。
良質なSF短編小説のような映画
米仏合作のSFソリッドシチュエーションスリラー。
密閉された医療ポッドの中で目覚めた主人公が、酸素が切れるまでに脱出しようと試みる。
伏線や記憶の断片が徐々に一つの真実へ向かっていくのが面白い。
「あれはこういう事だったんだ」と結末が分かってからもう一度観たくなる。
ほとんどの場面が、ポッドに閉じ込められた主人公1人のシーン。
それを飽きさせずにスリリングに見せたフランスの女優メラニー・ロランの演技が光っている。
単なるソリッドシチュエーションスリラーではなく、ネットや電話を駆使して謎を解いていく感じは『THE GUILTY』や『search』好きにもマッチしそう。
CUBEよりも狭い
コロナ禍でも撮影できる好例。
ずっと狭い医療用ポットの中だけの1時間40分。途中で飽きてくるけど、徐々に明かされていく後半になってやっと興味がでてくるかな。
最後の最後にはハッピーエンド、なのか?
個人評価:3.3 恐怖を感じる事が出来る知能は、生きる上で重要なス...
個人評価:3.3
恐怖を感じる事が出来る知能は、生きる上で重要なスキルと同時に、最大の不幸を産む事になる。
低予算でありがちな、閉鎖空間と声だけの演出。SFものらしく想像の斜め上をいく物語を期待したが、そうでは無かったのは残念。
安上りな割には
画面のほとんどが同じ密室空間、登場人物もほぼ一人。映像面での派手さはなく脚本で勝負するタイプの映画です。SF好きやソリッドシチュエーションスリラー好きにはお勧めできますが、そうでなければちょっと退屈かも。
あと、途中に何回か(ドッキリ的に)びっくりさせられるシーンがあるのは好きじゃないかな(自分びびりなものでw)。
まさかの展開が爽快
医療用ポッドに閉じ込められた女性。刻一刻と減っていく酸素。はたして脱出できるのか……という密室系シチュエーション・スリラー作品だと思って見始めたら、完全に予想を裏切られた(良い意味で)。
感染症の蔓延、滅びゆく人類、他の惑星への人類移住計画、記憶の移植とクローン……さまざまなSF的設定を巧みに盛り込んだ、スケールの大きな深みのある作品だ。
ホットに閉じ込められた女性を演じたメラニー・ロランの演技は賞賛に値する。ほぼ全編が狭いポッド内の映像なので必然的に顔のアップばかりになるという制約の中、揺れ動く感情をバッチリ表現していたと思う。
次から次へ、あの手この手で。
割と面白かった。
ライアンレイノルズのリミットSF版と言う感じ。
このポッドはなんなんだ?と言うところから始まり、
私は誰?
電話相手は誰?
警察は信用出来るのか?
着信相手は誰?
ここはどこ?
ポッドの中でのミロとのてんやわんや。
装置を外したり付けたり。
と次から次へ問題が起こり、
謎が出てきてあの手この手で楽しませてくれるので、
ポッドの中だけの話だけど、
飽きずに楽しませてくれる。
ただ、色々起こったわりに解決方法それ?
と言う感じで拍子抜けしたのも事実でした。
久々のSF快作
【所感】
ネットフリックスのオリジナル映画ということで失礼ながらあまり期待せずに視聴しましたが、これが中々の快作でした。観るまでフランス映画だと知りませんでしたが、シナリオも映像も演技も米映画に負けてません。
スケールの大きな話を全部映画にすると薄っぺらい駄作になりがちですが、その一部に焦点を当てて映画にすると面白くなる好例かと。
エクス・マキナを観た後と同じ「メジャーじゃないけど面白いSF観ちゃった」という感覚です。
【良かった点】
・大半のシーンがポッドの狭い空間で進み、記憶をなくした主人公と同じ目線で推理できる(多分前半~中盤は音声だけでも楽しめるんじゃないでしょうか)
・伏線を張り方が上手く「謎解き」と「真相がわかった時のすっきり感」のバランスが良い
・映像が綺麗で終盤色々と出てくるシーンはSF的にも◎
・酸素残量が減っていくことで加速度的に面白くなっていく
・AIアシスタント「ミロ」のAIならではの冷酷さとボケ具合が面白い(複雑なやり取りができるくせに簡単な質問に対して急に「理解不能」とか言い出す)
人間らしい密室SFスリラーでメラニー・ロラン独壇場
教訓 : パニックになる前に一度落ち着こう!けど、そうやって慌てふためためいて視野が狭くなるのが人間らしい。回り回って時間をかけて辿り着いた答えは意外と身近にあるシンプルなものだったり。そう、本作もまた、時が経てばきっと笑い話になるような…?
警告、メラニー・ロランの独壇場。酸素がなくなる前に自分を至急思い出せ!現実に集中する、記憶を刺激する。例えばライアン・レイノルズが『[リミット] Buried』で素晴らしい演技・一人芝居を披露したように、本作もまた彼女にとってのそれ。独りにしないで。
ここはどこ?酸素ポッドの中で目覚めて、おまけに記憶喪失。パニックになるリズと声だけのミロ。心拍数が上がっています、鎮静剤を打ちますか?信じていた現実が突如音を立てて壊れる。博士でバスケ選手?新しいような、よく見るような。『2001年宇宙の旅』のHALよろしく本作のマチュー・アマルリックは『月に囚われた男 MOON』のケヴィン・スペイシー、『her』のスカーレット・ヨハンソン。つまり主人公オミクロン267の話し相手となる。SFと目。
僕たちが愛してやまない、一貫した鬼才アレクサンドル・アジャ監督待望の新作は、ワニの次は酸素!見る者をシートの隅に追いやり、爪を噛ませ、耳を塞がせたくなるようなドキドキハラハラを届け、モンスター映画新たな代表作となった『クロール』に続き才気煥発か?…と期待していたら、いざ見てみると思ったより普通の(?)密室SFスリラーだったかも。左右の鼻の穴の大きさの違うことが本作で明らかになったメラニー・ロランの好演熱演は一見の価値ありだけど。102分の人生?私は生きたい!酸素残量2%。鎮静剤を打ちますか?
1人が寝れるスペースしか無いポッドの中で目覚める主人公。記憶がなく...
1人が寝れるスペースしか無いポッドの中で目覚める主人公。記憶がなく酸素残量わずかの状況で彼女はどうするのか、というストーリー。こうなるんじゃないかと自分なりに予想しながら楽しめました!まさかレイノルズ主演の「リミット」のように?...清潔で最先端技術のポッドからして、前向きにしか考えられませんがね。
起き上がってせめて座れるスペースをください〜😆
ぶっちゃけて言うと・・・
[リミット]という作品の未来版のような内容。
面白いと思うかどうかは人それぞれだろうけど
細かな所まで丁寧に作られていて完成度が高い仕上がりでした。
こういう一人芝居的なのは結構好きです。
SFファンにはたまらない映像が見れる
目が冷めたら、医療ポッドの中に閉じ込められている。ずっとコールドスリープだったためか、主人公のリズは、短期的な記憶障害で自分のことがよく思い出せない。物語はこのポッド内で進んでいく。
リサが得ることができる情報は、ポッドに接続されたAIからもたらされる情報と、外部のとの電話から得られる音声だけ。『フォーン・ブース』や『ギルティ』と同じで、音声だけによる情報というのは、想像がかきたてられる。サウンドノベルが好きな自分にとっては期待できるジャンルだ。
コールドスリープされてしまった謎が、徐々にあきらかにされていくが、ミスリードもうまく、結構などんでん返しの結末を見せてくれる。
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