劇場公開日 2021年7月1日

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スーパーノヴァのレビュー・感想・評価

全63件中、41~60件目を表示

4.0愛することは寂しいこと

2022年11月6日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

難しい

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如月十

4.0コリンファレルの声が好き

2022年10月13日
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鑑賞方法:VOD

静かな映画。
尊厳死。いろいろ語りたくなるが、とりあえずコリンファレルが好き。
最後のお髭を綺麗にしたあとの顔がチョーゼツ好き。

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ボケ山田ひろし

4.0なぜこのタイトルを付けたのか。

2022年10月11日
PCから投稿

《天文》超新星◆新星(nova)より大規模な激変星。大質量の恒星が一生の最後に一気に収縮して大爆発を起こす<中略>放出されるエネルギーはすさまじく、太陽が一生の間に放出するエネルギーに匹敵するとされる。また超新星爆発によって水素より重い元素が作られ、宇宙に放出される。
発音sùːpərnóuvə、カナ スーパーノウヴァ、分節super・no・va

だそうです。劇中でタスカ―が女の子にお話しするシーン。秀逸です。

冒頭の暗転から、静かなピアノの単音にストリングスが重なり、ほんの小さな白い点が表れる。
その白い点が少しずつ増えていき、天体だと分かる。真ん中にある小さな白い星が少しずつ少しずつ大きくなる。しかしそれは画面全体からすると、とても小さい。気づくか気づかないか。それがゆっくりと周りにある星より大きくなったかなと思ったところで消えてなくなる。
冒頭からここまで、約2分。
スーパーノヴァという言葉が持つ強さからみれば、
とてもとても静かで長い時間をかけたオープニング。
そして、この静かなスーパーノヴァこそがこの映画を
見事に表している。

ストーリーは実に地味。
ゲイのじいさん二人のロードムービー。
しかし、その地味な旅路の会話やしぐさ、エピソードなど
長い年月をかけ培ったであろう2人の絆が
なんとも素晴らしい。さすが名優。

病気を宣告されてから
君に迷惑をかけてまで生きていられない。
僕の看病のためにピアノを手放すなど耐えられない。
それならば僕は喜んで命を捨てる。
いや、
君といつまでもいることこそが僕の生きがい。
君がいない人生など耐えられない。
それならば僕は喜んでピアノの才能を捨てる。
慈愛に満ちた、激しい感情のぶつかりあい。

そしてラスト。
ピアノの演奏曲エルガーの「愛の挨拶」。
いま一緒にいる人を生涯大切にしたいと
とても強く胸に響いた。

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にゃろめ

4.0静かな良作。

2022年10月5日
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鑑賞方法:VOD

ゆっくりと落ち着いて観られました。
人間関係は複雑ではなくて
実はいたってシンプルだと思う。
無理やり複雑かつ面倒くさくしてるだけだと感じます。
トゥイッチさん、ファースさん
英国俳優さんはカッコいいな。

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けはえ

4.0【”ずっと一緒だ”と彼は言った。人はいつか必ず、地に戻り星になる。けれども、その時に愛した人が傍に居てくれたら、これ以上の幸せは無いと思った作品。観る側に深い余韻を残す、哀しくも美しき作品でもある。】

2022年1月1日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

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NOBU

4.0パートナーを襲った予期せぬ病(超新星爆発)が二人の関係に新しい光(超新星=supernova)を灯らせる愛の物語。幾つになっても新しい星は輝くのだ。

2021年9月11日
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鑑賞方法:映画館
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もーさん

4.0差別や偏見のない理想の世界、幸せな終末。

2021年8月25日
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主演二人の静かな眼差し、ウィットに富んだ会話、心吸い込まれるような湖水地方の風景、どこまでも広がる星空の中、一瞬の煌めきを放ち消えてゆく星。繊細で静謐な描写に浸る幸せを感じさせてくれる良作です。

最も心打たれるのは、ゲイカップルである主人公達をごくごく自然に受け入れ、包み込み、愛し労る周囲の人々の態度。
サムの姪がタスカーから「スーパーノヴァ」の話を聴く場面では、物語の核心とも言える話の内容はもとより、「叔父の男の恋人」という(少なくとも今の日本では)特殊な存在に懐き、尊敬の念すら抱いているような姪っ子ちゃんの眼差しにやられました。
差別や偏見のない、理想の世界がここにあります。

基本的には異性カップルでも成り立つ愛の物語ですが、「子ども」という未来に繋がる存在が介在しない分、今という刹那を慈しみながら生きる二人の姿が心に沁みます。
サムと周囲の人々の愛に包まれて旅立ったタスカーも、彼との愛を胸に生きてゆくサムも、満ち足りた幸せな人生と言えるでしょう。
独り者としては羨ましい限りですが、コリンのお尻を冒頭で拝めた眼福を反芻しつつ(美しい風景より結局これか 笑)生きていきたいと思います。

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ビワハイジ

4.0自分ならどうするか

2021年8月13日
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鑑賞方法:映画館

終始ドラマって感じで多少の効果音以外は湖水地方の美しい風景と渋い男性俳優2人の演技しかない。
長年連れ添ったパートナーが認知症で徐々に自分自身を失っていくのに直面し、彼からの提案でキャンピングカーで旅に出る。認知症に罹っているのは作家タッカー、そのパートナーのサムはピアニスト。お互いこの旅行に思惑を持っていそうな雰囲気が漂う。夫がアルツハイマー、妻が末期ガンのロードムービー「ロング、ロングバケーション」に少し似てるが、こちらは片方は見送るだけの立場でかつ、同性カップル。同性カップルならではの要素はないが、同性だからこその悲しみが伝わってくる。
最後、薬の入った箱を前に、サムが「ずっと一緒だ」と言ったので、こっちも2人で逝っちゃうのかと思ったが、ラストはピアノのリサイタルで終わったので、その選択は取られなかったのだろう。お姉さんの家であれだけ多くの友人に囲まれたのだから、その選択で良かった。
観た人みんなが、自分がサムなら、タスカーならどうするか、考えさせられる作品。
コリン・ファース、最初に見た「アナザーカントリー」は1985年頃?35年以上前か、美青年だったけど今回は優しいクマさんみたいだった。

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ミーノ

4.0難しいなぁ...

2021年8月2日
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鑑賞方法:映画館

「愛しているなら許して欲しい…」って
いちばん難しいやつ。

「ブラックバード」だったり、「痛くない死に方」だったり…
自分の選択肢がそうなのか、
それとも映画業界に尊厳死的なテーマが多くなっているのか、
世の中の風潮なのか…

とにかく難しい問題。
逝く側、遺される側、どちらの気持ちも、現実にそこに在るから。

でも、もし、自分が生きる側なら、やはり、心の辛さを我慢して、
逝く側の思いを尊重するようにしたい。
逆なら自分の気持ちを優先させて欲しい。
日本の法律が許すならだけど…。

盛り上がりは然程ないが、淡々と描くことにより、リアルさが増しているし、
二人の心の繋がりの強さを余白で感じ取れる。
風景も美しく、二人の押さえた演技も素晴らしく、深く心に染みました。

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hkr21

4.0長きにわたって親交のある名優どうしだからこそ表現できたもの

2021年7月28日
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牛津厚信

4.0答えはないけれど

2021年7月17日
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Francis Bebey

4.0愛情の深さは一緒

2021年7月8日
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監督は異性、同性関係なく愛情の深さに変わりはない、ってことを描きたく本作を作ったそうです。
はい、それは静かで美しい映像と共に、十分に描いていたと思います。
主人公のカップルは旅にでています。その道中は、彼らの起伏ありつつも豊かであろう人生をなぞるかのようです。この演出とてもよいです。二人の会話を始め、作る空気感も見事です。さすがの演技力です。

全体的にセリフ少なめ、少ない描写で的確に説明してくれますから、ゆったり静かにクライマックスに向けて、物語が厚く厚くなっていきます。
愛するが故の言葉の数々に、想いの大きさに見てる方はホントに辛いです。頭だけの理解ではどうにもならないことだらけですよね、この世は。

ラストのまとめ方は余韻を楽しめ、、、いや、楽しむではないな。ずっと僕はこのエンディングの解釈について考えてしまってました。作中の二人がとても好きになってしまい、幸せになってほしいなぁって思ったからではないでしょうか?ワンコのルビーも可愛い。

答えは一つじゃない。愛の形の数だけあるんだろうな。

秀作です。

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バリカタ

4.0期待値を上げず自然体で

2021年7月4日
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観るべき映画でした。
人生はほろ苦いからこそ、よくも悪くも面白い!
そんな事を考えながらパートナーのいない私は、自分の行き方を考えてしまったのでした..

余談
某日本映画で同じようなテーマの映画があって、レビューしましたが、国民性なのか曖昧なラストで終わったことは、つくづく残念です。

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ソルト

4.0哀切の物語

2021年7月3日
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ピアニストのサムと作家のタスカーは、長年時間を共にしてきたゲイカップル。タスカーは病のため認知症が進み、いずれはサムのことも忘れてしまうと思い詰めている。
サムの久しぶりの演奏会のため、二人は車で旅をする。途中、サムの実家に立ち寄り、姉夫婦や友人の歓待を受ける。その夜、サムはタスカーが隠していたものを見つけてしまう。

湖水地方の美しい景色を背景に、老境に入った二人の旅を淡々と描くこの映画は、二人の抑えた演技と相俟って切々と感情に訴えかけるものがある。もちろん、愛し合う二人の性別がどのような組み合わせであっても一応は成り立つ物語ではあるのだけど、男同士だからこその哀切を感じさせ、何が起きたのかを思い描かせるラストも含め、余韻の残るいい物語だった。

なお、完全に余談だが、コリン・ファースがヒゲを生やすとああなるというのがちょっと個人的に衝撃だった。

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よしえ

4.0しみる。

2021年7月3日
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主演二人の演技に美しい自然、こころにしみる。相方が生きた記憶をどんどん失くしていったらどうするだろう。家族がいと友がいて人間関係があってこその人生だけど結局決めるのはふたり。思い想われ、そういう人生歩めただけで幸せかも…。

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peanuts

4.0湖水地方の風景と儚くも美しい物語

2021年7月1日
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あさ

4.0スーパーノバのように消えて行った

2021年6月21日
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DOGLOVER AKIKO

4.5コリン・ファレルが顔も含め全く違う感じで、さすが役者。二人の過去は...

2021年12月31日
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コリン・ファレルが顔も含め全く違う感じで、さすが役者。二人の過去はほとんど語られないのに、ふたりの濃密な関係は感じさせる。
普通のカップルなら、情況に任せて、あえて言及しないこれからのことについて、二人は真正面から語り合う。ゲイゆえの向き合い方?
残酷な人の運命。

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Emiri

4.5スーパーノヴァ

2021年7月25日
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三郎

4.5切ないけれど

2021年7月22日
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120本目。
芝居と分かっているけど、日常会話に感じてしまう演技力。
大切な、共有したい思い出も共有できなくなると分かってしまうと切ない気持ちなる。
愛しているからこその覚悟なのか、思いやりなのか、我儘なのかは観る人の自由だとは思うけど、あそこで匂わせているから、切ない気持ちに涙腺がと言いたい所だけど、後ろのオッサンのすすり泣きが気になり、そこまで感情を持っていけなかった。

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ひで
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