ヴォイジャーのレビュー・感想・評価
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好みのお話しではあります
ツッコミを入れようと思えば、色々とできますが、気になるほどではないです。
見終わった後に、制限退場をお願いしますとスクリーンにでてるのに構わず帰ろうとしている人たちがいて、今見た映画の内容覚えてる?ってなった。
想像以上に面白かった!
公開前、ここでの評価が低かったので、見ようか迷ったけど、設定が面白そうだったので、SF好きとしては見逃せないと思い、見にいく事に。
結果、想像以上に面白かった!
公開前の評価って誰がしてるんですかね?
あまり公開前の少数の評価に引っ張られない方がいいなと思いました。
ちゃんと、物語の中に謎が設定されてるし、徐々に乗員の本性が露わになっていく過程もリアル。
あと、リリーローズがいい感じですね!ジョニデとバネッサ・パラディの娘だけあって、さすがのサラブレッド感。
最初に反旗を翻す、主演男子2人の演技もいい感じです。
ストーリーはわりと王道で、こういう映画にありがちな、「そんなのある?」みたいなご都合主義的突っ込みどころもちょいちょいありますが、エンディングも良い終わり方で良かったです。
どっかで聞いた事あんな
低めのハードルで…
コリン・ファレルが好きなので、(そんなに期待せずに)鑑賞。
意外と面白かったです。
出発までの準備期間中、難しそうな数学をお勉強してましたが、それより道徳じゃない??と思ったのは私だけでしょうか?
あに計らんや、早い時点で上層部への不信感から、暴動が起きてしまう。
ブルーと呼ばれる栄養ドリンクの中に、衝動を抑止する物質が含まれることに気付き、ザック達は飲むのを止めます。
ザックは衝動から、目の前のオッパイを鷲掴みにf(^_^;そこから、ハチャメチャとなり、終いには武器を見つけて宇宙船の中なのに
ぶっぱなします(>_<)
宇宙船と潜水艦の中では、よして下さいね。
しかし、かなりの割合で悪いヤツになってました。
あれが人間の元来の姿なのでしょうか?
最後は、暴動収まり、86年経って無事に惑星に到達しましたが、取って付けた様でした。
どうでもいいけど、リリー=ローズ・デップはお父様そっくり。母親のDNAはどこに??
SFなのにテーマは極めて現代的な『蝿の王』ミーツ『ドント・ルック・アップ』
地球温暖化は今も
所詮、アルバトロス配給作品
SFサバイバルものとしてはまあまあだけど思考実験ものとしては薄い
2022年劇場鑑賞76本目。
居住可能な地球以外の惑星にたどり着くまでに86年かかるので、宇宙船で子供作りながら行きますが、普通の人は地球に未練残ってかわいそうなのでそのためだけに人工的に子供作って隔離して育てて宇宙へ打ちあげます、という未来の倫理どうなってんだ、と思うところからスタート、宇宙航行に必要なもの以外の知識は与えられていない子供達が閉鎖空間でどう生きるか、という思考実験のような作品になっています。あることがきっかけで均衡が崩れ、SFサバイバルみたいな感じになっていくのですが、まずここまで人間って堕ちてしまうものなのか、ということと、そもそもの発端を考えると「暴力的や性的な映像作品は有害である」という狂った主張を後押ししてしまっていて、この映画も当然そういった内容なので純真な子供は見ちゃいけません。ってなっちゃいますよ?
後パンフレットないのでマイナス0.5。
3世代に続く宇宙物語
【”悪人正機””隔絶した宇宙船の中、世間を知らない僕らは秩序を乱した結果、人間の根源的な悪性、支配欲の醜さを経験、理解し、克服し、新たな土地を目指した・・。”今の人類に明日はあるのかな・・。】
ー ”何で、コールド・スリープ状態にして、新たな土地を目指さなかったの?”
”それはね、「パッセンジャー」と同じ設定になってしまうからだよ・・”
等と、脳内の片隅で考えつつ、リリー=ローズ・デップを愛でるために鑑賞。ー
◆感想
・”ブルー”と呼ばれる欲望抑止剤を飲むことを拒否し、リーダーに選ばれたクリストファー(タイ・シェリダン)に敵意を剥き出しにするザックを演じたフィン・ホワイトヘッドの口を歪めた悪性を前面に出した表情と破壊行為が、「時計仕掛けのオレンジ」のアレックスの行為と重なって見えてしまった。
- フィン・ホワイトヘッドは、「ダンケルク」でCNに抜擢され、最近では「ゴヤの名画と優しい泥棒」での優しい表情の息子を好演していたが、こんな役もこなすんだねえ。-
・全編、宇宙船内と一部宇宙でのシーンなので、変化に乏しい感はあり、又、キャストもコリン・ファレルは別格として、若手俳優多数であったので、演技に関してはやや粗い面があったかもしれない。
・だが、今作が前面に出して描いた無垢なる子供たちが成長し、人間の悪性、支配欲が台頭してきた時に、どの様な状況が訪れるのか・・、という点にフォーカスして作品作りをした点は成功していると思う。
・彼らの監視役であり、世話役だったリチャード(コリン・ファレル)を、”エイリアンの仕業”であるとして、船外作業をしている時に感電死させたザックの悪辣な表情は忘れ難い。
人間の悪性が前面に出ているからである。
ー 宇宙船に乗り込んだ子供たち30名は、全員が体外受精で生を受け、純粋培養で育ってきたのであるから、”ブルー”と呼ばれる欲望抑止剤は隔絶した宇宙船内で育った彼らには、必要だったのである。でないと、”衆生は、善悪の判断も出来ない根源的悪人”になってしまうという、ペシミスティックな考え方が今作の根底にはある。ー
<それにしても、精子、卵子によってあれだけ違う人間が出来る不思議さ。善性が勝った人間に育ったのは、クリストファーやセラ(リリー=ローズ・デップ)達少数で、多くの若者は悪性に染まったザックの側に就くシーンは、少し気が重くなったなあ。
故に、彼らがザックが宇宙空間に放逐された後、再び秩序を取り戻し、白髪になった彼らが新しき星を宇宙船の窓から眺めるシーンは感慨深いモノがあった作品である。>
86年長過ぎる!
予想通り
予告編を見た時から、「俳優陣が豪華だから一般公開されたけど、絶対、『未体験ゾーンの映画たち』枠だよな、脚本は」と予想しながら向かいました。
果たしてその通りで、どこかで観たような安易な展開。
『蠅の王』『パッセンジャー』『スターシップ9』などが頭をよぎり。
どうせ、欲望の抑制が効かなくなった暴行・殺人・恐怖による支配・分断に走る独裁者タイプと、理性をもって話し合いで事を進める民主的指導者タイプの二派に分かれて争うんでしょ?
って思った通りに話が進行します。
とにかく、5分おきに湧き上がるたくさんのツッコミどころ。
宇宙に関する表現は間違いだらけ、『ライフ』を思い出した杜撰な科学考証。
『冷たい方程式』すら無駄にする空気・水・食糧問題のスルーぶり。
人間が通れる排気ダクトが宇宙船内に張りめぐらされている宇宙船って何よ。
呆れてしましましたが、同時に望んだとおりのB級感が満載で、それなりに満足しました。
学級崩壊スペース中2病サスペンス
地球温暖化で飢餓に陥った地球から、移住できそうな惑星を探査する為に片道86年の旅に出た宇宙船内で起きるカオスのお話。
2063年に発見された水と大気のある星への探査計画の為に生み出された30人の子供たちと、指揮官を乗せた船が航行を開始して10年後、青年になった子供たちが衝動を抑制する薬を投与されていたことに気付き、薬を飲まなくなったことで変化して行くストーリー。
今まで皆無だった欲望という感情が突然生まれることは現実には無い訳で、そこにリアルがとか言うつもりはないけれど、あまりにも都合が良かったり、わかりやす過ぎたりというところはちょっと気になったし、落ちも含め1歩先の展開が読めるところが多かった印象。
しかしながら、ある意味実世界の縮図とも見える様なところはなかなか良かった。
惑星到着まで86年。 乗員は30人の子供たち。 出発してから10年...
父はジョニデ、娘はリロデ?
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