劇場公開日 2021年9月23日

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「色んな意味でショックを受けた」MINAMATA ミナマタ 悠々同盟さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5色んな意味でショックを受けた

2021年9月27日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

昭和四十年台生まれの私は
小学校の時に
社会の授業でだったか水俣病とかいたいいたい病を習いましたが
怖かった記憶が蘇りました。

正直な話し
あの当時は今より差別が当たり前のようにあって
それは身体障害者に向けても。
なので水俣病の方たちの写真に衝撃をうけてしまった記憶が蘇り
あの当時は自分もかなりの無知で
学校の先生が相当な日教組よりの思考の持ち主で
偏見教育をうけてきたことも
色んな意味でショックだ。

ちょっと小学校教育に話がそれたが
障害者に対しての差別が根深くあった時代
家族にいたら隠すように暮らしたりしていた。
なので、家族の写真を撮られる事はとても勇気のある事だっただろうし
実際、水俣病に認定される前はかなり差別されただろう。

それにも戦いながら
チッソの会社とも戦い
その姿に震えが止まらなかった。

かなり心にささりすぎる
映画の内容でした。

それでもいまも世界のどこかで起こっている。
弱きものは弱いままなのか。
考えさせられる

悠々同盟
琥珀糖さんのコメント
2023年3月3日

悠々同盟さん

こんにちは。
共感ありがとうございます。
心に刺さる映画でしたね。
水俣病も、もうとっくに解決しているのだとばかり思っていました。
裁判が終わっても、患者さんと言うか苦しんでいる方は、
3万人・・・ぐらいいらっしゃるとか・・・。
ぜんぜん終わってないんですね。

日教組と言えば高校の3年間ずっとの担任が、だったらしかったのですが、
教室では何ひとつ言いませんでした。
(街宣車でマイク握ってたそうです。)
クラスメートで誰ひとり担任を好きな人はいなかったし、
愛された記憶はまったくありません。
それで世の中を変えてどうするんだろうと、疑問でしたよ。

琥珀糖