「秀作でもなければ凡作でもない。せいぜい佳作といったところか?」MINAMATA ミナマタ いなかひとさんの映画レビュー(感想・評価)
秀作でもなければ凡作でもない。せいぜい佳作といったところか?
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仕事にも家庭にも行き詰まった有名な写真家ユージン・スミスが再び再生する物語だ。アルコールが手放せない主人公が、再び写真に情熱を取り戻す肝心な場面が良く描かれていない。水俣病患者の若者に写真の手ほどきをすることで意欲を取り戻すみたいだが、そこをもっと描がいて欲しかった。
チッソ会社の社長を演ずる國村隼が、口には出せない苦悩を出して、好感が持てた。
スミス渾身の1枚の写真は、イエス・キリストを抱く聖母マリアのアングルを使っている。
キリスト教徒にとっては、衝撃の写真だ。
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