「少しモヤモヤ(ネタバレ有り)」映画 五等分の花嫁 田中さんの映画レビュー(感想・評価)
少しモヤモヤ(ネタバレ有り)
「いや、なんでミクじゃないの?」ってなっちゃったな…
一番最初にフータローの虜になり、フータローを常に心配し、フータローに認められたいがために一生懸命勉強したり、フータローのために料理を学んだりなど、結ばれる要素がたくさん揃ってた。ミクのパンを食べたフータローが“母親のパンの味”を思い出したところで「決まったな」と確信したんだけどな…お兄さんガッカリ。
アニメ派の私は劇場版を視聴する前に誰が花嫁になるかを考えた。
まず五月は、姉妹の中でフータローに対する熱量が一番低く感じられたので五月エンドはないなと思った。
ニノは払いのけていたフータローと徐々に打ち解けていく過程がgood。フータローの魅力に気付いたニノが店で想いを伝えたところで「ツンデレ最高!ニノも頑張れ!」となるも“デレ”の割合が多めになったあたりで「ニノはちょっと違うな」となった。
一花は修学旅行で信頼を失ったところで「一花、脱落か…」となったが、映画村で一花がほっぺにキスしたあとに言った「全部ウソだよ」にフータローが「全部って…?」と引っかかったところに可能性を感じた。
アニメ版だとこのあとに新郎新婦の姿が映り、「実は旅行にいったとき、二人はすでに…」と文字が現れ、旅行時の場面に切り替わり、フータローと姉妹の誰かとのキスシーンが描かれる。仮にこのキスしてきた子が「一花」だった場合、フータローが「全部…?」と引っかかるのに納得が出来る。「あの時のキスも“からかい”だったのか?」みたいな。このことから私は「一花もあるぞ」と考えた。
四葉は「フータローの初恋相手(正確に言うと“一番好きになった人物”で、真の初恋相手は竹林)」という強力なカードをもっているので結ばれてもおかしくないなと思った。
が、事なかれ主義の四葉よりも積極的に行動してるミクのほうが分があるように感じたので、「候補に入るが、微妙なところ」という形でまとめた。
このような具合で「ミク」「四葉」「一花」の誰かが結ばれるだろうなと考えてた。
答えが「四葉」と分かったとき「まあ、初恋相手と結ばれるオチが物語的にキレイか」と理解しようとしたが「いや、やっぱり四葉じゃなくね?」と家で一人モヤモヤしていた。
みなさんは四葉エンドについてどうお考えですかね…?
※うまくまとめることができませんでしたが、
「少しモヤモヤしているんだな」ということが伝われば幸いです。
〜さらに続き〜
途中から大きく成長した三玖は、ストーリー中盤まで本命かなと思いましたよ。でもその後は失敗しない自立したキャラになっていて、守ってあげたい度がなくなってしまいましたね。まあでも5人とも非常に魅力的で泣かされました。( ; ; )
原作の方はより絵が綺麗で良いらしいので、今度、チャレンジしたいと思います。^ ^
→続き→ 幼少期に一番最初に5つ子から抜け出そうと暴走、挫折、自分に自信がないから八方美人に、
まっすぐでおっちょこちょいでよく失敗してしまう、健気だけど、変に頑固なところもあり、頭は良くないけど一生懸命、、失敗して落ち込む事が多いところに共感出来るし、守ってあげたいと思うのではないでしょうか。^ ^
でも最初のきっかけから純愛を貫いてる感じが一番の理由なのかなとは思いました。f^_^;
率直なコメント興味深いです。実は原作、アニメ何も知らずに友人のオススメだけで見ましたが、見た目の美少女キャラとは違い、非常に複雑な性格付けやイベントで、5人それぞれが多面的で魅力的になっており、非常に驚きました。∑(゚Д゚)
これ2時間で纏めるのはすごいと思います。f^_^;
映画は四葉推しのストーリーになっており納得出来ました。最初の出会いで風太郎が変わるきっかけになっていたことと、、続く、、
~二乃について追記~
フータローを遠ざけて姉妹を守ろうとする序盤の描写を見て、「二乃は五つ子の中で姉妹に対する思いが一番強いな」と感じたことから、「最終的には自分の思いよりも姉妹の思いを優先し、フータロー争奪戦から一歩引いた行動を取るだろう」と考えたので、二乃は花嫁候補に入れませんでした。
アニメのみの方はやっぱりモヤッとする映画だと思います…。
風太郎にとって、家庭教師を始めた際、自分や姉妹のために最初に協力的に間に入ってくれた四葉がいたから家庭教師を続けられたという存在なんだと思ってます。序盤は4人とも自分勝手で勉強なんて教わりたくないという感じでしたから。
またメタ的に言えば四葉だけネガティブな内面・設定をもっていて、結ばれないと可哀想です^^;
凄く正直なレビューで好きでした。
私の意見としては、まず「誰が幸せになってくれても良い」という大前提があって、その上で四葉というのは、まぁ妥当かなと思いました。先の方のコメントでもあった通り、風太郎が最後まで京都であった子が誰なのかはわかっていないというのは単なる最初の恋を貫いた話になっていなくて良かったと思っています。
自分のレビューでは言ってないんですけど、二乃推しです。ただ、第2期観た段階で「あ、絶対ないな」と思ってました。と言いつつ、最後まで応援して願ってはいましたが。
少しにわかラップ的に感情的反論を返すのであれば、二乃は一番最初に告白したキャラ、つまり風太郎に最初に恋を意識させたという第一印象は超絶大、恋人としては二乃しかありえませんヨー!勉強を最初から一緒にとか友達でもできるんで、イコール恋ではないんですヨー。チェケラ(とってつけ)
という感じで、おそらくいくらでも戦争はできてしまうんでしょうが、これは永遠に終わらないので、別の方向から話をします。
私が「二乃ではないな」、と確信したのは第2期の温泉旅行から帰る前にやってしまったキスイベントです。「やってしまった」というのは、私はあれはやらない方が良かったと思ってるからです。ちなみにあれがあるお陰で、2期終了段階で上3人はないと思っていました。
まず、一花。一花は時系列的には後の事になってしまうのですが、修学旅行のなりすましで大失敗してるキャラクターなので、あのキスイベントを曇りなく肯定的に描きたいと考えるなら、ありえないんです。まぁ、「でもやるんだよ!」精神があるなら、大穴として可能性があっても良いですが。
次に二乃。これは絶対にありえないんです。なぜなら、そういう戦い方を彼女は絶対しないからです。本当にやらないでほしかった...。
最後に三玖。これは正に直前のイベントがあるからです。さっき見分けられたのに、キスの時見分けられないは展開的になしだと思います。
私の考えとしてはこんな感じでしたね。ちなみに、三玖でしたら、第5巻でアニメになってないエピソードがあるのですが、凄く可愛いのでオススメです。
あんどーさん、コメントありがとうございます。
そうなんです。二回同じ人を好きになるのは確かに華麗な終わり方なんです。ただ、フータローは四葉のどんな部分に魅力を感じたのか、それはどこの場面で感じたのか、といったことが“具体的”に描かれていないのが悔しいのです。
フータローの「お前(四葉)がいなかったらつまづいてた」というのは「常に協力的な姿勢に惹かれた」という解釈でいいと思うのですが、ミクも序盤から協力的(最初の数日は除く)だったことを考えると、総合的にミクのほうが勝る気がするんですけどね…
アニメ化にあたり、カットされてしまったエピソードがあるので、漫画を読んでみたら納得できるのではないでしょうか。
風太郎は、昔京都で会った人が四葉だと気付いてなさそうなんで、京都の子と関係なく四葉を好きになったってことですよね。
二度同じ人を好きになるってとてもロマンチックじゃないですか??と私は思ってます。