ミラクルシティコザのレビュー・感想・評価
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バンドやってうまかったらモテるのは間違いない
バンドをやっているって得だな~って思います。さらにボーカルやってめっちゃ歌がうまかったらそれだけで異性の関心もっていかれます。モテたいからバンドをやるってのは動機としてはもっとも強烈で突き動かすものとは思うけれど、技術や才能が伴わないとやっぱり現実的にはモテないままと思うので、やっぱり、音楽がデキるっていいなって思います。
その意味では、桐谷健太のバンドで歌うシーンをみたさに観たようなもので、やはり、かっこよいです。歌声も感情がみなぎってて、バックの音もいいし、最高のシーンです。思うに、映画でバンドのシーンが流れたり、弾き語りが流れたりって、かなり相性いいですよね。それまでの物語があって、そこにバンドのシーンと映画館ならではの音響が重なるんですから。
ストーリの脚本構成は少々中だるみあって、せっかく世代が入替っているのに、その効果が出るシーンまでが少々長すぎなような感覚がしました。沖縄出身の監督だけあって、沖縄の描き方にはなにか故郷を描いているような愛情を感じました。ともかく、バンドシーンはよかったので、満足です。サントラ、買ってみたくなりました。
感情が揺さぶられる良作
コメディータッチでありながら、涙あり感動ありの作品です。
かっこいい沖縄のロックと悲しい沖縄の歴史が入り混ざり、
あの美しい海からは想像も出来ない悲劇があったことを決して忘れてはいけないと思い知らせてくれます。
全世代の人に見て頂きたい素晴らしい映画だと思います。
沖縄映画の異色作!!
南の島にある優しい空気感、青い海、優しいおばぁのイメージがあるステレオタイプな沖縄映画ではなく、多くの人種が混在したアンダーグラウンド感のある町並み、ベトナム特需で湧くライブハウス、一見浮浪者に見えるおじぃ等、今までに見たことがない沖縄映画になっていました。
特に70年代のコザロックという他に類をみない焦点は沖縄に興味があまり無くても音楽に興味のある方には是非お薦めしたいと思います。
沖縄に住んでいる人間にしか描けない作品なのに、既存の沖縄映画とは全く違う
沖縄で初日に鑑賞しました!
僕自身が沖縄に住んでいる事もあって、沖縄で撮影した映画を見る機会は多いのですが、この映画に関しては今までの沖縄映画では感じられなかった気持ちになりました。
勿論今までの沖縄映画(ナビィの恋や涙そうそうなど)も素晴らしいですが、本作では、沖縄の良い印象の部分だけでなく、暗い過去、現在の部分にも触れ、沖縄に住んでいる僕でも、もう一度沖縄について考えたくなる内容でした。
あと、年がいってもロックやっている方々はやっぱりカッコイイ!
沖縄の悲喜交交な歴史を笑いと音楽で
試写会で拝見。
音楽とエネルギーが溢れるフィルムでよかった。
物語的には、沖縄返還50周年に相応しい「歴史」を感じさせてくれました。
面白くもあり、悲しくもあり、いろんな感情が込められた作品でした。
桐谷健太って、整ったハンサムなのにコメディ演技が上手いのはズルいな。
それと、コザ暴動をあらかじめwikiでもなんでも調べておいた方が楽しめるかも。
私はたまたまNHKBSか何かのドキュメンタリーを観たことがあったからわかったけど、多少の説明セリフ(しかも沖縄の方言で聞き取りにくい)以外ないため、沖縄の人以外は背景がわかんない可能性があるんじゃないかと。
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