「【”沖縄、コザのロック魂は、永遠に・・・。”沖縄県民が長年抱える米軍基地問題をベースに、前半コミカルに、後半はコザのロックンロールが染み渡る作品。桐谷健太の魅力全開作でもある。】」ミラクルシティコザ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”沖縄、コザのロック魂は、永遠に・・・。”沖縄県民が長年抱える米軍基地問題をベースに、前半コミカルに、後半はコザのロックンロールが染み渡る作品。桐谷健太の魅力全開作でもある。】
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ー 沖縄の諸問題は、流石に知識としては知っていたが、コザにあんなに格好良い(しかも、現役!)ロックバンドがある事を初めて知った作品。-
◆感想
・前半は、ショータと、彼の変人お爺さんハルとの50年を超えた、入れ替わりタイムスリップのドタバタ劇を楽しく鑑賞。
・特に、桐谷健太の1970年代のハルを演じたイケてるロックンローラーの演技と、現代からタイムスリップしてきたショータのナヨナヨ演技のギャップが流石である。
・後半は、沖縄県民が長年抱えて来た米軍基地問題と、何時ベトナムに赴任するか分からない日系アメリカ兵の悩む姿に魅入られる。
- 少し、脚本が粗い部分もあるが、気にせずに鑑賞。
1970年代のコザのロックンロールを堪能する。
ショータのラップは、米兵たちには受け入れられなかったけれど・・。-
<フライヤーを見ると、2022年は沖縄日本復帰50周年だそうである。
だが、現実は沖縄には今でも、米軍基地が厳然と存在し、ウチナンチューとの溝が無くなったとは、とても言えない状況が続いている。
今作は、そのような沖縄市、コザの人達の様々な想いを、格好良いロックに乗せて描いた作品である。
劇中、数曲披露される、現役ロックバンド“紫”の曲は、格好良かったなあ・・。
コザのロック魂は、永遠に続くのである。>
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