劇場公開日 2021年6月4日

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「疲れた」コンティニュー としちゃん(≧∇≦)さんの映画レビュー(感想・評価)

1.0 疲れた

2025年10月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

まず正直に言うと「なんだったんだろう…?」というモヤモヤが残った。
元デルタフォースの男が、毎日同じ日に殺され続ける“死のループ”に閉じ込められていて、そのループを抜け出そうと奮闘する――という設定自体は面白い。だけど、観ているうちに「なぜ彼は生き返るのか」「“オシリス・スピンドル”って何?」「結局、核兵器みたいなものなの?」と、疑問ばかりが積み重なっていく。

序盤はまるでゲームのリスポーンみたいでテンポが良く、アクションシーンも勢いがある。暗殺者たちとの戦闘や、何百回も死にながら少しずつコツを掴んでいく描写には“ループ物特有の中毒感”もあった。
でも、物語が進むにつれてSF設定が絡んできて、家族のドラマや時間装置の話、陰謀などが次々出てきて…気づけば頭が追いつかない。終盤も、スッキリするどころか「これで終わり?」と肩すかしを食らう感じ。

映像や演出は派手で、俳優陣も豪華。フランク・グリロのハードボイルドな存在感や、ナオミ・ワッツの知的な雰囲気も良かった。ただ、肝心の物語の“軸”が見えづらく、感情的なカタルシスには届かなかった印象。
「タイムループを抜け出す=人生のやり直し」みたいなテーマを感じさせたいんだろうけど、全体としてはアイデアの面白さだけが先行して、ラストまでの説得力が弱い。

結論としては、アクションと映像の勢いで最後まで見せるタイプの映画。
でも見終わったあとの“理解より疲労”が勝ってしまって、すっきりしない。
「もう一度見たら分かるかも」と思いつつも、正直もう一回観たいとは思わなかった。

としちゃん(≧∇≦)
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