「才能のなさを、やる気で埋める頑張り屋」コンティニュー shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
才能のなさを、やる気で埋める頑張り屋
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映画「コンティニュー」(ジョー・カーナハン監督)から。
名優が顔を揃えたわりには、もう一つパッとしない。
同じ1日を、生と死のループを繰り返し、無限に生きている、
その設定が理解しにくいのもあるが、何度も何度も、
同じ映像の使い回しをしているようで、途中で飽きてしまった。
作品と関係ないが、悪役のボスがこんな台詞を部下に言う。
「どうも気に入らないな。ある種の特徴が考えるうかがえる」
「どんな特徴?」
「才能のなさを、やる気で埋める頑張り屋。
幼い頃からそんな奴が嫌いだ」と。
才能って、自分が一番気付いているはずなのに、
それを悟られないように、元気に「平気です」と頑張り、
そして、最後は自分で責任がとれず、周りに迷惑をかける人。
自分の才能のなさを自覚したら、あまり頑張らず、
才能ある人たちの和をかき乱さないことに意識を向けたい。
フレーズとしてインパクトがあったのは「私は観音、観音が成敗」。
この意味もよくわからなかったけれど、何度も繰り返されて、
耳に残ってしまった。(笑)
ちなみに予告編では「私は観音、観音がロイを成敗」の字幕。
この違いも、よくわからなかったなぁ。
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