決戦は日曜日のレビュー・感想・評価
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選挙の裏側よくわかり
へぇーつて。 そうなってるんだ! 宮沢りえ適役。 コメディかと思いきや 続編見たい☆彡 水曜日ということもあり、ほぼ満席。 最後によくわからないが、何かトラブルとの事 招待券もらって帰ってきました!!
宮沢りえに一票
宮沢りえ演じる川島有美は、バカ娘二世候補なんだけど、めちゃくちゃ政治家に向いているよね。劇中でも言われていたけど。 言語明瞭で前向きなことバンバン言うから、地盤があれば普通に当選しちゃうよね。バカ娘が、馬鹿の勢いで旋風を起こすコメディーかと思っていたが、後半はちょっとモードチェンジ。 わがままし放題のバカ娘に育てておきながら、今更それを言うんかい。なんてツッコミたくなった。 そこそこ楽しかったが、もっとブラックさがあってもよかった。
窪田正孝の「すみません」・・☆
政治コメディー??なのかな・・正直、何だか目指すところがよくわからない映画。 でも、フィクションとはいえ、TVのニュースで見るあるある!と思えるエピソードが 満載。 物語は、病気で倒れた父親の地盤を無理やり継がされる娘を宮沢りえが演じ、 それを取り巻く秘書達が右往左往する。 宮沢りえはいささかオーバーアクション。 窪田正孝が、秘書の一人をピッタリの感じでやっている。 謝り方が何とも良くて、彼はこの作品の中でいったい何回「すみません!」と いうのだろう・・と数を数えたくなった。 秘書のボスのような小市慢太郎や後援会のジイサマ達などとのやり取りは 笑えるものだが、実際にこれに近い状況が日本の政治かと思うと情けなくもある。 小粒ながら、面白い映画かもしれないけど、観客も日曜日にしては少なく、 日本では難しい領域になるのでは・・。
なんだかなー
なんか全体的にもったいない 前半の「こんなもんですから」と一歩引いた感じが良かったのに… キャストも悪くないのに… なぜこの時期にそしてどこに向けて制作されたのか…タイトルも安易やし、番宣もあまりなかったようだし、なんだかほんまもったいない…
政治をモチーフにしたコメディー
概ね予告編どおりに展開していき嫌な気分になることもなく終始安心して観賞。選挙活動のグレーな部分や女性候補が少ない等の問題に切り込んで行くものかと思ったが特に深く風刺することもなくほぼコメディーでほのぼのした内容でした。これはこれでなかなか面白かった! 宮沢りえさんのはじめはお高くとまった勘違いキャラっぽいところから徐々に親近感を持てるようになるまで観客を引き付ける存在・演技が素晴らしかった。
決戦という感じでは無いかも
大物議員の父が衆院選前に倒れ、突然後継者に祭り上げられた娘有美(宮沢りえ)。バカ娘と陰口をたたかれながらも素人の強みで、政治の常識にとらわれない選挙運動を行います。さて結末は・・・ あれ、内田滋(しげ)さんどこに出てたっけ、と思ったら、女性秘書役の内田慈(ちか)さんでした、やれやれ。 宮沢りえさんが、世間知らずの二世議員候補の役を上手くこなしていました。赤い衣装もキマってます。 映画はコメディタッチですが、あっさりした印象です。コテコテのドタバタ喜劇もうんざりですが、本作は少々物足りない。それは主演が秘書役の窪田正孝さんだからでしょう。窪田さんはキレイすぎて胡散臭いと思うのは私だけ?仕事をテキパキこなす有能な秘書なんですが、描写が弱すぎて秘書になった背景も感じさせないので、あまりやる気が無い人に見えてしまいます。実は裏で支援者を喰っている(それは別の映画!)とか、事務所の金を持ち逃げとかしないかなーと密かに期待してしまいました。 議員(候補者)個人の思いとは関係なく物事が進んでいく皮肉を描きますが、事務所の他のスタッフが有美をほったらかし過ぎなのが違和感でした。赤楚衛二さんは良いアクセントになっています。 宮沢さんがとても良かったんですが、主演二人はむしろ巨大企業の社長令嬢と秘書の方が似合う気がします。あくまで政治ネタで行くなら、宮沢さんが主演で秘書は三浦貴大さんなんてどうでしょう。 あるいは、窪田さんがKYのボンボン候補で、宮沢さんが敏腕秘書というのもありかも。 話はそれますが、やっぱりドリカムの「決戦は金曜日」を思い出します。あの歌のフェイクの部分、 ♪ライララライララ~のように聞こえますが、実際は♪ナイアガナ(×8回)ナ~イ!だそうです。一度カラオケで歌ってみたいですが、まだ実現していません。
大人の事情
政治の世界は大人の事情で成立している最たるモノですね。そこに純粋な人が入ってきたら、それは浮くでしょう。宮沢りえさんの役どころは、最初ウザかったですが、途中から可哀想になりました。全体的には面白かったし、普段は見ることのできない政治の世界のやりとりが見られて勉強になりました。
四畳半政治ものがたり
名付けるなら「四畳半政治ものがたり」 日本界の政治と言われる場は、職場にだってあるわけだが、事件が起きたとしても、その対処を速やかに行うことが「THE 政治」と、本作は伝える。 それが大人の世界。その四畳半の世界で一喜一憂する姿が当たり前過ぎて、全編通して失笑なのだ。 これは選挙の映画でも政界の映画でもない。日本界の人の哀れだ。
続編があったら観てみたい
起承転結のはっきりした作品である。窪田正孝が演じた主人公谷村が勤める静かな議員事務所に、病気で倒れた川島議員の後継者として川島議員の娘が登場するが、宮沢りえ演じる川島有美は、更年期くらいと思しきその年齢にも関わらず、自分が衆院選の候補者であることの意味も何も解っていない。おまけにお嬢様育ちの高慢で自信過剰の性格が、頭を下げ続けなければならない候補者の立場と相容れず、谷村たちを困らせる。そして非常識と勉強不足が掛け算となって、言うべき場所で言うべきことを言わず、言うべきでない場所で言うべきでない言葉を大声で言い放つ。 このあたりが起承転結の「起」で、観客としてはかなり笑える。コメディは基本的に反骨精神を軸にするものだ。権威や権力者、金持ちなどをコケにするから庶民が笑えるのである。弱い人を笑うのはいじめであり、笑えないし、弱い者いじめはコメディではない。最も笑えるシーンは記者会見で「各々」が読めないところで、列席した記者からも笑われる。そういえば「云々」を読めずに「でんでん」と言ってしまった暗愚の宰相がいた。脚本を書いた坂下雄一郎監督にもその記憶はあっただろうし、むしろ元首相のバカさ加減を嘲笑する意味合いの台詞だと思う。朗々と読み上げる宮沢りえの演技が見事だった。コメディエンヌもいけるのだ。 起承転結の「承」は、谷村たち政治秘書によって既存の型に嵌められたり、後援会の老人たちや地方議員たちからチクチクと叱られたりするのが我慢ならない有美が、何度も反旗を翻すところである。頭の悪さに反比例するようなプライドの高さも、どこぞの暗愚の宰相にそっくりである。ここまでは素直に笑って鑑賞できた。 起承転結の「転」のきっかけとなるコーヒーマシンのシーンは比喩に満ちていて、谷村の繊細な表情の変化は、演技派俳優である窪田正孝の真骨頂だ。コーヒーマシンが古くなってカスやカビやその他の不純物が詰まっていては、どんなにいいコーヒー豆を入れても、出るのはドブ臭い液体である。プライドは高くても、純粋培養されたお嬢様には、不純物のない善意がある。コーヒーをドブ臭くしているのは、むしろ自分たちではないか。 話はここからが見どころで、谷村と有美の謀略が悉く裏目に出る。まるで「トムとジェリー」のアニメのようだ。SNSが選挙戦を左右するのはもちろん、隠しカメラや隠しSDカードまで登場する。2017年の衆院選で自民党が大勝した理由のひとつとなった北朝鮮情勢も見逃さない。そういえば、その年の夏に、ミサイル発射!というアラートがテレビを占拠したことがあった。あれはいくらなんでも自民党のやりすぎだと思ったのだが、選挙で大勝したところを見ると、それなりの効果があったのだろう。有権者もアホである。 起承転結の「結」が比喩的であり過ぎて、インパクトに欠けているが、もしかしたら続編を意識しているのかもしれない。続編があったらこんな感じだろう。非常識で低能だが、純粋培養でプライドだけは高く、決してくじけないお嬢様育ちのおばさんが国会に乗り込む。不純物のない善意は空回りの連続で、与党からも野党からも国民からも馬鹿にされるが、谷村のアイデアと根回しでいつの間にか・・・というストーリーだ。見てみたい気もする。
予告編にちょっと騙された?いい意味で
政治家や選挙戦に関するダークコメディだったが 決して重い訳ではなく笑い飛ばす感じで弾けていた。 面白かった! 政治家の秘書の皆さんお疲れさまです。遠からずノンフィクション感があり政治の闇(病み)を見た感がありました。 政治不信を感じている方には必見かも知れません。 4
全編を通して、少し熱量が足りない印象
「記憶にございません」の様な大爆笑が起こるでもない、過剰に笑いを誘わず、ひたすら苦笑の連続でした。 ちょっと物足りないなと感じましたが、逆に、そのような様がリアルさを感じます。 こういう複雑で地味なところが政治であり、無党派層に見向きもされない今の国家が形成されているのだなと思った。
爽快さが欲しかった。「変わらなさ」だけがある。
ポスターの「ポリティカル・コメディ」の文字に、コメディ好きとして笑えることを期待して観に行った。 まず、宮沢りえ演じる川島有美がどんな人生を歩んできたのかが今イチわからないまま進む。なので、そのうち解き明かされるのかと思いながら観ていたが、特にそのような展開は何も無い。 バリキャリなのか世間知らずなのかも中途半端。 ただただ、「議員秘書というお仕事のあるある」は秘書目線で羅列で見せてくる。 そして窪田正孝演じる議員秘書の人物像もよくわからない。今のようなスタンスになった経緯があるはずなのに。 シニア世代の「変わらなさ」は充分突きつけられたが、それを受けてじゃあどうするのか?どうなるか?に、夢物語っぽくなったとしても爽快感が欲しかったです。 ほんとに最初からこの台本だったのでしょうか…?もう少し深く描こうとして何かNGになって薄まったのだと思いたいです。
監督と出演者に拍手!
日本没落の核心をギリギリのラインで踏みとどまりながらコメディに仕上げた、本当は笑ってられない、でも劇場では大いに笑える映画でした。 宮沢りえの屋上での抗議は、マジの監督の主張なのだと思います でもこれを周りの出演者の演技で、コメディにしてしまったのは、笑いながら身につまされました この映画はコメディですが、下手なサスペンス映画以上に、怖さを感じました。 笑っているのは今のうち 何もしなければ現実の日本はパニック映画にもなりえるのだと・・・ ぜひ見てほしい映画ですが、たぶんメディアは忖度して程々にしか宣伝しないかも ギリギリのラインを狙った監督に改めて拍手です
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