劇場公開日 2022年1月7日

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「爽快さが欲しかった。「変わらなさ」だけがある。」決戦は日曜日 さとみさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0爽快さが欲しかった。「変わらなさ」だけがある。

2022年1月10日
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ポスターの「ポリティカル・コメディ」の文字に、コメディ好きとして笑えることを期待して観に行った。

まず、宮沢りえ演じる川島有美がどんな人生を歩んできたのかが今イチわからないまま進む。なので、そのうち解き明かされるのかと思いながら観ていたが、特にそのような展開は何も無い。
バリキャリなのか世間知らずなのかも中途半端。
ただただ、「議員秘書というお仕事のあるある」は秘書目線で羅列で見せてくる。

そして窪田正孝演じる議員秘書の人物像もよくわからない。今のようなスタンスになった経緯があるはずなのに。

シニア世代の「変わらなさ」は充分突きつけられたが、それを受けてじゃあどうするのか?どうなるか?に、夢物語っぽくなったとしても爽快感が欲しかったです。

ほんとに最初からこの台本だったのでしょうか…?もう少し深く描こうとして何かNGになって薄まったのだと思いたいです。

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さとみ