「赤い服の川島ゆみ(宮沢りえ)のキャラクターがとても良い」決戦は日曜日 Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
赤い服の川島ゆみ(宮沢りえ)のキャラクターがとても良い
宮沢りえさん出演作『ぼくらの七日間戦争』は、勝てそうもない相手と戦う話だったし、『紙の月』の主人公(宮沢りえ)はルールよりも自分の信念を貫いた話だった。そして『湯を沸かすほどの熱い愛』の主人公(宮沢りえ)は、残り少ない寿命に抗いながら命を燃やし尽くす話だったので、以上三作品における宮沢りえさんが演じる人物は、社会の常識よりも自分に正直に生きることを優先するという共通点がある。
今作は“大人の事情”をコミカルに描いており、川島の秘書である谷村(窪田正孝)の心情もわかりやすく、選挙や政治家を扱っているわりには難しくない作品で楽しめた。
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