「時事ネタふんだん」ロックダウン Ezy Ryderさんの映画レビュー(感想・評価)
時事ネタふんだん
Wiki読むと、今作の撮影は「コロナ禍」で、結構難航したみたいらしく、その原因の「パンデミック」が題材のベースやったり、スマホやら、アプリやらの、現代のテクノロジー、ついでにポリコレの話題が、ストーリーに取り入れられてたりと、色々と時代性にヴィヴィッドな辺り、結構、意欲作。
ただまあ、作品における「時代性の反映」が「筋に必然性を持たせてたか?」というと、必ずしもそうでもなく、ストーリー自体は、これまでにあった泥棒モノの踏襲。盗みや逃亡過程のシーンも、よくあるパターンで、コロナ禍で「仕事が」とか「警備が手薄やろう」みたいな以外は、テクノロジーも、ポリコレもほとんど関係なく、インスタント感ありな脚本。
総括すると、「時代性を意識した割に、"コロナ禍の2020~21年"を生かしきれてない映画」かな。でもまあ、こういう話題をコメディ調にしてたり、最新の時事ネタが盛り込まれてたりと、そこそこ「攻めてるトコ」は、悪くなかったけど。
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