「各シーンの丁寧な魅せ方、物語のわかりやすさに興奮。」ジャスティス・リーグ ザック・スナイダーカット アルさんの映画レビュー(感想・評価)
各シーンの丁寧な魅せ方、物語のわかりやすさに興奮。
豪華な顔ぶれにも関わらず、あまり印象に残らない作品になってしまっていたジョス・ウェドン版。本作はそれを各パートに分けて、わかりやすく世界観から再構築したザック・スナイダー版。
人物の深掘りと行動の動機付け、これがどれだけ重要かを改めて再確認させられる。特にZS版はステッペンウルフの意味合いが大きくなり、物語が一気に楽しくなった。
JW版ではチョイ役になってしまっていたフラッシュ、ビクター、アクアマン。それぞれの父などのバックボーンがしっかりと見える様になって、ちゃんとヒーローになっており嬉しい。個人的にはビクターが哀しくも救われていて良かった。
尺を長くすれば伝えたい事、観せたい表現はもちろん出来る。だが、今作は監督の独りよがりではなく『ファンが望んだ形』というのが全て。
ではザック・スナイダー監督が最初から2時間にまとめていたらどんな作品になっていたか、、、という所もあるが、、、今作に関しては、4時間という長尺でやりきってくれた事が、素直に楽しかった。
JW版には無かった、ZS版エピローグは必見。ワクワクとこれからの大きな期待は止まらない。
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