劇場公開日 2022年6月3日

  • 予告編を見る

「だから、こういう映画は難しいのですよね。」太陽とボレロ yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5だから、こういう映画は難しいのですよね。

2022年6月11日
PCから投稿

今年156本目(合計430本目/今月(2022年6月度)2本目)。

この手のストーリーの映画って多かったのかな?って色々調べたのですが、案外は案外、あまりないようです。
ということでストーリーの内容…といっても特集などで書かれていますが…、アマチュア交響楽団の結成とその解散、解散した後のいろいろな人物像を描くタイプの映画です。

一応「音楽映画」ということも言えますし、音楽シーンは何度も出るのですが、映画の設定として「アマチュア交響楽団」という設定のため、極端にプロ級の音楽は流せない(ただ、流れている部分もあるが、実はそこをよくみると楽器は触っていない)という「珍妙な立ち位置」に成り立つことによって成立する映画です。

評価が極端に低いのですが、人を不愉快にさせるような発言はなかったこと、確かに「音楽の演奏シーンが不自然」という点は言えても、まさか「初心者向けの音源」「中級者向けの音源…」というのがバラバラにありそれを選べるのではないだろう、換言すると選べないから超有名どころの音楽が選ばれたために、どうにも「ちぐはぐ感」、この映画を語るときはずせないこの「ちぐはぐ感じ」、ここの部分に多数低評価が言っているじゃないか…という部分です。

 ※ 音楽一般に関する用語は、エレクトーン6級まで持っていれば大丈夫です。知らなくてもわかるように配慮されています。

採点に関しては確かに気になった点もありましたが、「人を不愉快にさせるような発言は一切出てこない」ことも考えて満点評価にしました。

yukispica