「コンサートは素晴らしい」太陽とボレロ コビトカバさんの映画レビュー(感想・評価)
コンサートは素晴らしい
公開初日から目を疑うような低評価に一抹の不安を感じつつも、あくまで映画は好みの問題。
その低評価のおかげで、そこまで酷くはなかった。
しかしながら、オーケストラは編成人数が多いから、群像劇としては題材にしやすいはずなのだけど、それぞれが浅いと感じた。
六平さん、田中さん、藤吉さんクラスをキャスティングしながら、村人ABCみたいなのは勿体ない。理子のエピソードを母かバイヤーのどちらかにして、他の方々に暴れさせた方が良かったかな。
ただ最後のコンサートは見応え、聞き応えがあった。
ウォーリーのように紛れ込む、弥生交響楽団のメンバーを探すのは楽しかった。
コントラバスのセンターを陣取る六平さんは、ちょっと面白い。
『流浪の月』に続いて、これもロケ地が松本市。
良い街並みだなぁ。
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