「オーケストラ鑑賞映画」太陽とボレロ TAICHIさんの映画レビュー(感想・評価)
オーケストラ鑑賞映画
クリックして本文を読む
試写会で見ました。
こういう作品は、どうしても
役者さんは
どこまで本当に弾いているんだろう
って思いながら見てしまう。
(多分、ほとんど弾いてたと思うけど)
西本智実さんとオーケストラ
冒頭の丸々一曲演奏
正直、無くていい。
でも、あるってことは、
[オーケストラを聴かせる作品です]
ってことを表してるのかなって思った。
あと、何ていうのかなぁ
監督のテイストなのか、演出なのか
何か入り込めなかった。
特に檀れいさんの役。
ラスト、ステージ上で泣いてたけど、
なんか分かるようで分からなかった。
ストーリー的に「みんなありがとう!」
って泣いてるって気もするけど、
この作品の最後で、
役者として完走できた、撮影辛かった
みたいなことで泣いてる
とも見えるし、
西本智実さん
出演していただいてありがとう
オーケストラ演奏素晴らしかったです
って泣いてるって感じもする。
(花束渡してるし)
なので、少なくとも
見てるこっちも一緒に泣く
とはならないです。
一言も発しない西本智実さん。
そういう契約でなければ
出てもらえなかったんでしょうね。
クラシックファンには
あんなにしっかり指揮が見られるなんて
めちゃくちゃ貴重なのかもしれないですね。
そういう作品です。
コメントする