The Public Image Is Rotten ザ・パブリック・イメージ・イズ・ロットンのレビュー・感想・評価
全4件を表示
【ジョンライドンは良い人なのだ】
【ジョンライドンは良い人なのだ】と知ったのはロッキングオンのインタビューであぁ~もういい加減にしてくれよなぁというふざけた罵詈雑言続いてあぁまたかよと思っていたら、カートコバーンの死に触れたところでブチッとモードが変わり、更に上がったともいえるが、この人でなし!何が病める魂だ馬鹿野郎!死んだ奴だろうが容赦しないしあいつを神格化しやがるマスコミは全く持ってさらに馬鹿野郎だ!と無茶苦茶まっとうなド正論を、どこか涙ぐみながらではないかと思わせるぐらい本当に怒ってたと記憶している、真っ直ぐにぶちまけるのに大感動した時だったあぁこの人は実は無茶苦茶まっとうなんだと。まぁクスリをやっているあたりは困ったもんだが全編そういう良い人、照れもあってあぁいう言動をしているだけなんじゃんと、日本だったら泉谷しげるかなぁ、解ってしまいます、そして泉谷さんもそうですけど全然暴力的なんてことはなくて逆に軟弱でインテリですまぁピストル図の頃から本当の不良はベーシストでロットんはヘタレだとよく言われてましたがね、本当に予想通りでした。フレディみかこ氏の著書でもそこらへんが暖かく描かれていて読んでいたので、一つ一つ追認していくような観方になりました。
この映画で驚きだったのは彼の病歴関係、現在も悪いしあの唾を吐くしぐさがそれが理由だったとは!あと途中の活動中止の理由で子供は居ないと思っていたので(まぁちょっと複雑ですけれどね)え!それじゃ本当に普通人じゃんと(普通じゃないけどね)
見終わって兎にも角にも一貫してライドンは「メディア批判」しているなぁとも思いました、ピストルズで本当に嫌な思いをしたんだろうなぁ
※PILが出たとき???なんじゃこれと思ったし映画観ても「CDは要らないなぁ」と思いましたが、でも本人は本当に面白い!
ちょうど今
ジョン・ライドンa.k.a.ジョニー・ロットン
初期Punkの大物ドン・レッツからピストルズのドキュメント映画「THEGREATROCK'NROLLSWINDLE」を撮ったPunkな映像作家ジュリアン・テンプル、信用できる御意見番的存在なSonicYouthのサーストン・ムーアに最近じゃこの手の映画に引っ張りだこなレッチリのフリーやBeastieBoys、Mobyなどビル・ラズウェルは静止画!?
エンディングロールではイアン・マッケイやジョン・ウォーターズまで登場、TheSlitsのアリ・アップに触れる場面や母親に奥さんと感傷的になるジョン・ライドンの姿に戸惑いながらも興味深く。
SexPistolsと出会いPunkに目覚めた中一の自分が本作を観たら幻滅し落胆していたかもしれない、まだPublicImageLtdすら知らなかった自分、今やひたすら1stだけ聴いている、シド・ヴィシャスが生きていたら今現在の姿を想像するとゾッとしてしまう、ジョニー・ロットンはジョン・ライドンではないがジョン・ライドンはジョニー・ロットンだった、生き恥晒しながらのイメージがありながらも偉大な人物であるのは確かな事実。
全4件を表示