そして、バトンは渡されたのレビュー・感想・評価
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原作に強い思い入れがあるから自分には無理だった
監督も脚本家も原作のこと好きじゃないでしょ、たぶん。
原作を読んだ後にはそれぞれのキャラクターが愛おしく思えたけれど、映画のキャラクターたちは原作の要素を表面的にはなぞりつつ、泣かせる要素を山盛りにするために舞台装置としてチグハグな行動をさせられているからハリボテ感がえぐい。
特に森宮さんに優子が理不尽に怒鳴った後に謝らずに結婚式でハッピーエンドでしたって何?原作にない蛇足シーンを追加したなら回収して為人を補強する演出としてくれ。
原作の優子なら絶対に言わないし言ってしまったら謝る。
原作に対する解像度が低すぎて気絶しそうになった。
あとは単純に映画としての出来も微妙。
演出が全体的に古くてダサい、セリフが冗長で何もかもを説明しきるから余韻が全く残らない。
原作の洗練された物語運びが台無しにされてる。
幼少期をみぃちゃんという別人の物語としてミスリードを誘う進行にする必要が本当にあった?
早瀬くんのピアノを初めて聴いた時の光の演出、そういうギャグかと思うほどダサかった。譜面が散らばったシーンは撮影した素材無くしちゃったのかな?とさえ思った。
演出の何もかもが効果的に実行されていない。
このバトンを多くの人に渡したい
しばらく映画館から遠ざかっていましたが、原作既読でどうしても観たい映画でした。感動の原作をどのように映像化しているのか期待の作品でした。
キャスティングが素晴らしい。どのキャストもピッタリでした。
優子役の永野芽郁さんの、涙の演技は最高ですね毎回泣かされてしまいます。田中圭さんの森宮さん、もう少し歌のシーン(原作では感動のシーンなのですが)が観たかったですが、役の再現度はさすがです。(ミートソースを優子と食べるシーンで2人とも白い服を着ていたのはドキドキしました)梨花役の石原さとみさんもイメージしていたままの梨花でした。特出すべきは早瀬役の岡田健史さん、本当に良い役者になってきたと思います。大河ドラマでもとても印象に残る演技をしていましたが、ここ数年で急激にうまくなっていると感じます。また、みぃたん役を好演している稲垣来泉さん(アンナチュラルで石原さとみさんの幼少期を演じていましたね)も将来が楽しみです。
優子の「みぃたん」設定(原作では「優ちゃん」でした)、水戸さんがブラジルに行く理由、高校の友人との関係、梨花が亡くなる設定等々は映画オリジナルで、原作との違いで違和感があるが、1本の映画として作品を成立させるためには有りだと思いました。
感動が溢れて幸せを感じることの出来るラストです。
このバトンを多くの人に渡したくなる非常に満足度の高い素晴らしい作品です。
観客動員100万人突破!
報知映画賞 主演女優賞 永野芽郁さん!
監督賞 岡田監督!
おめでとうございます。
おまけ映像無し
久々に泣いた。
文句無しの★★★★★😉
ブラインドブックがご縁で、瀬尾まいこさんの「強運の持ち主」を読んだことがあったので、本作が気になって観ました。
観てよかった。
たぶん原作読まずに見たほうが泣けそう。
予備知識無しで、「ママ」に対する不安感や、否定的な感情を蓄積すればするほど、最後に思いっきり肯定の方向へ心を引っ張られる。
その振り幅の大きさが感情を揺さぶって涙につながる感じ。
今から原作読みます。
あの母をどういう風に考えるかで評価が変わる?
正直期待以上でした。
2人主人公(優子、みぃたん)ものかーとか思ってたら終盤主人公は梨花と優子、森宮さんの3人に変化したように感じた。(全員主人公という方もいると思います)
いろいろな苦難を乗り越える母の強さに魅せられた作品でした。
ただ、この母梨花は結局自分の人生のために他人が産んだ子を巻き添えにしたとも取れるので、正直好きになりきれませんでした。
とか言いながら映画館で泣きまくってましたが笑
不満点があるとすれば優子を産んだ母の写真を結婚式場に持って行ってないことですかね。
産みの親が疎外されているのでは?と思いました。かわいそう・・。
人と人が付き合っているのなら、絶対に自分の影響を周りの人は受けているのだ!
笑顔で生きて行こう!
仕事楽しいいいいいい()
映画観てほぼ泣いた事なくても、この映画は泣けました
映画の前半は自由奔放な母親に振り回されている子供が可哀想で、平行して進む現在と幼少の頃とがいつ繋がるのかとハラハラして観ていましたが、泣けるシーンは後半一気に来ます。
子供の高校の卒業式というのは、親として1つの任務が終わる節目の時で、今までの子育てのあらゆる出来事が思い出されて涙が止まらなかった事がありますが、そんな大切な日を、あの状態でしか見られなかったのが何とも悲しく思えました。
結婚前に次々と明らかになる3人の父との事、結局一番会いたい石原さとみとは再会できず人生の最大の節目である結婚式を迎えて、バトンとはこの事か………父親達3人の温かさと、少し逃げた感もあり愛情表現が独特だけど、娘の幸せを命が尽きるまで願い続けたママ母に涙が出てきました。そして何より家庭環境に屈折すること無く笑顔を心がけて素敵な娘に成長した永野芽郁ちゃん演じる優子に涙涙です。心底心温まる映画でした。
永野芽郁が良い
どなたかも書いていましたが、映画が始まって「あぁ、こういう流れかな?」と思ったことがそのまま映画になっている(笑)ので「やっぱりそれか〜」という印象。それはないだろ〜と言うことも多々起こるので映画に没頭しづらくて泣くに泣けなかった。
ただ永野芽郁は良かった。明るく振る舞うシーン、シリアスなシーン、涙のシーン。彼女のシーンは引き込まれてもらい泣きしました。
想定内
そうだろうなぁという部分を裏切られなかったかな。
最初、みぃたんとゆうこは同一人物?なのかな?どっちかな?と思いながら見ていたけど、そこもサラッと同一人物だったし、
まぁ病気落ちだよなぁ?あー、やっぱり病気だよね。といった感じで、いい意味で裏切られたいなぁと思いながら見てたけど、すんなりだった
泣ける泣ける聞いてたけど、私は泣けませんでした。
映画としてはなんとなく好きです。
自分が被害者なら許せますか?
子供が産めない体になったから子持ちの男から娘を奪い取り、
お金が無いから金持ちの家に転がり込み、
その金持ちと共謀して他人に娘を押し付けて音信不通になる話でした。
なんだかずっとウルウルしてた気がします。
号泣はしませんでしたが数多くのシーンで涙してしまいました。
ネタバレになるといけないので詳しくは書けませんが、ただの自由奔放(ワガママ、勝手放題)な梨花(石原さとみさん)の本心というか秘密が解き明かされ(それでも私的には許せないのですが)優子(永野芽郁さん)が許すくだりは一番来ましたね。
家族ものにはもっぱら弱いため重松清さんや森浩美さんの小説を電車など公共の場で読むといい年して涙ぐんでる怪しいオヤジになるので気をつけていましたが、その点映画館は暗いのでエンドロール中にお化粧直しじゃないですが、平静を装えるのでありがたいですね。
それぞれのお父さんたち、大森南朋さん、市村正親さん、田中圭さん、みんなカッコいいです!梨花のみいたんに対する無償の愛(最後にならないとわかりませんが)に気づいて暖かく許してあげる大人というか男気に感動します。
それにしても『中学聖日記』でいきなり素人から抜擢されてからの岡田健史さんの成長たるもの驚きを隠せません。彼をイメージして原作を書いたんじゃないかとさえ思いました。
永野芽衣さんも『ひるなかの流星』で初めて観た時は「面白い顔の女の子だな~(失礼?)でもこの子誰?」みたいな感想でしたが『君は月夜に~』でも笑顔で泣かしてくれましたし、今回も素晴らしく素でやってるんじゃないかと思うほど自然な演技、涙にやられてしまいました。
田中圭さん、石原さとみさんもここのところ大活躍ですがそれぞれの出演者がいいところを出し切った感があり、私の中では今年一番かもしれません。よかったです!
号泣ポイント多数でした
本屋大賞を受賞した原作を読んで良い感じだったので見に行くことに。
正直原作が良くても映画化するとなぁ・・・という思いもありつつ見てみたところ、思わず号泣してしまいました。変えマスク必須です。
人によってポイントは違うのだと思いますが、個人的には合唱はずるいですし、最後ももちろんずるいです。
まぁあと意見の中で、それがバトンの意味に関して批判的なのがありましたが世の中的にどうなのか、という点では全然理解できます。
ただ、そこは素直な気持ちで見て良いのでは?という気がしました。
ヒューマンドラマ好きな人には絶対オススメの一作です。
変異株
言葉は悪いが、幸せの形も一つではなく、変異していってるのだなと考える。
多様性の叫ばれる昨今に、こういう形でも「幸せ」ってのはあるんじゃないのと、全く真逆の価値観を明示されたような気分である。
コレがフィクションであるかとかは、さほど重要ではなく、旧来の価値観からすると不幸な彼女を、幸せだったねと思えるかどうかなのだと思う。
ただ、まぁ、奇跡的な巡り合わせではあると思う。
愛の成せる業といえば、カタはつくのだろうが。
連れ子への虐待なんかがNEWSを賑わすご時世、シングルマザーには理想と一蹴される物語かもしれない。
なんせ、妙な感触だった。
彼女は不幸なのだ。
血の繋がってる親は居ないし、いじめられてもいるし、母親は出てったっきり帰ってこない。父親はよそよそしくて絶妙な距離感をキープし続ける。
家庭内において家族である事の煩わしさが一切ない状態。そんな気持ちいいのか悪いのか、よく分からない家庭環境だ。
でも、彼女は恵まれてるようには見える。
そして順応しているようにも見えるから不幸とは思えないし、それを不幸と命名するのも下世話な話だ。
彼女のこれまでは波瀾万丈ではあったであろうが、問題は彼女の今後だ。
ここまで突拍子もない幸せを描いておきながら、結婚式という分母の大きい幸せの形に帰結する。
そして、隣にいる女性も、そのまた隣の女性も号泣してる。…なんの涙なのかさっぱり分からない。
彼女達は何に感動していたのだろうか?
結局の所、突拍子もない多様性を説いてみた所で、王道である「結婚」という幸せに行き着くんじゃないか。
でも、たぶん、コレは違う。
彼女達の頭の中にあるのは、ただ一つ
「大好きな人と結ばれて良かったね」
なのだろうと思う。周囲が祝福してくれていれば、こんなに幸せな事はない。
それならば、彼女達の涙の意味も分かる。
作品を見て思うのは
「愛ではなく愛情さえあれば大丈夫!」
そんな事だった。
ただ、コレだけは言っておかなければならない。
梨子は魔性の女だ。
子供に愛情は注いだろうよ。でもあなたを愛した男達は、あなたに利用されてるだけだろうよ。
そういう描写が極端になかったからなのだろうけど、彼女を愛した男達が不憫でならない。
でもなんだろ。
血の繋がりとかなくとも、親子のような関係を築ける程に豊かな愛情に包まれるのならば、こんな多様性も悪くはない。
内容は感動的ではあるものの、コンセプトは結構パンクでロックな作品に思う。
まあまあだった
大金持ちや高学歴ばかりで条件が良すぎて絵空事に見える。特に市村正親は金目当て呼ばわりされているのに全く意に介さないお人よしだ。確かに、連れ子で家々を転々として大きくなった子には福音かもしれないけど、誰にもバトンとして受け取ってもらえないまま大きくなる子には、頭にくるのではないだろうか。
主人公は性格がまっすぐで一転の曇りも、一切のゆがみもない。人に愛されて当然なのだが、世の中の大半は曇りがあり、ゆがみがある。よかったね、としか何も言えない。
この物語はいい話ではあるのだが、この物語で描かれなかったそうでない人に対しての優しいまなざしが皆無で、無視を決め込んでいるようにすら思え、鼻持ちならない。
後半なくてもいけるんじゃ? と思うんですがどうですか。
やりたい放題で生きてるように見える梨花さんだけど、みぃたんのことだけを真剣に考えてるっていうのがいいよね。
森宮さんと優子の親子関係も「こういう親子があっても良いかも」という感じで。
この二つの話がどう交わるんだろうと観ていくと、「実は、優子は、みぃたんでした!」って、同じ時系列で進んでると思われた話が、異なる時系列だったってのもあって、面白いの。
そしてこの話、ここで終わっても良い気がしたんだけど。
そこからは伏線回収とまでいかないまでも「あのとき、本当は、こう思っていたんだよ」とやってくんだけど、だいたい、観てたら分かるよね。そこを改めて語られても蛇足感があったんだけど、どうなんでしょう。
前半の描き方は良かったし、演技もすごかったね。『これは演出と脚本がすごいな』と思ったし、『永野芽郁、田中圭や石原さとみに負けてない』ってのもあった。
石原さとみもすごいね。直近で観たのが《シン・ゴジラ》だったから、なんか演技派でない印象があったんだけど、そんなことなかった。
前半だけでも観る価値あるから、面白いと思うよ。
3人の父親の人間性がネ申
4回苗字が変わった女の子とその周りの人々のお話
まず思ったのは僕は心が狭いなぁって事
皆さん結構な高評価が多いけれど『これ泣けるかぁ?』って思いました(ちょっとはウルッとしたけれど)
正直なところ毒婦田中梨花に人生を翻弄された被害者列伝にしかみえなかったよ。3人の父親が皆素晴らしい人間性かつ優子の幸せを一番に考えてくれる人達だったから成り立っただけ…まぁ梨花は人を見る目だけはあったわけだけど
水戸さん(父1)は娘を奪われ
シゲちゃん(父2)はモロに金目当て
森宮さん(父3)は後始末
それなのにそれぞれ優子の幸せのみ考えてくれる
ほんと神様ですか?貴方達は…
全ては梨花のわがまま(気の毒とは思うけど)で全員の人生を狂わせた感は拭えない。梨花に関わらなければそれぞれ別の人生もあったかもしれない
まぁ梨花も優子(みぃたん)の幸せを100%望んでいたしラストの優子の幸せな姿と父親達の満足そうな笑顔に救われた気がします。父親達は第二の人生で新たな幸せを手にしてほしいです
余計な一言
自分のレビューを読んでやっぱり心が狭いなぁと思いました。原作を読んでいたら梨花の想いに感情移入できたのかなぁ
ラストで水戸さんは最初の奥さんの写真持っていて欲しかったな
ストーリー・キャスト共に最高
永野芽郁、岡田健史、石原さとみ、田中圭、市村正親など、キャストが最高。この映画については、特に石原さとみですよ。梨花を演じられるのはやはり石原さとみだけではなかろうか。
ストーリーも良い映画です。叙述トリック風になっているのは原作も同じ?叙述トリック自体は見え見えだったけれど、、この作品の真骨頂はそれからですよね。
魅力的な優子が2人の母親と3人の父親から愛され、その5人の親たちも優子のお陰で生きてこられた。
血が繋がっていない家族でもこういう親子関係が作れるのは本当に素敵。森宮さんが理想だね。
ところで、水戸さんや泉ヶ原さんとはきちんと離婚届出したんだろうか?離婚届出していないと名字も変わらないし基本的に再婚もできないよね。そんな描写が見られなかったからとても意外で、、、というのは野暮な見方でしょうか。笑
まぁそういう細かいことは気にしない方が楽しめる作品ですね。
タイトルなし(ネタバレ)
評判良さそうだったので鑑賞してきました。
メインの一人、梨花をどうしてもりんかと、読んでしまう。(笑)
メインは田中圭の森宮さん、永野芽郁の優子(みぃたん)、石原さとみの梨花。
みぃたんがなぜ名字側で呼ばれてるんだろうと不思議に思っていたら、優子の幼い頃だと後々明かされるΣ( ´・ω・`)
最初はみぃたんの生活と優子の生活が同時進行して行くので、別人だと思っていた。
このトリックのためにみぃたんと呼ばして、下の名前を明かしていなかったことに気付いた。
泣きポイントはいくつかあると思う。私は泣いてないが、隣の人が何回か泣いてた。
ドラマっぽい作りだけども、まぁ観て損は無いでしょう。きっと原作がとても優れているんだと思います。
整理しておくと下記の通り。
①まず水戸家。優子の実父母。
水戸家
父(大森南朋)
├─優子(みぃたん)
母(病死)
②優子の父が再婚。父がブラジルに行くので離婚。
水戸家
父(大森南朋)→ブラジルへ
├─優子(みぃたん)
梨花(石原さとみ、実は病気で子供を作れない)
③優子がピアノを弾きたいと言うので、梨花は富豪と再婚。
泉ヶ原家
泉ヶ原(市村正親)
├─優子(みぃたん)
梨花(体が痩せてきた。ダイエットと言っているが、本当は病気が進行しているから。)
④梨花自身が健康に不安があり、泉ヶ原も高齢なので、同級生の森宮と再婚。
森宮家
森宮さん(田中圭)東大出身で商社勤務。
├─優子(みぃたん)
梨花(子連れであることを黙っていながら結婚式当日に明かすぶっ飛び感。)
⑤優子が中学生の頃にどこかへ。森宮さんも行方を知らない。
森宮家
森宮さん(田中圭)東大出身で商社勤務。
├─優子(みぃたん)→高校生に成長
梨花(不在)
⑥高校生活
優子はクラスメイトに馴染んでないが、複雑な家庭環境であることが知られると友達ができる。学校のピアノが上手い早瀬に片想いとなる。
高校卒業式、優子はピアノで伴奏する。森宮さん号泣。実は母梨花も出席していたが、優子は気づかず。
⑦高校卒業後、優子は飲食店で働く。早瀬は音大には進んだものの、退学して料理の世界に進んでいる。二人は再会し交際、そして結婚を決意。
⑧親の納得を得るために、それぞれの親に会いに行く。
⑨梨花以外には結婚の了承を得たが、梨花がどこにいるか分からない。そうしていると、亡くなったと泉ヶ原さんから連絡が入る。梨花が病気であったことや、これまでの振る舞い、卒業式に出席していたことなどが明かされる。
⑩結婚式。そしてバトンは早瀬くんに渡された。おしまい。
最悪な僕?宣伝?※このレビューには映画の重大なネタバレが含まれてます
最初で大体物語の結末が予測出来てしまった。
本当に自分が嫌になる。
なんで穿った見方をしてしまったのだろうと思ってしまった。
思うのだが、最初の〇〇の話だかなんだかってテロップが出ていた部分をみぃたん、優子さん、森宮さん、梨花さん、の4人やるのではなくみぃたん一家、森宮さん一家の2つに絞っていたらまだ伏線が気づかれにくかったのではないだろうか。
とはいえ、物語自体は特別悪くもなく最後まで進む。
出演者の演技は皆さんすごい。
特に永野芽郁さんが素晴らしく永野芽郁さんが一本の芯となって2時間持たせていた。
お父さん方も皆さんぴったり。
物語自体は予測できてしまったが永野芽郁さんの演技で卒業式のシーンは2回とも泣いたし、最後のシーンも泣いてしまった。
さて、物語が予測できてしまったのは僕自身がこの後の展開や伏線を考えながら見てしまったのもあるが、宣伝の影響も多分にあると思う。
予告編の最初のセリフ「私は名字が4回も変わりました」このセリフなんて物語の核に触れる最悪のネタバレセリフだと思う。
しかも、このセリフが本編で出てくることは無かったと記憶してる。
なぜ本編で出てこなかったせりふを予告で出したのか
過去のみぃたんパートと優子さんパートを交互に見せて行って卒業式で交わる演出なら永野芽郁さんに田中圭さんと石原さとみさんが寄り添うポスターも家族写真のように見えてしまって少しネタバレ?(これは流石に僕の目が穿ちすぎか)
原作も読んでいましたが
映画の前評判もよさそうなので、鑑賞しました。
最初の方の、森宮さんの小学校時代のリレーの話とか、
梨花さんが横たわっているシーンが多かったり、
思い返してみるとなかなか凝っていましたね。
小説や映画は作り物というのが頭の片隅にあって、
心の底から完全に感情移入するということは普通はないのだけれど、
ラストは別の形にしてほしかったな。
ダンサーインザダークを思い出してしまいました。
卒業式のシーンは良かったです。
伏線張られているも忘れてしまうほど、石原さとみさんと永野芽郁さん達の
演技が良かったです。
そんな豹変しないだろ、という意見もありますが、悪役女子高生役の二人も
良い演技だったと思います。
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