そして、バトンは渡されたのレビュー・感想・評価
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これは原作読んでから観た方が良いと思った。
原作読んでから映画を観ました。
いつもは原作から映画を観ちゃうと省略される所が多かったりで薄味で残念な感想になりがちなんですが、この作品は先に原作読んでおいて良かったなぁ。という気持ちになりました。
省略の仕方がうまい?のか?
とも思ったのですが、
この作品はストーリーというよりは各登場人物の人となりが主軸な気がするので。
その人物像に原作で私が描いた人物像とブレが無かったからかな。と思います。
更に原作の方が人物像も濃く書かれてるので、多分映画だけ観たら色々
「何故にそうなる?」
と理解出来ない所出てきたと思うのですが。
原作で各人物を知ってるからこそ、その人がそういう事を言う、するのが素直に入ってくる、受け取れる。
って感じかな?と思いました。
役者さん達の配役に違和感が無かったのも
素直に観れた要因かと思います。
唯一、市村さんが演じた泉ヶ原さんがイメージより上品でダンディだった位かな(笑)
石原さんのリカさんは本当良かった…
永野さんもこの手の役は流石。
もちろん原作とは違う所もありますが
これはこれで良いかなと思いました。
先に原作読んどくと映画が更に骨太になる気がします。原作同様素直に幸せな気持ちになりました。
こういう幸せな作品良いと思います。
泣かせたいだけなのか。なぜに原作と変えたのか。
原作の本を読んでから、しばらくして映画を鑑賞。だからこそ違和感ばかりで、なんか残念な点が多かった。
子どもの頃と高校生とか交互に出てくるが、みいたんと優子が同一人物かはわからず、原作を読んでない人は別の物語が走っているかなと思うだろう。話題作ということからも、原作を読んだ視聴者を想定しているんだろうと思うのだが、やはり映画の尺で描くのはなかなか難しそうで、いろんなことが置き去りのまま高校を卒業。逆に社会人になってからのほうに重きを置いてる感じ。特に家庭の事情を知り、いじめがなくなり親友になるエピソードは軽すぎて思わず苦笑い。
あとは何より、梨花さんを殺されたのがショックすぎて。。。結婚を前に優子と梨花さんが病室で再会するのがこの作品の見せ場ではないのか。こんな重要なポイントがなくなり、ストーリーも破綻するじゃないか。この話の裏の主役である梨花の気持ちを救ってほしい。梨花さんは子どもが産めない体で、ブラジル行きが決まったときから体調が悪かったんだっけ?なんか理解と違いすぎて、最後しらけてしまった。なんか、泣ける作品にするために後付けされたみたいで気持ちがもやもやした。最後の写真もお父さん3人と梨花さんの遺影というのもすごく違和感。なら生まれのお母さんの遺影も持ってきてほしい。
原作は良かった。役者は良かった。でもどうしてこうなってしまったのだろう。。。
荒唐無稽だから物語になる
まぁ、設定に無理があると思ったら、平々凡々なものを物語にするの?
みたいな話になる。
いやいや、これくらい設定依存でぶっ飛んでる方が、いい。
ただ、設定に共感できない(のめり込めない)から、パーツパーツの
単発エピソード的な部分に目を向けてしまう。
結局そのパーツのパッチワークで記憶に残していくことになるので
何の話やった?となってしまう。
キャストの年齢差は実年齢差である必要はないし、
物語上実の親子関係設定ではないが、近しい年齢の関係なのか
それ相応のつもりなのか、制作側の意図がわかりにくい。
・田中圭:1984年生
・石原さとみ:1986年生
・永野芽衣:1999年生
ただ、永野芽衣との実年齢以下をするすると演じちゃうところ
違和感もなく、あぁ高校生に見えると思ってしまう。
だが、自分の子どもと比べるとやっぱり大人だなと感じる。
つまり、頭のなかで許容できる高校生の姿であって、見た目だけじゃなくて
もっと子供っぽさが必要なんだと思うのだ。
ラストシーンは小説版と違うらしいので、小説も購入。
まだ読んではいない。それはそれで愉しみだな。
オチが納得いかん
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永野芽郁の幼少期と高校時代が同時並行的に進むが、時系列にすると、
芽郁の父・大森が石原と再婚後、急にブラジルで農園をするとか言い出す。
石原と芽郁がこれを拒否、共に日本に残って暮らすことに。
石原は子供が埋めない体だった(後に明かされる)ためもあってか、
芽郁のことを実子のように可愛がるが、いかんせん貧乏。
芽郁がピアノを習いたがったことをきっかけに大金持ち・市村と再婚。
それで豪邸で暮らすようになるが「ここは息が詰まる」と言って家出。
牧場に住み込みで働いてたとか言って、2か月後に帰って来る。
でもやっぱり息がつまるとか言って、東大卒の田中圭と結婚。
芽郁ともども田中のもとへ。でもまた家出して消息不明。
芽郁は田中に育てられ高校を卒業、恋人ができて結婚しようとする。
でも田中に反対され、自分の過去の親巡りを恋人と共に開始。
日本に帰って来た大森、市村らと会い、結婚する予定を報告。
そしてついに田中も結婚を認めたが、芽郁は石原にも伝えたかった。
ところがそこに石原病死の一報が入る。
市村は実は石原の消息を知ってた。実は石原は家出じゃなかったのだ。
元々病気持ちで、芽郁に看病させたり心配かけたりしたくなかった。
だから「奔放で消息を絶った親」を演じて去ったのだった。
だから芽郁の高校の卒業式も実は見に来てたらしい。
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うーん、どうなんやろ、これ・・・。
映画としてはまあまあ面白かった。でもオチがなあ・・・。
上記、石原が消息を絶った理由って意味不明過ぎやしないか?
娘に迷惑や心配をかけたくない心理は分かる、でも消息を絶つか?
親から捨てられたと思わせる方が可哀想じゃないのか?
それにそんだけ愛してる娘が、まだ中学生やというのに、
そう簡単に距離を置けるものなのか?到底そうは思えない。
無責任とかそういうことを責めようとは思わない。
ただ、そんなくだらん理由で、愛する者と交流を絶てるものなのか?
大体その後どう生きてたの?ずっと入院とかではなさそうなのやが。
やっぱりどう考えても奔放でいい加減な人間やったとしか思えない。
金がないのに服を買ったり、田中圭との約束をすっぽかすシーンもある。
そういういい加減な人間だった、でも愛情は深かった、で良くない?
何で最後、無駄にいい人にする必要あんの?って思ったわ。
ブラジルまで大森に同行しなかったのも、実は体が悪かったから・・・
それが後から市村が明かされるが、それって必要ある?
ただ行きたくなかった、でええやん。あれは大森が唐突過ぎたんやしw
石原はこれまで、賢くて正しい役なことが多かったと思うが、
今回はそうではなく、でも愛情はちゃんと持ってて裏表がない役やった。
こっちの方が人間的で、魅力的に見えたわ。
純粋に楽しめる
原作読みましたけど忘れました。
せおまいこの原作
駅伝ものかな?違いました。
忘れてました。ママはわがままって思ってた。
水上さんは、朝ドラの学生さんやん。
岡田ネームでしたね。
なるほど
そーやったね、
お幸せに
深い作品ではないが、心に残るものがあった
錯覚の感動をさせられそうに
水戸さんが特におかしい。
水戸さんはブラジル行きを家族に相談せずに決め、退職も事後報告なのが酷い。娘の意思を尊重するにしても継母のところに置いて行くとか信じられない。
しかも、梨花は健康に不安のある継母だ。生活に十分な仕事もしていない。なのに実の娘を託すとかどうかしている。そもそもそんな身体の妻をブラジルの農場で働かせるつもりだったのか?それともまさかブラジル行き決定後に妻の病気を知ったのだろうか?冷凍食品で文句垂れているから知らなかったのかも知れないが、そんな嘘つき女なら、娘が尚のこと心配になる。
森宮さんは同僚が森宮さんを独身と思っていて、梨花は森宮さんに再婚を勧めていて、後に梨花に送られてくる荷物なは田中梨花とあるが。いつ離婚した?
梨花は自分の目の届かない家で、優子が他人の男たちと暮らすことに危険性は感じないのか。
たまたま良い人、いやもう仙人のような継父たちだったから良かったようなものだが、一歩間違えたら取り返しのつかないやり方だ。
パート収入で病気持ちなのに、優子を手放したくないと実父から引き離す無責任さ。高価な服は買ってしまう浪費家。よくあんなお金があったもんだ。
とまあ酷い登場人物たちなのだが、最後の泉ヶ原さんの説明で感動に置き換わる。
泉ヶ原さんだけは結婚中から梨花の病気を知り、離婚後も梨花の看病をして看取った真実の人だから。この物語では、唯一まともである。
だから一瞬感動方向に騙されそうになるが、いやいややはりおかしいだろ、とその錯覚に気がついた。
まあ珍しい作品ではある。
俳優たちの演技は良かった。3人の父親たちは良く成立させたと思う。
石原さとみのギャーギャー喚く演技も梨花役ならはまり役と言っていい。
原作を知る人たちから評判が悪いので、もしかしたら本なら感動できるのかも知れない。
タイトルありき
幸せしかない気持ちいい映画
在りえないくらいイイヒトたち
後半30分は涙…涙…。
娘を持つお父さんは泣くしかない
家のバカ娘には、こんなに愛情注げない!!って。
全体的に良いドラマだったけど、ママが病なのはちょっとお涙頂戴過ぎるかな。。。
どうでもいいけど、お父さんは萩原聖人かと思ったら違う俳優さんだった。
繋がる瞬間
原作は未読です。
みーたんの話と優子の話を別人のように並列に描きつつもこの2人が同一人物で時間軸が違うというのはわかりやすかったです。
交わる瞬間も驚きよりは「せやろな」の感想。
ある程度読ませる意図はあったと思うんですがどうやら原作にはないらしい「みーたん」というあだ名をつけてまで別人に見せるならもう少しサプライズが欲しい気もします。
でもみーたんの話と優子の話が交わる瞬間は美しかったです。
優子が森宮さんの元から旅立つ日の回想としてのタネ明かしにより、優子との出会いの日からそこに至るまでの森宮さんの心境に感情移入できて泣けました。
というか全体的に森宮さんの涙がずるいです。いい意味で。
他の父親たちよりは若く人生経験も浅いながらに精一杯愛情を注いできたのがわかるだけにその一生懸命さに心を打たれてしまう。田中圭さんめちゃくちゃハマってました。
あと泉ヶ原さんの役割が大きかった。2番目の父親ということで他の父親と違い大きな感動シーンはないですが資金のバックアップに加えて人格に優れ愛情深いというのが…彼に若ささえあれば正直森宮さんはいらなかったことになってしまうくらいほとんどを兼ね備えてましたね
岡田健史くんかわいい、ピアノのシーンもよかったです。
梨花さんは…うーん、男性を見る目が確かだったので結果的には良かったですが…愛情が深いのもわかりますがちょっとアレかな
色々ツッコミどころはあれど泣けるシーンは泣ける映画でした。
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