劇場公開日 2021年10月29日

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そして、バトンは渡されたのレビュー・感想・評価

全532件中、461~480件目を表示

5.0泣きたい時ほど笑顔で❣

2021年10月30日
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鑑賞方法:映画館

とにかく、泣けます。
後半からは、ずっと目頭が熱くなりっぱなしで、涙が溢れてマスクがビッショリで、息苦しかった。

本屋大賞にも輝いた瀬尾まい子の原作は、既読。勿論、原作も素敵なヒューマンドラマの心温まるストーリーだった。映像化すると、とかく原作の良さが損なわれる作品もありますが、本作は、脚本と演出、そして出演者の演技の妙が、原作以上の温かな感動を、これでもかと押し寄せて、映像化されている。

最近は、親による子どもへの虐待の事件が、頻繁にニュースで取り上げられる。しかし、本作の様に、父が3人と母が2人もいる特異な形であるけれど、素直に明るく育った主人公・優子を観ていると、こうした家族愛もあるのだと、改めて人と人との絆と優しさを感じた。登場人物それぞれに、相手を思いやり気遣う気持ちが溢れた、心がとても温かくなる内容だ。

物語は、森宮家の高校生・優子と、水戸家の小学生・ミィーたんの2家族のシーンが交互に描かれて展開していく。どちらも実母は既に亡くなり、優子は継父と暮らし、ミィーたんは破天荒な継母と暮らしている。原作を読んだ人は、その関係性も早々見えるだろうが、そうでない人には、この2家族がどう絡んでいくのか、映画で楽しんで欲しい。

また劇中での、卒業式の定番『旅立ちの日に』は、自分も伴奏したり、指導したこともあり、思い出深い曲であるため、そこでまず涙を誘われた。そして、破天荒に離婚と結婚を繰り返す継母の隠された真実に触れたラストシーンでは、涙が止まらなかった。

主役の永野芽衣と田中圭の2人は、原作通りのキャラクター。永野芽衣の演技演技していない、自然な明るさや素直な演技が、ホントに魅了された。そこに、ちょっと風変わりだけど、ほのぼのした継父役の田中圭もこれまたピッタリ。そして、破天荒な継母役の石原さとみのケバケバしさも、これまた他には考えられない配役(笑)。そして、大森南朋と市村正親の主役を温かく包み込むような、ベテランならではの演技も素敵だった。

継母の言葉の「泣きたい時ほど、笑顔でいること」を貫き通した優子と、血の繋がらない親達が、ゆっくりと親子の絆を深めていく物語です。年頃の娘を持つ親として、いろんな意味で、思いが重なるシーンもあり、父親目線で主人公・優子の成長を見守ってしまった。

この作品は、多くの人に観て欲しい、素晴らしい作品です。

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bunmei21

3.5ズルいなぁ最後で泣かせにきた

2021年10月30日
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予告を観てストーリーはイメージ通りでした。最後の最後で涙腺弛みましたw
あの2人お似合いだなぁ。好きな俳優だし。愛に溢れた映画でした3.7

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asgy213

5.0違和感ある行動がキャスティングの妙で説得力を持つ

2021年10月30日
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2つの時系列、登場人物で物語が進められていくのですが、名前が違うので同一人物ではなさそう。登場人物の行動も何か伏線を貼っていそう回収されず、結構無理のある行動をしたり、受け入れたりする人も出てきて、前半はなんだこれ、という感じながらもどうなるのかな、と引き込まれていきます。そして後半、全ての違和感がピッタリハマっていって、最後はもう、泣くしかないです、こんなの。期待せずに観にいって思わぬ傑作に出会えました。
茅野愛衣、石原さとみ、田中圭、市村正親、大森南朋、もう全員が常識ハズレだけどやりそうだなあ、という感じで、本当にキャスティングが完璧だと思いました。

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ガゾーサ

4.0不思議な存在

2021年10月30日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

親って、不思議な存在ですね。
離れていても、いつも自分を気にかけて、見ていてくれているようで、己にかけてもらった言葉は齢いくつになっても、決して忘れず。その存在は他の人と比べようもなく超越しています。

そんな親を5人も持つ愛情の結晶である優子さんの健気な姿に目頭が熱くなります。

追記

石原さとみのあの笑顔にはやられました。
笑顔で涙を誘うってのは凄いですね、反則技です。

私は原作の内容は知らずに鑑賞しましたが、かえって良かったです。ハードルの低い映画ですから、気楽に皆さんみられたらよろしいかと存じます。

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ちゆう

3.5嘘くさい話だが、もらい泣きする

2021年10月30日
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鑑賞方法:映画館

 作り話感がハンパないが、石原さとみの怪演と永野芽郁の熱演にやられてしまって、思わずもらい泣きしてしまった。ストーリー自体に共感はできてないんだけどね。

 石原さとみの男の落し方には、笑うしかないね。あの美貌であのやり口で来たら、抵抗できません。騙されても本望って感じ。ママの秘密は、そういうことがあったのか、てはなるけど、思わず泣いてしまうような話ではなかった。

 バックで流れるピアノ旋律は美しく、先が気になる展開が続き、なかなか面白い作品でございました。

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bion

3.5いい感じで騙されて、最後はウルウル。

2021年10月30日
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予告編を観て予想していた2つの家族の関係は当たり。ただ、石原さとみの演じる母親の行動が、ずっと騒がしくて勝手気ままでイライラ。最後にその理由を聞かされるんだけど、俺にとっては理解できる様なできない様な微妙な理由。だけどウルウルしちゃいました。
現代社会ではいろいろな家族の形があるんだな。離婚しても血縁が無くならないのは分かるけど、血が繋がっていない父親が3人もいるんだとさ。
それにしても永野芽郁ちゃん、良かったです。女子高生に見えました。演技の幅、広がったね。田中圭の安定の顔芸、市村正親の金持ちっぽさ、大森南朋の親しみやすさ。などなど良い人ばかり。ただ、この手の作品って過去と現在を行ったり来たりするんだけど、同じ役者さんでやる時は、もう少し変化つけておいて欲しいよ。時系列が分かりにくくなっちゃうじゃん。わざとだろうけどね。ゴチャゴチャ考えながらも最後はウルウル。シアターもグズグズだらけ。エンドロールのピアノがジワ〜と入ってきました。楽しかったです。

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涼介

4.5トータルで考えると泣けたということ

2021年10月30日
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鑑賞方法:映画館

原作は読了済。
大好きな小説なので、映像化は正直微妙だと思っていた。たしかに原作と違ったり、削られたり追加されたところがある。
話の内容はわかっているので、後半明らかになる事実もわかっている。あぁ、ここらへんミスリードしようとしてるんだなと感じたり。原作の感じをそのままやることは嫌だったり、映画としての面白さを追求しようとでも考えたのかもしれない。
そこらへんはうまく行っていない印象だが、最後の方はまんまと泣かされた。ちょろいな。チクショー。いや、冷静に考えたら梨花の行動はいい話で片付けられないでしょ。子どものこと愛してたら洋服ではなく、食事じゃないのと。
でも、そこらへんを差し引いてもいい映画だったと感じるのは原作が好きだからかも。これだけ変更された!ではなく、本を読んだ感動の記憶が映画鑑賞の印象を補完してくれた感じだ。それに出演者、特に永野芽郁の演技がよかったこともプラスに働いた。あんな泣き姿見せられたら心が動いてしまう。

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kenshuchu

5.0百発百中やられると思う

2021年10月30日
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鑑賞方法:映画館

映画館で涙は、まずない私だが、完全にやられた。マスクをしていて良かった、妻に気付かれないようマスクで拭いた。親から子を見るとき、無償の愛という言葉があるけれども、逆だった。「子供が生きがいになる」ということの無条件な幸せ。素晴らしさ。親と子の絆というものを再確認させてくれる映画。最後の卒業式の場面、もうどうしようもないくらい顔がゆがんでしまったよー。完敗。

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悟空

5.0涙でマスクが

2021年10月30日
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優しい人達に囲まれて良かった。

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けな

4.5子どもを想う親の愛が溢れる映画

2021年10月30日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

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かわ

3.5キャスティングに尽きる

2021年10月30日
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なんと言っても、ヒロインの永野芽郁に高まる。
彼女の笑顔は確かに救われる。
あんな娘を持ったら、そりゃ親だったら尽くしたくなる。
また、何年経とうが、美貌が変わらない石原さとみだからこそ、通じる映像トリックだろう。

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ムーラン

4.5奔放な血の繋がりの無い母の謎が

2021年10月30日
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泣ける

幸せ

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リボン

3.0三人の父親

2021年10月30日
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展開はおおよそ予想出来たけど
ラスト、素敵でした

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たつじ

4.0安心して鑑賞できる映画

2021年10月30日
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過去と現在を同時進行させ、後半で一つにつなぐストーリーが多いですね。
こちらは、二つのストーリーが一つなんだと分かりやすく、伏線のはり方と回収も分かりやすい。変に頭を使わないで済むので、登場人物やストーリーを素直に受け入れられる。ラストも意外性は少ないが、心優しい気持ちになれる映画。

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Oyster Boy

3.5ありきたりな邦画

2021年10月30日
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かもなく不可もなく。宣伝に力を入れているのはわかるけど、それに期待しない方がいいです。

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MAKI

3.5キャスティングの勝利

2021年10月30日
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悪人のいない、全て愛に埋め尽くされた世界。

テレビ画面っぽさが漂っていて、リアリティが薄いシナリオにかなりの無理を感じなくもないのですが、全てオッケーとしてしまう説得力を石原さとみさがもたらしていて、配役の勝利でしたね。
バトンの意味がわかるラストには、場内のあちこちからすすり泣きが。

最近は「1,900円払って失敗したくない、外したくない」ってユーザー心理を突いて、感情を揺らすのが効果的って狙いで「泣ける」「感動する」などを宣伝のキャッチに入れ込むことが多いけど。

個人的には泣かせにくるあざとさが鼻につき、「自分の感情は自分に任せて決めつけるな」って思って斜に身構えてしまい逆効果。
キャッチコピーと予告編が、ミステリー的な展開となるはずの母の失踪理由も観る前に予想できてしまう素材として機能してしまい。
そのせいでうっすら涙ぐみつつも、「なんだ、娘視点の和製『マンマ・ミーヤ』はお涙頂戴かよ」「予想の範疇を超えず意外性がない」と、否定的な気分が心の半分くらいを支配してしまい、もったいなく思いました。

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コージィ日本犬

5.0タイトルなし

2021年10月30日
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2回目を見てきました。
1回目の時に感じた?が感動に変わりました‼️
凄く良かったです。

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裕子

3.0めちゃくちゃ面白"そう"な映画

2021年10月30日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

今月1番楽しみにしていた映画。
予告はめちゃくちゃ面白そう、演者も完璧、「こんな夜更けにバナナかよ」の監督だし、こりゃ間違いないだろう!と期待大で鑑賞。公開日に楽しみな映画を見れる幸せ。最高ですね。

...あ、あぁ...。どうしてこうなった。
面白そうだったのに。決して面白くない訳では無い。かといって、面白いとも言えない。面白そう止まりなのだこの映画。

名字が4回も変わった高校三年生の優子(永野芽郁)は、料理上手な義理の父・森宮さん(田中圭)と2人暮らし。卒業式の伴奏をすることになった優子は必死に練習しながらも、料理人になるために受験勉強に勤しんでいた。

これはもうわざわざ言うほどでもないのかもしれないけど、素晴らしい配役と最高の演技でした。
永野芽郁はとにかく可愛いし、ピアノ実際に弾いているのかな?すごく上手かった。泣いている姿も笑っている姿も美しく、やっぱり彼女が主演だと雰囲気が良くなるなぁとつぐつぐ感じる。
田中圭もあまり好きな俳優ではないけれど、今作は超適役で結構好きになった。不器用で女心分かっていないお父さん役を見事に演じ、くしゃっと笑う姿や崩れるように泣く姿には引き付けられ、個人的にはこの作品で一番好きな登場人物だった。
石原さとみもお母さん役とても良かったし、大森南朋も市村正親もいい味出していてまとまりがあった。
登場人物一人一人丁寧に描かれていたためか、役者も完璧になりきっており、演者に関しては文句のつけ所のなかった。

そして美術が素晴らしい。
家全体に広がる寂しさと虚しさが美術を通して描かれており、登場人物のファッションもかなりこだわりがあるようで非常に良かった。特に、永野芽郁の服装は常に可愛くてファンとしては最高だった。個人的にはスパゲティを食べている時の服装が1番好きです。

ラスト2.30分の伏線回収には驚いた。
意外な展開が待っており、そういうことかの連続。なるほどなるほど、と見ているとジーンと来た。想像できるっちゃできるのだけど、あのシーンはずるいや。まさかこうだとは思わないもんね...。令和最大のベストセラーなだけあります。

ただ、冗長で退屈だった。
140分近くあるのにも関わらず、そこまで大それた内容ではないしそこまで長くある必要はなかった。出だしのせいか引きが弱く、話に乗れないまま進んでいくため全然楽しめない。雑な部分も多く見られ、丁寧なようにみせかけて全くもって丁寧じゃない。雰囲気に騙されているような気分で、「んー、なんだかな」という展開が続き飽きそうになった。

登場人物の描きはしっかりとしているものの、ストーリーを進めていく様が非常にもどかしく、遠回りで、中身が無い。感情移入なんて出来たもんじゃない。後ろの人めちゃくちゃ泣いてたけど、どこでそんなに泣けたの?と疑問。キャラクターが単体でしか動いていないように見え、主人公の周りをぐるっと囲んでいるものの触れることを恐れているような、変に気を使っているような感じがした。その結果、思い出が薄っぺらくて人物同士の絡みに弱さを見受けられた。

いまいちハマれずに進んでいく前半、友情や愛情の表現が粗すぎる中盤、どこで泣けるか分からない後半、違和感しかない結末。なーんにも考えずにみたらもしかしたら意見が変わったのかもしれないけど、個人的には大筋と登場人物以外に面白みを感じず、ずっと説明っぽく離しているのが窮屈で、小説だったらすごく面白いんなろうなぁと思いながら見てました。

予告が面白そうであればあるほど面白くない。
ポスターに赤色が多く使われている映画は面白くない。(例:樹海村、竜とそばかすの姫、CUBE、燃えよ剣など)(例外もあり。東京リベンジャーズめっちゃおもろいし)
田中圭の出演する映画で当たり滅多にない。
92.8%が泣いた!系映画は残りの7.2%になりがち

という訳で、すごく楽しみにしていただけにすごく残念でした。話としては面白いので、これは小説を買って読みたいと思います。映画があんまし面白くない時こそ、原作を読むべきだと私は思いますよ。

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サプライズ

4.0涙腺崩壊…

2021年10月30日
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涙腺崩壊…まではいかなかったけれど。

原作未読、映画の宣伝で何度となく聞いた
「謎」「秘密」が気になって鑑賞することに。

配役がピッタリだと思いました。
配役がピッタリというより俳優の皆さんが
その役に本当になりきっていたと言った方が
良いかもしれない。

ストーリー、映像の中に
時々みえる伏線…
伏線回収のラストに、なるほど
そういうことなのかと、思いながら
他の方法、選択肢はなかったのかという想いに
駆られました。
でも、この選択をした梨花の気持ちもわかる。
でも、やっぱりこの選択をしなくても!とも思う。
人の気持ちはその人にしか分からないけれど
分からないなりに寄り添っていこうと理解しようと
する人たちに、また納得もしたという感じでした。
「バトン」って何?と思い観ていましたが
森宮さんが語ってくれて、よくわかりました。

梨花の懸命さ、懸命だけどとても不器用で
でも、懸命だからこそ、心を動かされる。
懸命だから「謎」「秘密」はずっと守られた。

でもでもやっぱり、気付くタイミング
いっぱいあったのにぃ〜!っと
登場人物たちに教えたい気分でした。

小説…表紙の絵がどうも好みではなく
手に取ることがなく、映画を観ましたが
原作と映画はラストが違うそうなので
小説も機会があったら拝読しようと思います。

人の気持ちと想いに涙が出そうになった良作でした。

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lemon

5.0改変は仕方ない

2021年10月30日
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泣ける

幸せ

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age0705