そして、バトンは渡されたのレビュー・感想・評価
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今年のベスト邦画かも!
原作を読んだのは少し前なので記憶が不確かかもしれませんが、少し展開が異なる様な、でもこれは良い映画でした。今年のベストの邦画となりそうです。
おや、と思ったのは終盤の伏線回収シーンで、実は梨花さんと泉ヶ原さんが卒業式に来ていた!ところ。優子はステージ上から森宮さん、早瀬くんは見えているのに、あんなに目立ちそうな梨花さんと鈴ヶ原さんに気付かないなんてありえん、と思いつつ、そんなアラはどうでも良くなる出来の良い映画です。
ピアノがメインなBGMがよくて、帰宅後にサントラCDを注文しました。週末に届く予定で、楽しみです!
一途な女性のはなし
配役が完璧過ぎ。みんなぴったり。
ずっと見ながらどうして梨花はこんなに娘にこだわるのかな?と不思議だったんだけどラストでやっとわかった。
梨花はみーたんの為にいつも最高を探してたんだね。
そして最高の旦那様にバトンを渡せた。
本当に涙が止まらなかった。
森宮さんも早く次のバトン見つけて欲しい。心配だよ。
たまには素直に騙されるのもいいじゃない
泣かされにいったところは正直あるかなあ。
泣かせるものなら泣かせてみろ、というより素直に泣かされたいなあと思ってみたところはあると思います。
それにちゃんと答えてくれる映画だったと思います。
みぃたん役の女の子の愛らしさ、優子さんの健気さ、森宮さんのぶきっちょさ、
石原さとみの美貌に騙されてもいいかもと思ってみていました。
笑顔でいればラッキーがと石原さとみがみぃたんに言うセリフと
優子さんの笑顔に伏線らしきものが貼ってある気はしたのですが
すっと過去と現在とをつなぐ演出はうまいと思いました。
ムロツヨシの「マイダディ」も過去と現在が同時並行で進みながら、すっとつながる
そんな演出があったのですが、こういうのは流行っているのかな。
僕には娘はいないのですが、いたらもっと感情移入していたかもしれないと
思って、ドラマの流れに身を委ねていきました。。
マイナス0.5点にしたのは、「結婚=ゴール」としてしまったところでしょうか。
シンデレラさえ、結婚がゴールではないという現代。
「バトンが渡される」
女性は庇護の対象というイメージを強くさせる感じはしました。
同じタイミングでゲイのカップルの映画が公開されています
(あちらも、料理が重要な役割を果たしますが)。
そういった多様性の現代の中でちょっと守旧的な価値観なのかな、とも思いました。
でも、いい映画です。
納得!すっきり終わり気持ちいい
最近の邦画、ドラマはエンディングにモヤモヤすることが多いが、この作品は納得!
そうね、そうなのね、そうだったのね〜と気持ちいい。
ストーリーは予想通りで安易に思えたけれど、複雑な家庭環境でも健気に普通の日常を送る主人公に好感を覚えた。
号泣というより鼻水が止まらない感じの涙が止まりませんでした。
思った感じじゃなかった
宣伝を見て感動的な話かと思って観た。
感動はあった。涙も少しは。
でも、根本的な面では、ちょっと違う。
もし、梨花さんが主人公だったら、子供が出来なくなって欲しくてたまらず、好きでもない男と結婚して、優子を奪い取り、次は生活やピアノを習わせたい目先のお金目当てで結婚。
しかし、年寄りだから止めて東大出のサラリーマン。
体調不良で子供を押しつけて行方をくらまし、死期を感じて金持ち男の所へ戻る。なんて!
子供にとっては優しくて大好きなママのままかも知れないが、男たちにとっては迷惑な人。
でもそれが許されたのは、めちゃくちゃ美人だったから!
優子ちゃんはそれなりに幸せだったと思うけど、この男達の人の良さと言ったらありゃしない。(笑)
キャストの演技は良かったが、年齢差がよく分からない。ただ、岡田健史さんはカッコ良かった!
うっかり泣かされた
予備知識なく、予告で何となく面白そうだなぁと鑑賞。
予告で「私は苗字が4回変わった」みたいな永野芽郁ちゃんのセリフがあったから、複雑な家庭の話なんかな?と思っていたら、確かにそうなんだけど登場人物全員が愛情深く、展開は読めていたのに不覚にも泣かされてしまった。しかもあとちょっとで嗚咽するところだった。
バトンを渡すってそういう意味だったのですね。
温かい気持ちになれる良作。
そして、ギミックに泣かされた
名字が4回も変わったとかいう予告編しか知らないままの鑑賞となりましたが、それが良かったのだと思います。観る前には、『万引き家族』以降血のつながらない親子の物語が多いな~くらいにしか思ってなかったわけで、まさかここまでストーリーの仕掛けに涙腺攻撃されるとは・・・そう、序盤はそれほどのめり込むほどの内容じゃなかったのです。
最初のギミックは、水戸さん(大森南朋)とみぃたん(稲垣来泉)の本当の親子+梨花(石原さとみ)の家族と、森宮さん(田中圭)と優子(永野芽衣)親子の2家族がどこに接点があるんだろうかと期待していたところから。まさかのみぃたん=優子という名前&時系列ギミック。名字だけじゃなく名前も変わっていたなんて反則だ~的な思いにさせられました。
要はこうした奇想天外な展開、自由奔放で魔性の女、デタラメな性格という梨花の行動と、隠された秘密という仕掛けによって感動する物語。梨花の性格付けでも計算高いという紹介や「高額の生命保険に入ってね」という言葉に騙され、みぃたんにはディズニーランドや新しい洋服で偽の愛情を注いでるかのように思わせるテクニックの賜物だったわけです。ただし、レストランでの待ち合わせというギミックは効果が薄かったかなぁ。
血のつながらない親子の愛というテーマだけかと予想してたのですが、終わってみれば梨花の優子に対する愛情が半端ないものだったということにも気づかされました。そもそもみぃたんは泣き虫だったんです!それがいつも笑顔で接する女子高生へと成長を遂げる。これも梨花さんの教育の一環。笑顔が良かったな~♪何はともあれ、梨花さんに泣かされました・・・
ご都合主義な話
なにか、全てがずれてる。
ずれがサークルになって丸くおさまったみたいだけど、誰もがこんな良い人だらけの世界なわけないから。
観ていて疲れた。
早く終わらないかなぁ、と思いながら観た映画ってホント久しぶり。
永野芽郁ちゃんは可愛いけど、イメージ通りの役柄すぎて感動出来なかったなぁ。
原作ファンです。 試写会を見た友人から、ラスト含めいくつか改変され...
原作ファンです。
試写会を見た友人から、ラスト含めいくつか改変されてると聞いて正直あまり期待してなかったんですが・・・
目が溶けるくらい泣きました。
ラストまでの流れは原作のほうが好きですが、映画はより感動的にドラマチックに盛り上げていて
めちゃくちゃ泣いてしまいました。
あくまで原作は原作、映画は映画として区別して見た方がいいですね。
みぃたん、もっと幸せになってね
原作を読んでから、映画を見ようか?
映画を見てから、原作をよもうか?
迷いに迷って、映画を先に見ることにしました。
隠された秘密を、知らずに見た方がより感動できるのではと思ったからです
みぃたん、ほんとにいい子ですね(*^^*)
常識的に考えたら…
梨花の愛し方も、普通では無い…本当の親でも無い
でも、凄く愛情を感じました
森宮さんとも本当の親子じゃない感じを、出しながらでもお互い大切に思っているよ~っ事が、すごくわかる素敵な関係だと思います
本当にみぃたん、優子との凄く素敵な関係から生まれた映画だったと思います
これからは、早瀬優子としてもっともっと幸せになって欲しいです
八日目の蝉を思い出しました
不覚にも
ラスト泣いたよね
大泣きはしなかったけど涙が一粒
だけど
後になってよくよく考えると泣くような話でもなかったような気が、、、
それどころか、見ようによっては酷い話に思えなくもない
登場人物がみんな『良かった』って言ってるからそう思えるだけで
でも、その登場人物がみんな良い感じなのよね
観て良かったと思えた映画には間違いないので星は四つで
なんでだろう?
評価がかなり低い人もおられますが、5星の方も沢山おられるようです。
個人的には、ストーリーや場面展開など凄く上手で丁寧に作られていると思います。ここでそう繋がるのか!という点も凄くいいと思います。
ただ、泣けるストーリーだと思いますが、何故か全然泣けません。感動というのもあまりないです。
何故かはわかりませんけど?
面白いかと言うと、面白くない事は無いって感じです。
ただ星1つでは絶対ないと思います。
評論家では無いので、映画を正しく評価出来る能力や知識を持つ必要はないんですけど、星1つはチョットと思ってしまいます。
身勝手な大人たちの話。
結果から述べると、
身勝手な大人たちが、1人の女の子を苦しめ続けた話です。
ではなぜ感動的な話のようになっているのか。
それはこの話の構成がとてもうまいからです。
冒頭、小学生の女の子と、高校生の女の子、2人の話が並行して映し出されます。
そしてその二つの話の最後が、
森宮さんに出会った日と、卒業(別れ)の日という、印象的な二つの場面が重なるようにできています。
なので、二つの話が実は同じ女の子の過去と現在であるということと、出会いと別れの感動シーンが同じタイミングで起こるので、みんな涙が出るのです。
しかし、時系列に並べたら主人公の人生は身勝手な大人たち(特に梨花)に翻弄され続けています。
大人の都合で実の親と離れ離れになり、梨花の都合で苗字が何度も変わる。
最後も梨花は自分の死に際を見られたくないからと、勝手に姿を消し、死んでしまう。
それを大人たちのバトンと言い換えれば聞こえがいいし、家族の在り方を多様にしようとする昨今の流れに乗っかっているのかもしれません。
この映画を見て、家族の在り方は一つじゃないよね、などと思う人が増えないでほしいです。
本来あるべき姿と、そうでない姿をごちゃ混ぜにして多様性というべきではありません。
たしかに少数派の人たちを見捨てない社会ではあるべきですが、少数派が増えてしまっては、社会は予期せぬ方向へと進んでいくでしょう。
すごくずるいというか、上手くできている物語だなと、危うく出そうになった涙を引っ込めました。
それがバトンて。今の世にクレーム級の古さ。
それがバトンて。
今の世にクレーム級の古き女性観、人生観、結婚観、職業観。
薄い演技の薄いキャラが全てを薄い台詞で説明しきる薄い物語。
子役の変に巧い泣き芸も鼻に付く。
今や子役は下手でないと邪魔だ。
永野芽郁は猛烈に可愛いが、出番2/3での泣き過ぎは演り損。
もう1回観たい映画。今年No.1❗️
上映時間の半分くらいまで、ただ複雑な生い立ちの優子(永野芽郁)と同時進行するみいたん(稲垣来泉)の繋がり分からず、理解しようと必死に観てたが、2人が同一人物と分かってから、霧が晴れるようにどんどんのめり込んでいきました。優子が素直で優しく育ったのも3人の父親に愛されたから。特に森宮さん(田中圭)。魔性の女梨花(石原さとみ)も本当に優子を愛していたからこそ、夫を変え、病気を隠していたことがわかってきた時点で涙が出そうになりました。全ての人間関係を理解でき、最後のバトンが渡されたとき、すぐに最初から巻き戻して観たいと思う程、感動したし、惹きつける作品でした。稲垣来泉ちゃんは天才子役と言って良いのではないでしょうか。光ってました。気のせいかもしれませんが、優子が1人暮らしした部屋は「3月のライオン」の桐山(神木隆之介)が住んでいた部屋と同じに見えました。余談ですが。
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