そして、バトンは渡されたのレビュー・感想・評価
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☆4.8 前田哲監督作品!
老後資金の後に見ました。アチラが爽やかな感動ならコチラは心が震える感動作品ですね。前田哲監督の演出に感謝します。原作を読んでいませんでしたので、上映一時間過ぎからの本作は感動の上乗せで嗚咽が止まりませんでした。これで主題歌があれば語り継がれたと思います。満点不足はその点です!
やさしい世界
今の世代の感動系なのか登場人物みんないい人であり懐がでかい。
虐待もなければイジメ(ライトには有るが)もない。
原作未読の強みか、二つの時代をうまく伝え分けあたかも二つの別の家族にして見せ、それが実は同一であった時の驚きと感動は凄い良かった。
リカさんの逞しい生きざまは強い人で間違いなく、その強さは奔放で自己中でわがままに見えるが、美しさもあり憎めない魅力を放っていた。
その生きざまが病のせいと分かる所でもぐっと来てしまう。
君のすい臓を食べたいもそうだが、原作未読で有るがゆえに何の憂いもなくただ作品を楽しめたのは本当にラッキーだった。
バトンとは良いね。よく使われる表現だけど、リレーの選手みんなが全力で次の人へ渡そうと努力する。大事に落とさないように使命感を持って。
バトンは嫌なものじゃなくみんなの期待と興奮と感動、そして声援を連れてくる。
小さな時は転んだ森宮さんも立派に選手として完走したね。
伏線が回収されいろいろ繋がれていた事が分かると泣ける。
やはり連ドラ 前後編でじっくり観たい作品
原作の方がいい
2021年後半で観た映画で一番かも
本当になんとなく観たがすごくいい映画でびっくりした。
最初に「お?」って思ってた疑問点も最後の方で回収してくれるし、久々映画館で涙しました。
最後まで疑問点がなく、本当に泣ける良い映画でした。
今年のベスト邦画かも!
原作を読んだのは少し前なので記憶が不確かかもしれませんが、少し展開が異なる様な、でもこれは良い映画でした。今年のベストの邦画となりそうです。
おや、と思ったのは終盤の伏線回収シーンで、実は梨花さんと泉ヶ原さんが卒業式に来ていた!ところ。優子はステージ上から森宮さん、早瀬くんは見えているのに、あんなに目立ちそうな梨花さんと鈴ヶ原さんに気付かないなんてありえん、と思いつつ、そんなアラはどうでも良くなる出来の良い映画です。
ピアノがメインなBGMがよくて、帰宅後にサントラCDを注文しました。週末に届く予定で、楽しみです!
一途な女性のはなし
たまには素直に騙されるのもいいじゃない
泣かされにいったところは正直あるかなあ。
泣かせるものなら泣かせてみろ、というより素直に泣かされたいなあと思ってみたところはあると思います。
それにちゃんと答えてくれる映画だったと思います。
みぃたん役の女の子の愛らしさ、優子さんの健気さ、森宮さんのぶきっちょさ、
石原さとみの美貌に騙されてもいいかもと思ってみていました。
笑顔でいればラッキーがと石原さとみがみぃたんに言うセリフと
優子さんの笑顔に伏線らしきものが貼ってある気はしたのですが
すっと過去と現在とをつなぐ演出はうまいと思いました。
ムロツヨシの「マイダディ」も過去と現在が同時並行で進みながら、すっとつながる
そんな演出があったのですが、こういうのは流行っているのかな。
僕には娘はいないのですが、いたらもっと感情移入していたかもしれないと
思って、ドラマの流れに身を委ねていきました。。
マイナス0.5点にしたのは、「結婚=ゴール」としてしまったところでしょうか。
シンデレラさえ、結婚がゴールではないという現代。
「バトンが渡される」
女性は庇護の対象というイメージを強くさせる感じはしました。
同じタイミングでゲイのカップルの映画が公開されています
(あちらも、料理が重要な役割を果たしますが)。
そういった多様性の現代の中でちょっと守旧的な価値観なのかな、とも思いました。
でも、いい映画です。
納得!すっきり終わり気持ちいい
思った感じじゃなかった
宣伝を見て感動的な話かと思って観た。
感動はあった。涙も少しは。
でも、根本的な面では、ちょっと違う。
もし、梨花さんが主人公だったら、子供が出来なくなって欲しくてたまらず、好きでもない男と結婚して、優子を奪い取り、次は生活やピアノを習わせたい目先のお金目当てで結婚。
しかし、年寄りだから止めて東大出のサラリーマン。
体調不良で子供を押しつけて行方をくらまし、死期を感じて金持ち男の所へ戻る。なんて!
子供にとっては優しくて大好きなママのままかも知れないが、男たちにとっては迷惑な人。
でもそれが許されたのは、めちゃくちゃ美人だったから!
優子ちゃんはそれなりに幸せだったと思うけど、この男達の人の良さと言ったらありゃしない。(笑)
キャストの演技は良かったが、年齢差がよく分からない。ただ、岡田健史さんはカッコ良かった!
うっかり泣かされた
そして、ギミックに泣かされた
名字が4回も変わったとかいう予告編しか知らないままの鑑賞となりましたが、それが良かったのだと思います。観る前には、『万引き家族』以降血のつながらない親子の物語が多いな~くらいにしか思ってなかったわけで、まさかここまでストーリーの仕掛けに涙腺攻撃されるとは・・・そう、序盤はそれほどのめり込むほどの内容じゃなかったのです。
最初のギミックは、水戸さん(大森南朋)とみぃたん(稲垣来泉)の本当の親子+梨花(石原さとみ)の家族と、森宮さん(田中圭)と優子(永野芽衣)親子の2家族がどこに接点があるんだろうかと期待していたところから。まさかのみぃたん=優子という名前&時系列ギミック。名字だけじゃなく名前も変わっていたなんて反則だ~的な思いにさせられました。
要はこうした奇想天外な展開、自由奔放で魔性の女、デタラメな性格という梨花の行動と、隠された秘密という仕掛けによって感動する物語。梨花の性格付けでも計算高いという紹介や「高額の生命保険に入ってね」という言葉に騙され、みぃたんにはディズニーランドや新しい洋服で偽の愛情を注いでるかのように思わせるテクニックの賜物だったわけです。ただし、レストランでの待ち合わせというギミックは効果が薄かったかなぁ。
血のつながらない親子の愛というテーマだけかと予想してたのですが、終わってみれば梨花の優子に対する愛情が半端ないものだったということにも気づかされました。そもそもみぃたんは泣き虫だったんです!それがいつも笑顔で接する女子高生へと成長を遂げる。これも梨花さんの教育の一環。笑顔が良かったな~♪何はともあれ、梨花さんに泣かされました・・・
ご都合主義な話
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