「貰い泣き出来ず…」そして、バトンは渡された ぴくにっくさんの映画レビュー(感想・評価)
貰い泣き出来ず…
瀬尾まいこの小説が大好きなので期待しての鑑賞、レビューに泣けるとあったのですが…貰い泣き出来ずじまい…
感情移入が上手くいかなかったのは、あまりにも現実離れした話の流れ(バトンを渡す時の違和感)だからなのかも…
ピアノの音色が心地好く、ずっと聴いて居たい気分でした。
辛い時こそ笑えば未来は明るい。
子供って「かすがい」そして「生きる糧」だとソコは私も共感ですが、ファンタジーに浸れる純粋な私の感性は哀しいかな何処へいった…
石原さとみの笑顔が眩し過ぎて、全体的に瀬尾まいこの「辛いからこそ笑う」優しくて切ない世界観がソコにはなかったと思う私の、妙にさめた気持ちがあったのかな…
今晩は。初めまして。
”ファンタジーに浸れる純粋な私の感性は哀しいかな何処へいった…”
当たり前ですが、映画は原作と似て非なるモノであり、私個人の想いですが、”泣ける泣ける”という宣伝がある映画は(特に原作を読んでいる場合)少し、スタンスを取って観るようにしています。
で、前半はお父さんが勝手にブラジルに行ってしまうは、新しいお母さんは自由奔放で振舞うし、少し違和感を感じましたが、最後は全ての人が善性を持っていた、そして明るかった母が抱えていた事実が明らかになった映し方が上手くって、私はヤラレマシタ。
人間の感性は、当たり前ですがその時の体調、心情によって変わると私は思っており(ここが、映画と本との違いカナと思っています。)ぴくにっくさんの感性が何処へ行ったというのは、偶々どこかに行っていたのか、もしくは原作の印象が強かったのではないかと思います。
瀬尾まいこさんの小説は、私も数冊読みましたが、善性を肯定した内容が好きですね。では。返信不要です。
コメントありがとうございます!
分かります。ラストが1番シラケてしまいました。
泣ける泣ける詐欺で泣いてしまう日本人。これだと邦画は一向にこのままですね笑