シン・仮面ライダーのレビュー・感想・評価
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初代仮面ライダー世代として期待し過ぎました。
ストーリーが説明過剰でシンプルに楽しめない。ショッカーは世界制覇を企む悪の秘密結社でイイんじゃない。あのゲームシーンのような空中バトルは何?いきなりそれまでの世界観からサメた。コウモリモーグは道化キャラだったし。怪人は今風でカッコイイけど、もう少しオリジナルをオマージュしたデザインにして欲しかったなあ。予告編にあった工場屋上の蜘蛛オーグのカッコいいバク転のスタントシーン本編に無くない?平成ライダー世代には違和感ないのかもしれないけど大野剣友会的なじっくり見せるライブな殺陣の迫力が欲しかったなあ、CGで何でも作れるけど、カットワークで見せる演出もありだけど、やっぱり伝わってくるものが違うんだよな。エンドロールで流れた初代の各曲は、ただのBGM。もっと本編内の盛り上がるシーンで使えなかったものか。予告編での期待が高すぎたから、別に全部悪かった訳ではないけれど、十分楽しめたけれど、見終わって子供の頃に毎週ワクワクしてTVを見た、あのライダーへの思いが熱く蘇えって来た云う満足感には至らなかったなあ。
ジジイ世代の感想です。
当時の仮面ライダーを観た人なら楽しめると思う。
私は当時の仮面ライダーは全然知りません。藤岡弘さんがやってたってことくらいしかです。
内容は、悪の結社の元を離れた仮面ライダーが敵の幹部(?)を次々に倒していく話です。
観てて微妙だと思ったところ↓
・戦闘シーンが暗すぎる
・専門用語の連発
・これで感動するか?ってシーン多々
・戦闘シーンですが、6人くらい幹部倒すんですが、半分は暗いところで戦ってます。本当に見づらい。ストーリー性やら感情移入は全然出来なかったので、戦闘を楽しもう!と思いましたが、暗かったです。
・冒頭で用語が大量に出てきます。元を知ってたら分かるのかな?私にはほぼ分かりませんでした。プラーナが恐らくその人の魂的なものかな程度ですね。
・浜辺美波役が死ぬ前にいきなり仮面ライダーとの信頼性が進んだので、これは死ぬなって思いました。死にました。
それに敵が兄で、兄弟愛です。って見せられても全く感動とかありませんでした。
原作リスペクトの撮影方法やCG、BGMが多々あったっぽいので原作好きで見たことある人は楽しめると思います。
西野七瀬さんが演じてたハチオーグとの戦いは楽しかったです。コマ送りのような描写を使っていて、スピード感ありました。
仮面ライダーを知らなくても楽しめた!
豪華キャスト陣で送る庵野秀明監督の最新作!
シン・ゴジラやシン・ウルトラマンももちろん見た。
ウルトラマン役だった斎藤工さんも出てて、ほとんど瞬きしてなかった!
シンゴジラに出てた、竹野内豊さん?も出てて楽しかった。
あと敵役だけど、超絶セクシーな格好で長澤まさみさんが出てました。
仮面ライダー役の一文字隼人(柄本佑さん)はカッコいいのはもちろん、演技がとても上手だと思いました。
元気をもらいました。製作に携わったすべての方に感謝をしています。
庵野秀明監督には何度も勇気と元気、知的好奇心を頂いています。
ありがとうございます。お体にはお気をつけて、次回作に期待しております。
僕も、庵野秀明監督とは違う立場ですが、アニメーション制作会社のプロデューサーを目指しています。
もちろん、僕には僕なりにできることがあると思っています。庵野秀明監督のようなクリエイターの少しでも力になれるよう、精一杯頑張ります。
サイクロンは4stです。
独自の思想へ世の中を導こうとする秘密結社SHOCKERに改造されたバッタオーグが仮面ライダーとしてSHOCKERと対峙する話。
初代の仮面ライダーは自分が生まれる前に放映されていたもので所謂「世代」ではないしハマった訳ではなく、再放送でそこそこみていたレベルの知識しか持ち合わせていないけれど、大まかな設定はオリジナルを踏襲しているところが多いし、登場オーグも初代仮面ライダーを意識したものになっていて嬉しい。多分演出も時々狙って昔風にしてるのかな?
鑑賞前は仮面ライダーの頭はヘルメット!?と少し違和感もあったけれど、その他設定も合わせてある程度理屈が通り納得できる説明がされて、なるほどねとなり、オリジナルより寧ろいくらかは現実味が感じられる。
組織の思想と幹部のオーグの思想がかけ離れていたけどw
ストーリーはなかなかシリアスで面白いのだけど、中盤過ぎから能書き臭さやテンポの悪さがチョイチョイ気になる。
主人公からしてセリフが棒の人だしね。この方ハマれば凄く良いのだけれどね…。
そして終盤の見せ場が画面の暗さやカメラワークのせいでちょっと見にくくて勿体ない。
期待値が高かっただけに結構気になるところが多かったしモンクばっかりみたいになってしまったけれど、ストーリーや設定の結構な部分がオリジナルを踏襲しているし、これはこれでしっかり練り込んで書き上げ作られた感じがして面白かった。
おやっさんもアミーゴもぶった斬る潔さは良かったけど…やっぱりちょっと寂しいかなw
エンドロールのBGMメドレーは素晴らしかった!
MARVEL日本版
映画好きならばお馴染みの俳優を起用して、アニメ&漫画&ヒーロー特撮を、現在の解釈で再構築するプロットは、その神通力はどこまで通用するのかを試された作品であると考える
このフォーマットの完成形の相似を観賞したのだが、それに加えてメディアミックスとして敵側の視点の漫画を展開することでムーブメントを発展させているのも斬新である
ストーリー展開はあくまで今風の仮面ライダー的要素だが、ノスタルジーとしてのルックが加わることで"ナンチャッテ"重層感が醸し出されるのは、監督のアイデアの勝利であると思う
多視点の目配せ(ロボット刑事 イナズマン V3)をイメージさせるあざとさも組み込まれていて、緻密さには舌を巻く
各登場人物の一人称のアップの多様も、前作の踏襲なのだろうと感じる
但し、その全てはハリウッドでは日常茶飯事であり、その効果も薄れ始めているように思われる
本来、完成された作品に提案することは非常識この上ないのだが、一寸だけ願望を話すと・・・
登場人物全員、ギミックを纏わずに全て素の儘での演出したら面白かったかも知れない
といっても、庵野節はこれ自体オリジナリティだから、これ上手に戴くとしよう
庵野!!まずは君が落ち着け!!!
2時間の上映が終わってシアターが明るくなった後、最初に出た感想は「え、ええ…?(困惑)」だった。脳内の千鳥ノブがちょっと待ていボタンを連打した2時間、その整理がつく前に気が付いたら終わっていた。
僕は幼少の頃は仮面ライダーの大ファンだったが、しかし初代ライダーはYouTubeにある1話しか見ていない。しかし冒頭のクモ怪人戦、「ここ1話で見た!」だらけのやりすぎオマージュがこれでもかとギッチリ詰め込まれる。どうもネットを見てる限り、全編このノリだったようで、もし原作を見てたら頭パンクしていたのではないだろうか。
その後もとんでもない展開、演出続き。早口に語られる変身の基本概念。分かりやすく「後半デレるな」となるヒロイン。まさかの政府協力者として出演する総理補佐官とウルトラマン。70年代を思わせる構図&画質で爆走するライダー。微妙にクオリティが低いコウモリ怪人のVFX。空飛ぶサイクロン。ここまででまだ半分過ぎていない。
一方でストーリー、キャラ描写はやや薄味ではあるものの、変にブレたりすることもなくしっかりと整っている。全てのキャラクターに魅力があり、特に後半からの出場ながら存在感で全く劣らない一文字隼人の描写は上手いとしか言えない。暴力を嫌い、殺しに葛藤する1号も、その性格がただの設定でもなく、かと言ってストーリーで擦りすぎてただのヘタレになるわけでもない絶妙なバランスで、優しく哀しいヒーローを描けていた。とはいえキャラ、ストーリーの掘り下げは浅く、しかもセリフで説明されることも多いのでそれを不満に思うのは最もだ。
そして問題の後半。すべての人類の魂を別世界に移す計画を試みる、かつて母を殺された男。いや人類補完計画じゃねえか!やっぱりエヴァから逃れられてないじゃねえか!と思った人がほとんどのはずだ。しかもこの黒幕が青い仮面ライダーとなり「仮面ライダー0号」を名乗る。完全にエヴァ0号機である。
攻めすぎなカメラワーク。微妙なVFX、もう少し欲しい気もするストーリー。好みが分かれそうな戦闘シーンなど、正直減点ポイントも多いのだが、しかしそれを補って余りあるカッコよさ、それと隣り合うライダーの悲哀が描かれていた。しかしそれにしてもちょっとやりすぎではないだろうか…より多くの人に楽しんでもらうことを意識したと監督は言っているが、正直それが達成されたとは言い難い。恐らくかなり賛否が分かれるだろうが、何か引っかかるものがあってとにかく語りたい、というのが共通認識となる映画だろう。
最初おもしろい
最初のバイオレンス感が良かった。
序盤から25分で敵1匹というTV枠の番組をみるような展開。
ウルトラマンよりも人っぽい敵が多いので、スケール感が小ぶりなのは仕方なく、とはいえ戦闘シーンは面白いところもあった。
けど、ワンパンKO展開が多いので。少し物足りなさも。
AIあたりからよく分からなくなりました。
元々仮面ライダーよく知らないから仕方ないなかも。
仮面ライダー愛溢れる完全無欠なリブート!
仮面ライダー生誕50周年企画作品。
シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバースの一編。
通常スクリーンで鑑賞。
オリジナル版は数話視聴済みです。
仮面ライダーに造詣の深い庵野秀明監督だからこそつくり得た、これ以上は考えられない完全無欠なリブートでした。
オリジナルの設定を現代的に解釈し、誰もが納得出来る整合性を付加して無理の無い作劇に繋げていて隙がありません。
石ノ森章太郎氏の原作やオリジナル初期の作風をトレースしながらテンポ良くシャープな演出を施していて流石の一言。
情報を小出しにする宣伝も「いつものやり方だな」と思いつつ、やはり期待を煽られるので見事術中に嵌まってしまう。
事前情報以外のサプライズは予想出来ていましたが、いざ目にすると「お!」となるし、特に本作は意外性が強め。
エンドクレジットを見て、「この人も出てたのか。はてどこに?」と後でパンフレットを読む楽しみが出来ました(笑)。
本作で庵野監督が目指していたものはキャッチコピー(変わるモノ。変わらないモノ。そして、変えたくないモノ。)に端的に示されていて、なるほどその通りの内容でした。
ストーリーは、もうひとつのキャッチコピー(孤高。信頼。継承。)に暗示されていた通りに流れていき、孤高の緑川ルリ子が本郷猛を信頼し、ふたりの願いが一文字隼人に継承されると云う見事な展開で、胸が熱くなりました。
庵野作品の底流に感じる人間讃歌は本作にもあり、不条理の罷り通る世で他者を信じることの意味を問うていました。緑川ルリ子の心情変化や緑川一郎が進める計画(人類補完計画感)を通して突き詰められていて、考えさせられました。
「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」と築き上げて来た「シン」のブランド力はようやく安定期に入ったな、と…
「シン」を冠するものに求めているのはこれだよと、期待していたものが全て詰め込まれていて大満足の作品でした。
[余談1]
特撮オタク目線で徒然なるままに、感じたことを箇条書きで記していきたいと思います。間違っていたらごめんなさい。
○冒頭の殺戮描写。少々面食らいましたが個人的には幼い頃からの疑問が氷解して大満足でした。仮面ライダーの基本スペックとしてパンチ力何トンだのキック力何トンだのと記載されている本などを読む度に、ショッカーの戦闘員って全身タイツの生身の人間っぽいからこんな強いパンチされたら粉々になるよなぁ、なんて漠然と考えていたことが今回ビジュアル化されていたからです。だからこそのPG12指定なのか…
○ショッカーのロボット、ケイ。何故にロボット刑事Kのオマージュなのか。石ノ森章太郎原作繋がりの単なるお遊び?
○カマキリカメレオン(KKオーグ)が示す通り、続編があるなら死神博士にご登場願いたいところ。続編、あるかなぁ…
○やはりダブルライダーと来ればダブルライダーキックが不可欠ですが、きちんと描写してくれていました。感無量。しかもショッカーライダーまで登場するとは。
暗さの演出が際立っていたのでよく分からなかったけれど、黄色いマフラーを巻いていることだけは確認出来、さすがは庵野監督、きちんとしていると思いました。
○チョウオーグ、ダブルタイフーンシステムのベルトで変身するもんだから「まさかV3か!?」と座席から身を乗り出してしまいそうになりましたが第0号とは。なるほどなぁ…
○演者が実際にマスクとスーツを着用してアクションをこなしていると見え、ところどころキレの無い動きがあったものの意欲的な演出だと思いました。しかし、仮面ライダー第0号のアクションはとても良かった。蝶の舞いみたいな動きで、森山未來が海外で磨いたコンテンポラリーダンスが活かされていることは明白。第0号の無敵感も伝わって来て良かったです。
[余談2]
「シン・ウルトラマン」同様、少々マニア寄りな作風に舵を切っている感が強いので、万人受けするかと云うと疑問。
今回も「シン・ゴジラ」みたいなヒットは無理か?
[余談3]
次に「シン」をつくるとしたら…
やはり「シン・ゴレンジャー」しかない!(笑)。
[以降の鑑賞記録]
2023/03/18:梅田ブルク7(ゲストビジット【西野七瀬】)
※修正(2024/01/12)
冒頭10分くらいまでは最高。あとはエヴァ。
話は妙に陰鬱でアクションシーンはパチンコのCGレベル、途中アニメのドラゴンボールみたいな空中での殴り合いが起こった時はもうダメだと思った。でも、そんな気持ちを一文字隼人が救ってくれた。彼の軽くて明るいキャラクターがなんとか最後まで作品を見せてくれた。2号仮面ライダーがいなければ寝ていた。
冒頭の10分は本当に最高だった。シンゴジラのように、かつての名作が現代に蘇る展開を想起させる最高の出来だった。しかし、全てはここまで。それ以降は緑川ルリ子演じるアスカと本郷猛演じるシンジが悪の改造人間を倒したり倒さなかったりが延々と繰り返される。
改造人間も性能の差にばらつきがありすぎてリアリティラインがバラバラ。蜂女は目で追えない程の高速移動ができるにも関わらず、こうもり男は頭が良くて飛べるだけ。他の怪人もパッとしないし、怪人というよりはただの変人。
ライダーキックは垂直に飛んでから相手を蹴る、という科学の本のネタにされる物理的にはどうかしてる代物で、これをどんな解釈するのかと思いきや、「プラーナという謎分子が羽みたいになって勢いをつけてくれる」という鼻くそみたいな解釈がなされていた。ていうかプラーナってなんなんだよ。仮面ライダーに変身するんじゃなくて、人間に戻るっていう過程にするのはいいなって思ったけど。その設定使ったの本当に最初の方だけで、やるならちゃんと最後まで描写して。あとライダーキックってビルを破壊できるほどの威力があるの?ありすぎじゃない?これで骨が折れないのに、2号に蹴られて折れる骨はマジでどうなってんだ。根本的なことだけどプラーナって本当に必要だった?あまりにもウルトラC過ぎない?
ラスボスの仮面ライダー0号も?????。戦闘もなんというか出来の悪い合気道のヨイショ試合みたいでスッキリしない。ちなみに頭突きで決着がつく。あとなんかよくわからんストーカーロボット。お前はなんもせんなら出てくんな。
何度も書くがアクションシーンが本当に酷い。これなら中途半端な二流CGを使わずにアニメにでもしたらどうかと思うほどの出来だ。CGを使ったゴ○ミカ○スアクションシーンの間に「これが見たかったんだよ」というようなかっこいいシーンが0.5秒くらい挟まる。このアンバランスさがめちゃくちゃ気持ち悪い。斬新な絵面もあるにはあったが、兎にも角にも画面が暗すぎて「ごめん、なんかよく見えなかった」。ニセ仮面ライダー戦はもう全ての悪いところを凝縮したような映像で、目がたくさん光ってんなって感想以外ない。
でも、本当に2号仮面ライダーは最高だった。かつてのテレビシリーズで2号を演じられていた佐々木剛さんに全く似てないキャストで大丈夫かと思っていたが、違うのは見た目だけであとは完全に仮面ライダー2号。演じられている柄本佑さんは本当に凄い俳優だった。なんか雰囲気が軽いのに正義の味方で戦うと強いって、よくぞここまで演出できたなって。暗さと明るさにメリハリが効いたあのテレビシリーズの感じを彼だけが出せていた。
別に過去の作品に似てれば良いというわけじゃないが、過去の要素は綺麗に踏襲して新しく解釈して欲しいってのがシンシリーズに託されてることだ。シンゴジラではその辺うまくできていたと思う。ただ、シンウルトラマンとシン仮面ライダーを見た限りだとそれはただのまぐれで、もうシンゴジラみたいな作品は無理なんだなって感じた。もしくは公開を伸ばしに伸ばしまくるか、またエヴァを作らせて庵野監督に負荷をかけるしかない。シンシリーズは全部映画館で見たけど、もう次は映画館で見ることは無いと思う。
流石にこの感想をみてまだ本編見てない人は居ないと思うが、シンウルトラマンが面白いと感じた人はきっと面白いと感じるだろうから見た方がいいと思う。それ以外の人は一度見に行って、このなんか微妙な気持ちを追体験してほしい。最初の10分は本当に良いからそこだけ見て映画館出てもいいと思う。でもそこで出たら2号が見れないからやっぱり全部見るしかないな。2号の一文字隼人は本当に良い。
総合的に振り返ると良い悪いが視聴者に分かれる
1番シンシリーズで個人的に楽しみにしていた仮面ライダー。ウルトラマン同様原点のデザインを崩さずに、ちゃんと細かいところ未来的なデザインで差別化しているところはとてもよく、怪人側に関しても元デザインをオマージュしたようなデザインで良かったと思う。
バトルアクションに関しては相手によるがまぁ良かった。特に蜂女と第2号の戦い。蜂女は屋上での高速刀戦闘は蜂をイメージした戦い方に合っていた。2号との工場地帯の戦いもちょっと跳躍しすぎではあるもののスピード感があり面白かった。
個人的にハマらなかったところ簡単にまとめると、まず本郷猛及びるり子のキャラ設定。もう少し本郷猛には漢感が欲しかったのとるり子少し情緒不安定?かな。
怪人デザインはいいんですが変身?装着する前の姿がコスプレ色若干強く少し違和感かな。
ウルトラマンの時にも思ったが無理に原作のbgm使わなくてもいいと思うんですよね。使うなら1番最初の戦闘や終盤のバイクで敵基地に向かうワンシーンぐらいで。全世代対象とはいうものの成人ぐらいの年齢が中核だと思うのでやはりそう相応に緊張感ある音が欲しかったです。
仮面ライダー最高!庵野監督お疲れ様です。
期待外れ、でも浜辺美波さん、西野七瀬さん、そして"彼女"が◎
期待はずれで全然面白くなかった
「シン・ウルトラマン」が大傑作だったので、それに続く庵野秀明監督印のエキサイティングな作品を期待してましたが、本作は全然違って、迂闊にも途中ウトウトしてしまうほどの退屈な作品でした
どうしても「シン・ウルトラマン」と比べてしまいますが、最新技術を使ってめちゃくちゃレトロ感を出したり、往年のオリジナルシリーズをなぞったオマージュシーンでニヤリとしたり、というのを楽しみにしてましたが黄色いマフラーの偽ライダー達が出てきたぐらいで、全く感じられず残念
エンディングのオリジナルソングが連続で流れるのも何だか わざとらしすぎて楽しめなかった
なぜ主役が棒読みで無表情で不気味な池松壮亮さんなのか? それだけで雰囲気が暗すぎる
そんな中で しいて良かった所、三連発
①浜辺美波さんは綺麗で可愛くて、複雑なセリフ回しも含め、とても凛とした役柄で似合ってました
②ハチオーグの西野七瀬さんも美人で目力も強く、バトルシーンも含め立ち居振舞いがとてもカッコよくて悪役が似合っておりグッときました
③そして・・・
サソリオーグの長澤まさみさん、自分には出演の前情報が全く無く、まさかの登場だったため、めちゃくちゃセクシーで彼女でしかできないブッ飛びぶりの怪人役に大拍手、個人的にはここが一番良かったかも
と筋と全然違う所で楽しめたので、まあこれはこれでいいか、という思いで劇場を後にしました
今後のシン・シリーズに期待を込めて
まずは最初に。今作は最低でも初代仮面ライダーの1話は必ず見るべきだと思います。できれば、庵野さんがセレクトした原作10話分を見ればさらに面白いと思います。
ここからが、感想になります。
序盤の蜘蛛男まではとても面白かったのですが、途中から、主人公達の心情や描写が少ない中物語が淡々と続いた点と、CGを多く使う点は文句はないのですがもう少しスタントをリアルであればいいなと思いました。また、本郷が何もしないのでオタク設定はそこまでいらないとは思います。
今回は庵野作品で常に鷺巣さんとタッグを組んでいないのが珍しく、庵野作品味は少ないと思います。
今作は、庵野要素がありますが、ところどころが庵野要素が薄味な気がしました。庵野要素を求めることはやめましょう。仮面ライダーを楽しみましょう。
今作は、シン・シリーズユニバースの前座だと思うので今後に期待しましょう!
星3.5→5へ。
2回目の鑑賞である。
1回目鑑賞時のレビューは下記にある。それも読んでもらいたい。
1回目の鑑賞後、何とも言えない喪失感と悲しさを覚えながら床についた。
するとその日夢は仮面ライダーだった。
夢に出てきた仮面ライダーはシン仮面ライダーだった。
その夢を思い出しながらすぐに劇場スケジュールを確認、予約した。
なぜだろう。
確かにもう一回観ようと思っていたが、それは一種義務感だった。
だが、予約する時の僕の頭の中に義務感はなかった。
ただただ、もう一度「仮面ライダーを観たい」という童心だけだった。
仕事終わりで疲れた切った体に鞭を打ち席に座る。
途中で寝ちゃうんだろうなぁ。なんて最低な事を考えながら鑑賞する。
するとどうだろう。
眠気なんて忘れて作品に没頭する自分がいた。
確かに許せないCGだし、本郷の動機もいまいちわからなかった。
だけどこの作品には「仮面ライダー」がいた。
それで充分だった。
僕はこの作品に欲を出し過ぎていた。
仮面ライダーがそこにいれば、それでよかったんだ。
「変わるモノ、変わらないモノ、そして変えたくないモノ」
このキャッチコピーがなんとなく僕にはわかった気がする。
かっこいい仮面ライダーが居たから僕はもう一回観に行く。
この映画で「仮面ライダー」が観られるから。
「1回目鑑賞時レビュー」
まず、私は仮面ライダーとスターウォーズで形成された人間である。
平成生まれだが、昭和仮面ライダーと共に育ち今に至る。
特に好きなのは、仮面ライダー旧1号である。
そんな私が贔屓目で観て星3つである。
公開前、制作発表や予告編、Twitterに上がる庵野秀明監督が撮影した仮面ライダーを見て期待感は募っていった。
最速上映のチケット発売時間にすぐにベストだと思われる席を確保し、鑑賞した。
そして、星3つである。
なぜか。
たぶん僕が観たい仮面ライダーでなかったからだろう。
それが大きいと思う。
僕は、殺陣で闘う仮面ライダーが観たかったのだ。
そして誘拐され改造され人間でなくなった本郷猛が孤独と哀しみを胸に自分と洗脳されてしまった自分と同じ改造人間を「殺す」、そういう哀しき正義のヒーローが観たかった。
そういう作品でなかったと思う。
まず、殺陣で闘う仮面ライダーに関してだが序盤は良かった。
クモオーグとの闘いは血生臭い改造人間の闘いだった。
しかし、それ以降のオーグとの闘いは違った。
非常に残念である。
VFXやCGといったものを使うのは全然良い。
だが、あまりにも酷い。
上手い素人が作ってYouTubeに上げているものの方が全然質は上に思える。
僕には耐え難かった。
そして、本郷猛の哀しみや動機。
改造された哀しみは表現されており、仮面をつける理由も通っていた。
だが、ショッカーと闘う動機があまりに弱いように思えた。
そもそも緑川博士と本郷の繋がりもよくわからないし、緑川博士が本郷をバッタオーグに選んだ理由もいまいちピンとこなかった。
たぶん、僕に理解力がなかっただけかもしれない。
もう一度観ようとは思う。
もう一回観てしっかりレビューしようと思う。
現状では贔屓目に観ても星3つだ。
僕は悲しい。
本郷猛
初日、鑑賞
期待値が高かったのでちょっと残念な
部分ありましたが楽しめました。
世代的には、V3なので仮面ライダーは
再放送でした。
ダブルライダーは燃えたので今回、2号が
出る事がわかっていたから楽しみでした。
全体的な感想
一回じゃわかんないかなあ。
なんとなく、わかった感じです。
池松壮亮さんの演技良かったなあ。
ルリ子を思うところ、立花さんと決戦前に
話すところの演技震えたよ。
CGは残念な部分が多い。
TV平成令和仮面ライダーぐらいかよて
くらい
予算もあるんだろうけどお金かけてほしかった。
サイクロンの変形は○
浜辺美波さんも良かった。
ラスボスはなんでそうなるのて?
だったから理解不足
セリフもちょい聞き取れないシーン
あったなあ。
でも、初代リスペクト満載のシン・仮面ライダー
楽しめました。
劇伴、エンディング曲で涙した人
私です。
20年前のCG??
鑑賞直後でこのレビュー書くまでは星3.5のつもりだったんですが
色々整理してて
あれ?最悪の想定よりは悪くなかったけど映画としてはそんなに良くないぞ?
ということで2にしました。
とりあえず公開前から気になってたのですが
とにかく仮面ライダーのスタイルが悪過ぎます
池松さんは小さくて足短い日本人!って感じで
予想外だったのが柄本さん
スラッとしてていいかと思ったら
細過ぎかつ猫背でめちゃくちゃ2号がカッコ悪く見えました。
予告にもあった線路のところで1号が歩いてゆり子に向かうシーンがあるんですが
あそこは池松さんがやってたんでしょうね
歩き方がまぁぎこちない
スーツアクターさんはやっぱり偉大です。
2号の初変身シーンからの名乗りポーズも予告にはあったので覚悟してたのですが、おそらく柄本さんがやってますよね
身体の向きとマスクの向きが合ってません
要するにヘッタクソでした。
しかしキャスト陣の演技は全体的に悪くなかったとは思います。
ただ庵野も本当にワンパターンですね
安定のルー語で喋るキャラクター(さそりとロボット刑事K)
早口で横文字とかをペラペラのキャラはゆり子の立ち位置ですが
まぁそこはゴジラ、ウルトラマンよりは抑えられてたかな?
で
またこの人かってキャストも多い
まぁ庵野のお気に入りかつ演技が邪魔にならない人たちばかりなんでいいですけど
西野七瀬もキャラクター設定に助けられてるかもしれませんが『あなたの番です』よりは全然普通に演技されてました。
池松さんも泣き絵とか
なんかイマイチ機械的な棒読みセリフがあったんですが良かったです。たぶん演技力じゃなくて庵野の謎演出でしょう。
でも気になったのは池松さん病気でもしてたんですかね?とにかくずっと震えてましたけど
特に一文字と対面で話すシーンとその後の海でのシーン
1人だけガクガクガクガクしてましたけど
単純に寒さ我慢できない感じだったのかな?
浜辺美波さんは演技的なところは庵野が大好きな機械的に感情なし系のキャラだったので過大評価はできませんが結構良かったと感じました。
とにかく毎回の通りキャラの顔のドアップシーンがめっちゃ多いんですが
浜辺さんのビジュアルは強いですねw
あのアップ地獄に耐えられる絵なのは単純にすごいと思いました。
逆に柄本さんはアップきっついですね
表情のパターンもないですし
結構駆け足で話が進むんですが
まぁ退屈はしないです
特に蜘蛛との対決は本家を相当意識してたのはいい演出でした
ただ戦闘シーンが下手くそすぎるというか
パッと飛んでクルクルして次のカットでは着地しててみたいな
文字起こしするとわかりにくいんですけど
とにかくアクションが見づらかったです
たぶん臨場感を出す為なんでしょうけど
とにかくCGのレベルが
これ2023年の映画?ってツッコミたくなるほどのクオリティでした
正直テレビ放送の仮面ライダーのCGクオリティと大差ないです。
キックのシーンだけは良かったです
ただバイクの変形シーンとかとにかくすべてのCGのクオリティがゴミです。
コウモリとの戦闘なんか観てられないです。
最終決戦の0号との対決シーンも
臨場感出ると思ってる素人か!ってくらい過剰なカメラブレブレ演出で見づらい見づらい
あのブレブレたぶん後から付けてるブレブレですよね
意味不明です
いわゆるショッカーライダー的なやつらとの戦闘も暗すぎて全く何が起こってるかわかりません
暗くて何やってるかわからんって数多くの映画でやってたけどなんで未だこれやるんだろうね?
複眼の発光目立たせたかったのか??
0号こと蝶の森山さんの演技力はさすがでしたね
頭1つ抜けてる感じでした。
結末の流れはたぶん原作未読の人には
?
でしょうね
原作知ってる身としてはまぁだいたい予想通りです。
ただ納得いかないのは
ショッカーの技術で作ったライダーのスーツとサイクロン号を公安?が普通に用意できたことは
新1号のビジュアルが良かろうが関係なく気になって仕方ないです。
あと声ですね
リアリティの追求なんでしょうけど
マスク装着すると声がかなりこもる演出なんですが
とにかく聴き取りにくいシーンが多かったです。
これ別にマスクに声をクリアに発する事ができる機能とかで良くない?
めっちゃ聴き取りにくい
あと
プラーガプラーガプラーガ言ってるけど
プラーガってなんぞやって思ってそのまま終わってしまった方多いのでは?
で
ロボット刑事Kが出てきた意味は一体なんだったの?
庵野の事だからどうせ続編なんか作らないだろうし
作ったとしても5年くらい先だろうから
疑問的なものは残さないで欲しかった。
1回しか観てないからアレなんですが
あのKの大元になんかデカい機械のAIかなんかいなかったか?
正直ショッカーの目的もある程度説明はされたけど
意味がよくわからなかった
蝶が長で
蝶がやろうとしてたことがショッカーの目的ってことでいいのかしら
イマイチピンと来なかった
あと
終盤ゆり子がアップデートした1号の機能ってなんだったの?
てっきり風なしで変身できるようにかと思ったら関係ないというか
普通に途中からマスク被るだけで能力発揮できるようになっててよくわからんし
前述しましたが
かなりテンポはいいので退屈はしなかったし
庵野ワンパターンのあとはヲタクたちで勝手に考察しててなパターンではなくて良かったので
星3くらいかなと思ったのですが
このレビューを整理してて2になりました。
とりあえず及第点ではありましたけど
あれほど情報隠してた意味も別に感じなかったし
この出来なら上映開始前から珍しくプロモーションに注力したり、グッズを大量に展開してたのも納得というか
これは公開後に出してもイマイチな売れ行きだったかもしれないですね。
変身って単語が2号の1回しかでてこない
蜂はなぜかチェンジって言う
なんかイマイチ設定に今回は深みを感じなかった。
あ
ロケーションは良かったです。
夕陽のシーンとか良かったですね
とりあえず人にはオススメはできない映画でしたね
時間無駄にかけて無駄に内緒にして情報出してなかった割には大した事ない映画でした。
追記です
パンフレットを読んで判明したのですが
仮面ライダーはほぼすべてスーツアクターではなく俳優さんがやっていたようです
通りでアクションに迫力が足りないし
ポーズや歩き方が下手なのだなと
スーツアクターは絶対使うべきでしたね
当たり前ですが
あとプラーガではなくプラーナでした
プラーガはバイオハザードですね
思い出が美しすぎたのか も、と思ったけど、今となっては
プラーナとかもっともらしい設定を持ってきたけど、あんまりノレなかった。
最初の蜘蛛男があっさり博士は殺すのに、ルリ子は殺さず生け取りってこだわってたけど、他の怪人にはそんな設定あったかな?。それに、怪人が裏切り者を追い詰めるってことではなく、逆にルリ子&タケシが怪人の方に出向くパターン。しかも、怪人が実は知り合いって言う斬新さ。
ショッカーにしても、そんなに悪いことしてないような気がする〜。
後の2号もあっさり出てきて、ルリ子もあっさり殺され、殺したカメレオンくんは、最大の武器である透明マントをあっさり投げ捨ててたけど、勝ったら拾いに行くのかな。透明だから探すの大変そう。ちゃんと負けたからまあイイか。
ルリ子が死んだ後、タケシが慟哭してたけど、全然感情移入できんかった。ルリ子の遺言ビデオはそこそこグッときたけど、その後、アジトに向かう時、かなりの疾走とバトルだったけど、距離感が全然わからんかったし、蝶男との死闘もなぁ。なんとなく無理クリ勝たせた感が強いし、蝶男の改心もあっさり。
最後、たちばな、滝、シン1号の流れは良かったけど、それまでがなんとも。
期待が大きすぎた感じです。
それにしても菊池俊輔は偉大だと思いました。サイコーです。
菊池俊輔と浜辺美波に⭐️一つずつで。
以上を、書いたのが鑑賞1回目直後。
その翌週、モノに釣られてIMAXで観てきました。IMAX用に撮影してるかどうかは知りませんが、2回目だと色々気づくことが多くて、イチイチ面白い。
ハチオーグこと西野七瀬サイコーということで、⭐️2から⭐️4.5に爆上げしました。
結局、5回観たんですが、早く日本語字幕付きの配信で観たいです。
まさに、変心。
【”人間を信じる事にしよう。そして、仮面ライダーのマスクに込められた想い。”台詞の中の生物学や哲学言語が難しいです。けれど、ライダーキックは矢張り格好良いし、世界観にも引き込まれた作品である。】
ー もう、冒頭からプラーナやら、○○オーグやら、ハビタットやら、聞いた事のない台詞がバンバン出てきて、意味を想像しながら鑑賞。(けれども、これが楽しい。)
更に言えば、エンドロールで流れた俳優さんの名前を見て“え、何処に出てた!”。具体的に言うと、大森南朋さんと松坂桃李さんである。松坂さんは”もしかしたら?”と思っていたが、大森さんは分からなかったなあ・・。-
◆感想
・冒頭から”人間と昆虫が一番、発達している”と言うSHOCKERの創設者(松尾スズキ)の思想の下に造られた様々なオーグが登場する。
ー クモ、ハチ、カマキリ、サソリ、クモ・・・。-
・映像も独特で、緑川博士(塚本晋也)とその人口子宮から産まれたルリ子(浜辺美波)と兄イチロー(森山未來)との関係性が明らかになって行く様も面白い。
・仮面ライダー一号になった本郷猛(池松壮亮)の哀しき過去を経験したからこそ、強くなって悪を斃したいという想いと、それに背反する彼の優しさの描き方も良い。
・ルリ子が徐々にそんな本郷の姿に”自分の想いを託せる人”という想いを持って行く様。
ー 今作のフライヤーはナント、5種類もあるが初期に出されたフライヤーに載っていた”孤高””信頼””継承”と言う言葉の意味が伝わって来るのである。ー
・一文字隼人の仮面ライダー2号(柄本佑)と、1号が圧倒的な力を持つルリ子の兄、イチローの”完全体仮面ライダー0号”に、ルリ子の想いを伝えるための戦闘シーンもナカナカである。
ー 森山未來が、超一流ダンサーとしてのオーラを発揮しているシーンでもある。-
<今作は、庵野秀明監督が仮面ライダーを世に出した、故、石ノ森章太郎へのリスペクト溢れる作品である。
仮面ライダーの魅力を世に再認識させる作品でもある。
それにしても、エンドロールで流れた制作陣の中での庵野秀明氏の名前の多さよ。矢張り完璧主義者なんだろうなあ・・。
冒頭の舞台挨拶でも、俳優さん達が”こんなことは滅多にないのですが、私達が今作を観たのは10日程前ですから・・。”なんて、言っていたなあ。
間違いなく、庵野秀明監督がギリギリのギリギリまで編集やら画像やらに拘っていたのであろう。
私は、そんな作品には当然ながら、リスペクトを送るのである。>
■2023.3.26
御指摘を受けて、一部修正しました。有難うございました。
今までのシンシリーズが90点なら今回は79点。
シンゴジラ、シンウルトラマンが90点の高得点だとしたら、今回のシン仮面ライダーは、ギリギリ1点足りない79点と言った感じだろうか。
映画冒頭、謎の車両に追われバイクで逃げる本郷猛と緑川ルリ子。ルリ子のピンチに颯爽と現れる仮面ライダー! そう、映画のツカミは完璧だった。
完璧だった……。完璧だったのに、なぜだ?
なぜか、見ていて微妙な気分になってしまう。
まず、ストーリーのテンポが良すぎて内容に入っていけなかった。
クモオーグを倒したらすぐにコウモリオーグ。コウモリオーグをすぐ倒したらハチオーグと、ポンポン話がスムーズに進みすぎて、怪人たちの存在が味気ない。
(このダイジェスト感はいろんな意味で勿体ないと思った。)
まぁ、言ってしまえばシンウルトラマンも、ダイジェスト映画なんだけど。
ウルトラマンの場合、「怪獣は街を壊す」「宇宙人は地球侵略」と、あらかじめ決まっているから、テンポが良くても違和感なく悪役として勤めを果たせていたんじゃないかと思う。
その点、今回の怪人たちは、それぞれ「自分の信念」を持ちながらも、あまり深掘りされず倒されてしまう。(コウモリオーグの緑川博士に対するライバル心だったり、ハチオーグとユリ子の関係だったり、カメレオンはクモの仇だったり)
これならば、単純にライダーたちの命を狙う刺客として次々と怪人が現れた方が遥かに楽しかったかもしれない。
他にも、クライマックスの戦闘はアレで正しかったのだろうか?
ショッカーライダーを相手に立ち向かうダブルライダー。本来ならここで観客たちを興奮させなければならないはずなのだが、暗闇とゴチャゴチャしたカメラカット、謎CGで、何が繰り広げられているのかがわからない映像がスクリーンに展開する。
アレはもしかして、監督が語っていた「昔のテレビは画質が悪く、はっきり見えなかったが、暗闇に光るライダーの目がナニかと戦っている姿がかっこよかった」という再現なのか?
(もし、そうだとしたらあの再現は違う気がするぞ……)
緑川イチローvsダブルライダーも、もっと白熱した大バトルになるのかと思いきや、静かに決着がついてしまうのも、残念。
ただ、柄本佑さんが演じる2号はよかった。1号vs2号の戦闘シーンから、仮面ライダー第2号を名乗る展開もよかった。
それに、映画のオチも個人的にはアリだと思う。ラストのあのシーンのおかげで、自分はこの映画を評価しようと思えた。
公開から1日経とうとする今、賛否両論とは言うものの、かなり否のレビューが目立つ。
「つまらなかった!」「アクションがダサい!」「庵野監督やっちまったなぁ!」と観客から沢山の石を投げられるシン仮面ライダーを、私は優しく抱きしめて「よくがんばった!君も立派な仮面ライダーだ!」と励ましてあげたい気分ではいる。
ヒドい・・・。
庵野秀明が好き勝手作った映画。
●物語がヒドい。
OPであなたは改造人間にされました・・・とさっさと説明した後は主人公の葛藤もろくに描かず、敵、戦う、敵、戦うの繰り返し。救うべき人間の描写もなく、メリハリのない話が続くだけ。共感ポイントがまるでない。
●セリフがヒドい。
アニメでもない限り、実写であの安っぽいセリフは聞くに耐えない。
●芝居がヒドい。
感情のない棒読みセリフが続く。演者もこの内容じゃ感情を入れにくいだろう。あるいは演じないように指導したのか?庵野秀明は生身の芝居にまるで興味がないとしか言えない。
●CGがヒドい。
繰り人形のような安っぽいCGのアクションが延々と続く。庵野秀明は自分が考えるビジュアルであれば臨場感やリアリティは関係ないのか?
●デザインがヒドい。
コスプレにしか見えない。まあ、仮面ライダーってそういうものかもしれないが、それならTVシリーズで充分。庵野作品だからと期待した方が間違いなのか?
置いてけぼりにされた客は多いと思う。
知識ゼロで鑑賞
平成ライダーは見ていた。
あっという間の2時間‼︎
仮面ライダーの成り立ちなども知れて良かった。
バイクの変形のシーンはテンションめっちゃ上がったしアクションシーンはすごい迫力があったし仮面ライダーゼロ号とは泥臭さもあって最高だった。
主人公とヒロインが死ぬのは驚いた。(マスクの中では生きてる。)
あとサソリオーグの倒し方に驚いた。銃効くんだ。
名言も沢山あった。
ただ主人公の話し方に少し違和感があった。設定としてコミュ障らしいからそう思うと違和感はあまり感じなくなった。多分予備知識ゼロで行ったからだと思うので仮面ライダーを見て知識をつけてからもう一回見ようと思う。マフラーの意味も分からなかったし、、
ひとつ確実に言えるのはバイクの免許取ります!
バイクは孤独を楽しめる。
舞台挨拶中継初めて見た。
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