シン・仮面ライダーのレビュー・感想・評価
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原作未視聴
それに、ヒーローと言えば赤なんでしょ。知らないけど。
自分は、仮面ライダー1号、2号をリアルタイムで見ていた世代。TVシリーズでは何代にもわたってライダーがが出てきて、どんどんバージョンアップされて、遠い存在になってしまった感があって、それはそれで自分が大人になったのだと諦めのような気持ちでいた。そんな記憶を呼び戻すような、そして大人の嗜好に合わせてくれた演出とストーリー。おまけに、出演者の豪華なこと。まるで着ぐるみのままで顔出しなしのような有名俳優たち。
BATTA-AUG?、ハビタット世界?(それって地獄?)、プラーナ?(それって魂?)、こいつは刑事K?いろんな難語や隠しコマンドのような仕掛けがあって飽きない。ただ、会話の展開が一度では理解しがたいところもあったが、それはマニアがリピートの際に楽しめばいい。こちらは、現代風にアレンジされた仮面ライダーを、子供の時のようにフワッと眺めるように観れば十分喜びがある。
杞憂
「シン・ゴジラ」の発明的傑作に胸躍らせ、
その期待を「シン・ウルトラマン」で叩きのめされてから1年足らず。観るかどうかかなり悩みました。
小さいホールでしたが客は多く、
ほぼ男で年齢層高め🤣
冒頭の戦闘で気になったのは、
血が多い🩸
オーグ全員、マスクをしてる設定は分かるが、
声はアテレコで良いと思うけどなあ😩
聞こえ辛い。
古き良きのリメイクなので、
説明セリフは仕方なく、
逆にバークボーンが分かり易くなり有難い。
キャラ設定は行き過ぎたくらいで丁度良い。
長澤まさみも森山未來も良いと思う👍
その分、柄本のナチュラルさが逆に浮く。
ルリ子のキャラは、
もっと色の付いてない女優か、
新人くらいの方が良かったかな。
美波ちゃんは好きですが迫力が無い。
心配していたストーリーは、
意外とちゃんとしてた。
それぞれの闘いがその後の展開に意味があり、
カタルシスもあるので高揚感もある。
仮面ライダーvs仮面ライダー、という闘いは、
昨今のTV版と同設定にしてあり、
オールドファンには斬新かもしれないが、
20代以下には共感を呼ぶだろう。
結果、そこそこ楽しめたかな。
今後の心配は、
竹野内と斎藤を出していたが、ユニバース展開するならば、彼らの扱いはどうなるのか。名前が過去作と違うのも何故なのか。
一番萌えたのはサイクロン号でした🏍😁
カードは、コウモリとハチでした。
追記
オリジナルのテーマソングを流すだろうと思ったが、要望としては現代版にアレンジしたテーマソングを聞きたかった。
シン、シリーズ見るしかない
原作をちゃんと知らなくても、原作の面白さを感じられた
考えてみたら仮面ライダーってちゃんと見てた世代ではないんだけど(むしろノリダー世代)、子供の頃に設定聞いて「改造されてバッタ人間にされちゃうなんて怖!」と思ったイメージ通りの作品でした。
シン・ゴジラがめちゃめちゃ良すぎたから、どうしてもそれと比べると万人受けする内容ではなかったけど、なんともジワジワくる面白さがあって私は好きでした。仮面ライダー感と庵野感とエヴァ感がジワジワと。
竹野内豊・斎藤工・長澤まさみの登場もよかった!
そして、藤岡弘版の仮面ライダーをちゃんと見てみたいなって気になりました。
これで庵野監督のシンシリーズも一段落なのかな?
もっといろいろ見てみたい気もするけど、シンシリーズじゃなくてもいいから、庵野サンの作品をもっともっと見たい。現場は大変そうだけど!
かっこいいんだけど…
まぁまぁ楽しめた
スナック菓子の仮面ライダーカードをそれなりに集めたリアルタイム世代。
(ライダーと言えば1号、2号、V3世代・・・あとは知らん)
だが、当時の内容をまったく覚えていない・・・
主題歌は分かるのだが。
悪評も多かったので、見ないでおこうとも思ったが、見るなら音響含めて映画館で観るべきだなと思い、観に行った。実際、そんなに騒ぐほどひどくないのでは?
庵野監督らしい?、なんだか理屈っぽい話だったが・・・
壮大な話のように見えて兄妹喧嘩な感じもして、ちょっとチープな感はある。
1号の池松は、横道世之介の倉持のイメージが強く、本郷猛と言われてもなぁ・・・と思わなくもないが、若いイケメンじゃなく、やはり適役だったのか。
2号の柄本も、同じく横道世之介の小沢のイメージで・・・ あぁ、高良健吾をどこかに配しても良かったような。あのニヒルな感じの一文字隼人と言うより、若干、コメディリリーフな感が。
1号2号が並ぶと、柄本って長身だったのね、と初めて知った。
若干、安っぽい感じがする場面もあったが、当時のTV版のチープさを表現している?
シン・ウルトラマンの面々が出ているのは、「シン」シリーズだから?
長澤まさみのパートはギャグにしか見えなかったが、やっていることは、なかなかにグロい。よくあんな頭にできたと感心する。
ダムのロケがあるのは仮面ライダー、キカイダーでもおなじみ?だが、ちょうど紅葉の季節での撮影だったのか、画がきれい(総じてロケの背景は良いように感じた)。
1号2号のリアルタイム世代は、とりあえず映画館で観るべき、とは思う。
(今の世代が面白いかどうかは、知らん! これが今どきのイケメン俳優だったら興ざめ・・・日曜の朝のやつでやってろ!になってしまいそう)
エンドロールは、懐かしソングがそのまま聞けて、うれしい。
感動するか?と言われれば微妙だが。
パンフレットは完売で買えなかった・・・
賛否分かれそうな印象
言い表せない
面白かったとは言えない。
でもつまらなかった訳でもない。
見所は十分にあるが、物足りないと感じる部分もある。
映画として楽しめたのは間違いないのだけれど。。
仮面ライダー世代ではないので、どこまでオリジナルの設定を周到しているかがわからない。
どこまでも庵野秀明の世界観と作り方で出来ていると感じた。
いわゆる勧善懲悪の物語では無い。
正義のヒーロー物語とも思えない。
自分の正義や幸せは、他人の正義や幸せとは異なる。
正義の反対は悪ではなく、もう一つの正義と言える。
幸せの形は人それぞれで、正解なんてない。
内容の感想をうまく言い表す言葉が見つからない、。
役者陣は素晴らしく、この人たちじゃないと映画として成立しなかったんじゃないかと思わせる程だった。
庵野組と呼べる役者陣ができ上がってきてるな。
どこまでも果てしなく庵野秀明の世界観で終わる。
とても楽しかった、としか言いようがないです。笑
予想以上につまらなかった
少しはレビューを見ていたので、賛否が分かれているのはわかった上で、昭和世代なので楽しめるのかなと期待して行きました。確かに冒頭のアクションシーンは仮面ライダーの破壊力が伝わってきて、テレビでは見せられないよねと思いながら楽しめましたが、中盤からは一気にグダグダ感が出てきて退屈しまくりで、何度も寝そうになってしまいました。特に敵のオーグとの戦闘はどれもだめだめで、CGもちゃちだし、戦闘に緊張感がないどころか、コミカルにしか見えませんでした。長澤まさみもあんな役で出なけりゃいいのに、シン・ウルトラマンへの出演へのお礼?なんですかね・・・ラストも続編を匂わせていましたが、「シン」シリーズそのものにも、もう興味を失ってしまいましたね。
イマイチ入り込めない。
改造されている仮面ライダーだからなのか、台詞が
棒読みみたいな池松さんと、ちょっと背伸びした感じの
する役柄の浜辺さん。それならよっぽど敵オーグの
西野さんや長澤まさみさんの方が役柄として魅力的でした。
アクションシーンも最初のうちは、ワンパターンで地上で
闘い、そしてライダーキック。2回同じパターンで闘ったから
途中、特殊機関を出してきて闘ったと説明するだけ。
ドラマパートも、仮面ライダーが戦う確固たる理由や決意
みたいなものがわかりにくいし、伝わってこない。
自分のパワーの強さに悩むのも一瞬で、あのシーンはいらない。
「エヴァ」みたいに暴走しても面白かったかも。
仮面ライダーを止めるための仮面ライダーとか?
庵野さんは人の感情を描くのが不得手なのかな?
「シン」シリーズで一番、楽しめなかった。
壮大な自主制作映画かと!?
放送当時には仮面ライダーベルトを親にねだって買ってもらった身としては、登場時や変身シーンの効果音が当時と同じで一気に懐しくなりました♪
そしてストーリーはともかくも、浜辺美波が最高に可愛らしく撮られているという噂どおりで、彼女を愛でる作品となってます。
ただ興行成績がイマイチということだそうで多くの批判も見受けられますが、これは庵野秀明監督が撮りたい作品を望むとおりに制作した作品だと割り切ることが必要だと感じました。
そもそも彼は大学生当時から自主制作映画を撮っていたそうでありますが、その規模がかなり大きくなったものだと理解すれば、納得の映像作品とはならないでしょうか。
そうとなれば全国公開している映画ではなく、大学の学園祭もしくは特撮やSFのイベント会場で、庵野監督がどうだ見てくれと上映しているのだと想像してみると、おおこんなの撮りやがったのかと温かい目で鑑賞できるでしょう!
プロデューサーは何をしていたのか?
テレビ放送が始まった1971年私は小学6年生になってちょうど「特撮ヒーローもの」から卒業して番組自体を見ることが恥ずかしいと思い始めた時期でありクラスメートには確かに砂場でライダーキックをやっている男子もいてばかだなあと冷めた目で見ていた。庵野秀明は1学年下なのだけれど誕生日は2カ月しか違わず彼がここまで「仮面ライダー」に思い入れがあるとはちょっとした驚きである。ドンピシャ世代の少し年下の友人と鑑賞してその後吞みながら話したがほぼ同様の感想で一般の観客への配慮が無さ過ぎて今回は興行的にもさすがにこけるであろう。面白い部分も随所にありもっともっと一般受けする映画にできたことは間違いないのだが、実写でアクションを撮影しておきながら全部捨ててCGに置き換えたとかクライマックスともいえるトンネル内でのバッタオーグ集団との戦いもせっかく1号2号が共闘する見せ場なのにあまりに暗すぎて光る眼以外になんだかよく分からずどっちがライダーなの?目が赤いからこれが2号かと、監督のノスタルジーだけで作っているとんでもない作品が生れてしまったことである。一方で庵野秀明的な独特のカメラアングルも今回はあまり感じる事ができず、そもそも敵対する極悪集団たるショッカーの存在があいまいとして分からず緑川家の中だけのこじんまりとしたいざこざに収斂していてばからしくもあり脚本というか土台の設定がだめであろう。残念としか言いようがない。
ラスボスはやっぱり「タイガー・ザ・グレート」で、シメは「君膵」
ラスボスはやっぱり「タイガー・ザ・グレート」ならぬ「ライダー・ザ・グレート」みたいなイチロー=01+イナズマン的描写のライダー0号でしたね(笑)。
シルバー基調の、抑えめなカラーリングのデザイン見て「あぁ…」って感じにすぐにピンときた感じ。
昭和ヒーロー系譜をかなり熟知していないと結びつかないところですが、庵野氏の「どこまで分かった?」的な遊び心なんだろうなと。
作品の全般については、正直部分ごとに色々と思うところは有りました。
しかし、そうした(作品評価自体も)賛否に分かれることは、当然、想定済みでしょう。
全員の願望や要求を満たすことなど、元から不可能。
でもやっぱりこの方の、「紆余曲折の末の長年の願望の果てに、ついに辿り着いた本丸」への“作品愛”が炸裂している事は確かに受け止めました。
それを祝福したい気持ちです。
それに、それだけじゃなく、自分的にも漫画、TV版ともリアル・タイム世代としては、石ノ森版連載時に騒然となった「13人の仮面ライダー」編の実写再現と、そのラストの「これからは、おれたちはもうひとりぼっちじゃない!、いつも二人だ….」の台詞を聞かせてもらっただけで感無量で、感涙してしまった。
エンディングの「ロンリー・ライダー」で更に追い討ちをかけられて困りました…..
私にはそれだけで、もう充分なくらいです。
流石です、庵野さんありがとう。
蛇足ながら、気づいた事と、上記の補完的に一応、以下に書いておきます。
内容的には先述の「おれたちはもうひとりぼっちじゃない!」の台詞について、本作の本郷=コミュ症という設定により、原作とは別の意味も込めて成立させてるところ、いいかもなぁ、と。
で、そこまでの流れの直前の時点での緑川 ルリ子の残したメッセージとの対話部分って「君膵」になってますよね、完璧に?
だって、やってるのが同じ浜辺美波だもんね?どう考えたって…….、分かりましたか?
さながら「シン君膵ハードバージョン」或いは、「仮面ライダー版・君膵」といった趣向でしょうか?(笑)
それから、個人的にはあの蝙蝠男って、まるで「秘密結社鷹の爪」に出てくるモリタを連想させる雰囲気感じて、なんだか苦笑しちゃいましたが……
あと、取り敢えずは、仮面ライダー(1号)、「タイガーマスク」(東映アニメ版)が企画立ち上げ時のベースにされた実写版作品という経緯については、当然ながら庵野氏が外す訳がないと思います。
原作者違うじゃん的に思われがちでしょうが、東映作品は基本的にメディアミックス手法であって、実際には漫画版=原作は言いきれず、あくまでも「東映作品」ワールドな括りですから。
実際、両作品は音楽担当が同じ菊池俊輔氏で、劇中曲(BGM)の雰囲気も可成近い(似ている)のも、偶然では無いように思います。
アニメ「タイガーマスク」→実写「仮面ライダー」〜アニメ「デビルマン」など、『組織(悪に生まれて)を抜けて1人でかつての同胞たちに孤独な戦いを挑む』が同じ(ベース)になってるなどの共通点。
横山光輝「ジャイアント・ロボ(大元は同氏の「鉄人28号」)」→永井豪「マジンガーZ」〜石ノ森「大鉄人17」とかも、取り敢えず「悪に生まれて(或いは関わり的に)」じゃ無いとダメなようです(笑)。
漫画版「仮面ライダー」や「009」などのストーリーからしても、目的意識(野望)がハッキリとしている陰謀組織の方が資金的に潤沢だから、という図式が納得できますもんね。
あと他にも、横山「魔法使いサリー」→魔女っ子シリーズ、横山「仮面の忍者赤影」→石ノ森「ゴレンジャー」〜戦隊ヒーローシリーズ=レッドがリーダーのカラー戦隊などですかね。
特に横山光輝作品から、「悪に生まれた鹵獲兵器」的な設定は日本に漫画、アニメ、ヒーロー作品ではお家芸的になっていると思います。
「鉄人28号」がその始まりと認識していますが、原作がそのような設定だったのに対し、TVアニメ版はスポンサーの意向や子供への分かりやすさから、主人公の父親である博士が作ったように改変されてます。
その設定を再現して登場させ、人気ライバルキャラとなったのがやや自立航行型の「ブラック・オックス」で主人公らが鉄人とペアを組んで戦わせる鹵獲ロボットとの設定に、当時の子供達を狂喜乱舞な状態になりました。
その他、「ターミネーター」のスカイネットの機械(電子頭脳)による人類への機械軍団の反乱、という設定を超先取りしている鉄人の「ロビー編」も、先述の「ブラック・オックス」の大活躍も相まって、漫画誌に残る凄い作品と捉えられるように思われますが…..
1粒で2度楽しめる映画
オープニングから緊迫感溢れるアクションで前のめりになりました。
冒頭から悲惨なシーンが出てきますが、リアルさを追求した監督の意図でしょう。子供は完全無視して、仮面ライダーに夢中になった、かつての子どもであった大人向けに作った映画という印象です。
セリフやアクション、キャラクターデザインなどチープでレトロな雰囲気がまたオールド世代の胸を打つのかなと推測されます。
池松壮亮の仮面ライダーは魅力的。一見、セリフの棒読みみたい感じなんだけど、なぜかあの間のある話し方が癖になります。浜辺美波の演技はほぼ初見。ビジュが良いので、映画館ではやっぱり映えます。キレイなヒロインは映画には必要な要素です笑
最後のクレジットで主演俳優級の名前がたくさん出てきて、「え?どこに出てたの?」と思わず見終わった後、観た人や映画掲示板サイトで答えあわせもしたくなるようなまさに「1粒で2度美味しい」映画でした。
めちゃめちゃつまらなかった
かっこいい!
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