「シン緑川ルリ子」シン・仮面ライダー うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)さんの映画レビュー(感想・評価)
シン緑川ルリ子
横に居る仮面ライダーは単なる暴力装置的位置づけ。
懐古趣味的なBGM&SEを使いながら映像とコスチューム、周囲の美術、セットは最新。
わざわざ、チープな感じを出しTV特撮感を押し出したり、色々な違和感を感じつつ視聴した結果、庵野監督の仮面ライダー観はこうだと言いたいのは伝わった。
原作マンガの暗いとことかオーバーな位に盛り込んでいるが、もうちょいすっきりしてほしい。
本郷猛がわざと棒読みなセリフを言い、感情もはっきり出さない様は不満。
〇〇オーグなんて言わせないで〇〇男、〇〇女で良くないか?
サソリが意外にあっさり倒されたのは拍子抜けしたし、長澤まさみ勿体ないって思ってしまった。
ハチのツインテールは好きな人多そうだけど、新選組の突きや牙突めいたポーズ取る位ならサーベルが良かったと思う。
Kを見た時はロボット刑事Kを、蝶オーグはベルトでV3、面でシャドウムーン、イチロー兄さんと言う名前で01、攻撃でイナズマンを想像した。
ストーリーとしては変に捻るよりは良かった。
キャラクターに何度も同じセリフを言わせる気持ち悪さはあったけど、あれだけ、しつこいとネタのつもりなんだろうな。「私は常に用意周到なの」とか「あらら」とか「すっきりしない」とか。
全体にTV特撮だった仮面ライダーのエッセンスを取り入れつつ、石ノ森原作に近い感情の揺れで人を殺す事に躊躇させたり、他の石ノ森作品キャラクターを入れてみたり、怪人もニコイチ作ってみたり、やりたいようにやってる。
ラストに本郷譲りの仮面の色や身体のラインが二本線に変わってコブラオーグを倒すなどの部分が出てくると一気にTV特撮部分の帳尻を合わせてきて、そう来たか…と。
アンチショッカー同盟の2人が名前を明かすだけで、おやっさん〜、滝〜ってなった。
文句言いながらも見てしまう。
昭和仮面ライダー好きな人ならとりあえず観てから文句言えって作品でした。
見ても文句は言うけどね。