「庵野秀明は仮面ライダーもやりたかったんだろうなあ。人の心の内面をキチンと描いている。ひとつひとつのせりふもちゃんと練られていると感じる。決して子供向けの映画ではない。」シン・仮面ライダー ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
庵野秀明は仮面ライダーもやりたかったんだろうなあ。人の心の内面をキチンと描いている。ひとつひとつのせりふもちゃんと練られていると感じる。決して子供向けの映画ではない。
動画配信で映画「シン・仮面ライダー」を見た。
2023年製作/121分/PG12/日本
配給:東映
劇場公開日:2023年3月17日
池松壮亮(本郷猛/仮面ライダー)
浜辺美波(緑川ルリ子)
柄本佑(一文字隼人/仮面ライダー第2号)
塚本晋也(緑川弘博士)
松尾スズキ(SHOCKERの創設者)
手塚とおる(コウモリオーグ)
西野七瀬(ハチオーグ)
本郷奏多(K.Kオーグ)
長澤まさみ(サソリオーグ)
仲村トオル(本郷猛の父)
安田顕(犯人)
市川実日子(緑川イチローの母)
松坂桃李(ケイの声)
大森南朋(クモオーグの声)
竹野内豊(政府の男)
斎藤工(情報機関の男)
森山未來(緑川イチロー/仮面ライダー0号)
仮面ライダーは1971年(昭和46年)から放送されたが、
52年経っても新作映画が撮られるほどの存在であることに驚愕する。
本郷猛が池松壮亮、
一文字隼人が柄本佑というキャスティングに「へえ!」と思った。
こういうのもありか。
小学生まで夢中で見ていた仮面ライダーだが、
中学生になると興味を失くしていた。
そのことは自分でも不思議に思った。
他に興味があることがあったのか。
役の重さから言えば、
西野七瀬、長澤まさみ、仲村トオル、安田顕、松坂桃李などの役は誰でもいいような気がするが、
やたらとキャスティングは豪華だと思った。
斎藤工、竹野内豊、長澤まさみは庵野秀明作品で重用されていると思った。
『シン・ゴジラ』(2016年)
『シン・ウルトラマン』(2022年)と庵野秀明脚本の作品があったが、
仮面ライダーもやりたかったんだろうなあ。
人の心の内面をキチンと描いている。
ひとつひとつのせりふもちゃんと練られていると感じる。
決して子供向けの映画ではない。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。