劇場公開日 2023年3月17日

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「どこが【新】なのか?悩めるヒーローと理論武装」シン・仮面ライダー 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0どこが【新】なのか?悩めるヒーローと理論武装

2023年7月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

難しい

萌える

『迫るショッカー
地獄の軍団
我らをねらう黒い影
世界の平和を守るため
ゴーゴー!!レッツゴー!!
輝くマシーン』
と藤岡弘が歌う、
元祖1971年開始のおなじみのエンディングにも掛かる曲。
明るい藤岡弘に影はない。

単純明快。
悪がショッカーで、
対する善が本郷猛の仮面ライダー。
やるか?やられるか?
善が勝つか?
悪が勝つか?
それをドキドキハラハラ夢中になってテレビにかじりついて
見るドラマだった。
バイク好きの大学生・本郷猛(池松壮亮)がショッカーの
理学博士・緑川弘によって
人間改造の手術されて凄いパワーを持つ人造人間に改造されて
ヒーローになりショッカーと戦う話だった。
バイクアクションのスピード感と、心躍る戦闘アクションだった。

対する「シン仮面ライダー」
横文字言葉がやたらと難しい。
改造人間がオーグメント。
仮面ライダーの持つパワーがプラナー。
死ぬと融解されて無になる。
ともかくイチイチ説明が小難しくて長い。
もちろん良いところも沢山あります。
全然、面白いですよ!!
映像はCGやVFXが格段と進化して素晴らしい。

緑川博士に恩義を感じている本郷は博士から「ルリ子を頼む」と
死に際に言われて博士の娘の緑川ルリ子(浜辺美波)を命がけで
支えようと思う。
その緑川ルリ子は、男前のデキる女性でしかもめちゃくちゃ綺麗。

決め台詞は、
「私はいつも用意周到なの!!」
助けるより助けられる方が多い本郷だ。
ヒーローの印の赤いマフラーを貰って、俯きがちな男は心に誓う。
「お嬢さん、レリ子さんを命懸けで守る」と。

横文字言葉と科学的理論は殆ど分かりませんでした。

ショッカーは、
最初に融解されちゃう
クモオーグ(大森南朋)、そして次々と現れるオーグメントは
①コウモリオーグ(手塚とおる)
②サソリオーグ(長澤まさみ・・・華があり色っぽい)
③ハチオーグ(西野七瀬・・・カッケー!!)
④チョウオーグ(仮面ライダー0号(イチロー)・・・
この映画のラスボスのヴィラン(森山未来・・・クールで和の趣)で
ルリ子の兄。

対するアンチショッカーは4人、手を組みます。
①仮面ライダー1号(バッタオーグの本郷猛=池松壮亮)
②緑川ルリ子(浜辺美波)
③政府の男・立花(竹野内豊)
④諜報機関の・男・島(斎藤工)

そして忘れてならないのはケイ(ロボットで、案内人?)
(松坂桃李がメチャ可愛いというか愛らしいというか
彼のことすっごい好き!!)
そして後出しジャンケンのように、
美味しいところをドーンと持っていく、
一文字隼人(仮面ライダー2号=柄本佑)

やはり緑川ルリ子の存在。
《美しさは最強の武器である》
そうしみじみと思いました
主役の割には仮面ライダーの池松壮亮さんは、悩めるヒーローなので
やや暗めでちょっと損したかも。
一文字隼人に引き継がれて、次作へ続くことは、まさか
ないでしょうね?

琥珀糖
CBさんのコメント
2024年5月22日

池松さん、悩んでましたねえ。
多くの映画で悩んでますが、本作ではだいぶ悩んでましたね〜

「浜辺さん(美波)」をもっとも綺麗に撮れるのは、俺だ、という、監督の(いらない)自信が溢れ出ている映画だなあ、という感想です。

CB
Uさんさんのコメント
2023年7月25日

庵野さんのシンシリーズも、始まりがとても昔に思えて懐かしいですね。シン・ゴジラで、あのゴジラの幼生? が目がクリクリで、異様に可愛かったのを覚えています。

いつもご丁寧なコメントバックを有り難うございます。私のレビューなど、琥珀糖さんの細かく全体を追ってゆくレビューに比べたら、自分の思い込みだけ。深くなんかない、浅はかです 笑
今後ともよろしくお願いいたします。

Uさん
2023年7月23日

古い番組のヒーローを見てなく知らない私ですが少年時代にテレビ放送を見た方は懐かしさと新しさを感じたと思います☆

美紅
2023年7月23日

斎藤工さんがシンウルトラマンにも出演していてそちらの作品は映画館にて観ました。

美紅
2023年7月23日

シン・仮面ライダーは観に行くことが出来なかったのですが製作の裏側を
NHKのテレビ放送にて見ました。監督のOKが出るまでのアクション、池松壮亮さんが途中で捻挫してしまうシーンなどを見ました。

美紅
2023年7月23日

レビュー全部書いてませんが、浜辺美波さんのルリ子役、男前、クールビューティさを感じました❀

美紅
2023年7月23日

琥珀糖さん、こんばんは☆

美紅
Uさんさんのコメント
2023年7月23日

共感を有り難うございます。
そうです。浜辺美波さんのルリ子は、とにかく男前でしたね。それがこの映画のストーリーの仕上がり感に大きく関わっていたように感じました。でも姿はなくなってしまう。ひどく虚しく、哀しかったです。

Uさん