「ひとり闘う 仮面ライダー」シン・仮面ライダー かぷちさんの映画レビュー(感想・評価)
ひとり闘う 仮面ライダー
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初日に観劇。
それから一晩すぎ、「シン・仮面ライダー」を咀嚼中。うまい!
特撮番組と原作漫画、二つの原作を網羅することは予測していた。しかし、シン・シリーズはいつもその想像を超えてくる。
親父さんや滝(今回はタチバナとタキね)と言う協力者が居るとはいえ、改造人間の悲しみを背負い、一人闘う異形のヒーロー…
それが私にとっての仮面ライダー。
しかし一方で、2号、3号が登場する高揚感と、引き継がれていく正義の系譜…それもまた仮面ライダーの魅力。
一見矛盾するこの要素を、見事に融合してくれた。
仮面ライダーは一人であるが、独りでは無いのだ。
しかもしかも、2号ライダー登場のタイミングで1号が足負傷、そしてルリ子退場とは、リスペクトにも程がある…
そう言えば、制作発表の時の池松壮亮の松葉杖にも驚かされたが…
しかし…
それこそが仮面ライダー。
漫画、特撮、そして主演俳優の大怪我に起因する2号ライダーの登場!熱狂する子供たち…この物語を超えた社会現象こそが仮面ライダーの正体なのだ。
それを二時間の尺に凝縮し、エンターテインメントとして仕上げられた、それがシン・仮面ライダーなのだ!
ああ、まだまだ書き足りない、咀嚼が足りない!
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