「サイクロンは4stです。」シン・仮面ライダー Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
サイクロンは4stです。
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独自の思想へ世の中を導こうとする秘密結社SHOCKERに改造されたバッタオーグが仮面ライダーとしてSHOCKERと対峙する話。
初代の仮面ライダーは自分が生まれる前に放映されていたもので所謂「世代」ではないしハマった訳ではなく、再放送でそこそこみていたレベルの知識しか持ち合わせていないけれど、大まかな設定はオリジナルを踏襲しているところが多いし、登場オーグも初代仮面ライダーを意識したものになっていて嬉しい。多分演出も時々狙って昔風にしてるのかな?
鑑賞前は仮面ライダーの頭はヘルメット!?と少し違和感もあったけれど、その他設定も合わせてある程度理屈が通り納得できる説明がされて、なるほどねとなり、オリジナルより寧ろいくらかは現実味が感じられる。
組織の思想と幹部のオーグの思想がかけ離れていたけどw
ストーリーはなかなかシリアスで面白いのだけど、中盤過ぎから能書き臭さやテンポの悪さがチョイチョイ気になる。
主人公からしてセリフが棒の人だしね。この方ハマれば凄く良いのだけれどね…。
そして終盤の見せ場が画面の暗さやカメラワークのせいでちょっと見にくくて勿体ない。
期待値が高かっただけに結構気になるところが多かったしモンクばっかりみたいになってしまったけれど、ストーリーや設定の結構な部分がオリジナルを踏襲しているし、これはこれでしっかり練り込んで書き上げ作られた感じがして面白かった。
おやっさんもアミーゴもぶった斬る潔さは良かったけど…やっぱりちょっと寂しいかなw
エンドロールのBGMメドレーは素晴らしかった!
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