劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM 前編 君の列車は生存戦略のレビュー・感想・評価
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難解過ぎて途中下車?
いきなり劇場版に挑戦しましたが解らないことが多過ぎて感情移入出来ませんでした。
感情移入は登場人物の目的や行動に共感し自然と鑑賞者の中に生まれるものだと思うのですが、本作は死んだ妹を助けたい!という明確な目的があるにも関わらず、その手段や過程がトリッキー過ぎて作品への感情移入が拒まれます。
今は後編の公開を待って頭に散乱した?を気持ちよく回収してくれることを願ってます。
世界観がハマれば楽しい!
生存戦略しましょうか
アニメ版をリアルタイムで楽しんでいた世代
総集編+映画オリジナル要素を加えた前後編二部作の前編
リアルタイムで視聴していた時には
「なにこれ?!可愛い?!すごい?!」
「えぇぇぇぇ、どうなっちゃうの?」
とビジュアルとストーリーの難解さに翻弄されていましたが、映画では時系列で物語が進行するので、とても見やすく初見さんにも優しい作りでした
当時、ジャイアン以降2作目のアニメ作品参加となった木村昴さんの演じる冠葉の声がなんともツボにハマらず。
今作ではいい意味で当時の声を再現されているのだなと感じました。
陽毬役の荒川美穂さんも当時は無名の詩人声優さんでした。プリクリ様に返信しても可愛い雰囲気で毒舌キャラを崩さない声が好きです。
晶馬役の木村良平さんはお二方に比べるとキャラクターにストンとハマり、心根の優しいしょうちゃんにピッタリでした。
ストーリーも妹を救うことを軸に物語が展開
妄想日記を現実のものにすべくストーカー行為を繰り返すりんごちゃんや石田彰さんのカエル語にクスッと笑えるシーンもあり、当時を思い出しながら楽しむことができました。
劇中登場キャラが言うセリフが本当に魅力的でつい口にしたくなります。
「イマージーン!」
「きっと何者にもなれないお前達に告げる」
「デスデニー!」
「愛がとまらねぇんだ!」
「嫌だわ、早くすり潰さないと」
などなど、キャラクターの決め台詞やら面白セリフが脳裏に焼き付いて離れません。
レビューしようにも、なんと表現して良いか分からないほどの情報量と演出で圧倒されます。
後編も楽しみです。
今回、池袋のグランドシネマサンシャインで映画を観たのですが、音響の良さとシートの座り心地が最高で大満足の鑑賞でした。
後半も予定が合えば同劇場で鑑賞したいです。
何者かになれるのか
前日にTVシリーズを通して見直しました。
その上で、
序盤の「きっと何者かになれる、お前たちに告げる」にはしびれました。
一度乗り換えた後(と思われる)2人に向けて放たれたこの言葉が意味するものは何か。
劇場で聴くノルニルは鳥肌モノです。
特にゆっくりと静かなパートから最後のサビに入るところはゾクゾクして、劇場で観て良かったなと思います。
また、苹果のパートが多くて苹果推しとしては嬉しいところ。でもこの劇場版だけだと単にヤバいやつになってしまうかもと心配…いや、ヤバいはヤバいんだけど。
後編ではもう一度乗り換えが行われるのでしょうか、乗り換えるとしたら代償はどうなってしまうのでしょう。楽しみです。
95といえば
めちゃくちゃ面白い。シリーズは未視聴だが、山田玲司のヤンサンで取り上げられていたからテイストはわかっていた。が、始まってみると、謎のペンギンのしぐさにキュンとくるし、アニメファンをポカーンとさせたと言われる『生存戦略』には、大興奮。ペンギン帽をかぶった陽毬に何者かが乗り移って「せいぞん、せんりゃくうううううううう!!」叫ぶのだが、山田礼司が解説していたように、小劇場ブームの頃に流行った演出。突然のナンセンス転換を知らない人には、新鮮なんじゃないかな。
丸の内線の駅名標とともにフラッシュバックしたり、シーンが複雑に切り替わっていく。ペンギン帽を被ったプリンセスは何者なのか、荻野目りんごが、姉の日記に書かれている事を「プロジェクトM」として実行しようとする動機は何なのか、この2つの謎を軸として物語は進んでいく。
シリアスなシーンとコミカルなシーンの緩急のつけ具合が絶妙で、ドキドキしたかと思うと笑いを堪えたりと忙しい。その間にも登場人物が増えて謎が深まっていく。ほれガエルにまつわる件はホントに面白い。
95という数字で運命がつながっている事が、明かされた場面では、心が締め付けられた。自分も使っていた路線で起きた事件なだけに、忘れることができない。
こんな面白いアニメを見逃していたのかと思う反面、劇場で初見で楽しむ機会が得られてすごく幸せ。後編が待ち遠しい。
追記
『銀河鉄道の夜』を読み直したら、また見たくなり2回目の鑑賞。後編は、号泣モードかも?
■銀河鉄道の夜に関してのメモ
ジョバンニ→主人公
カムパネルラ→ザネリを助けて死んでしまう
ザネリ→ジョバンニをラッコの上着でからかう
苹果→『銀河鉄道の夜』ではこの漢字が使われる
※中国語では、ピングと発音する
蠍→自己犠牲の暗喩
前編だけじゃ評価しにくい
ダイジェストなのかな?
良くも悪くも
冠葉の声が凄く良くなってる‼️
テレビシリーズは当時観ていて、絵も綺麗だし、話も難解なところもあり、色々考察したりして凄くハマってました。
ただ、意図的に主演の声優さんを当時新人さんだった人達がキャスティングされていて、ここぞというところの演技がイマイチだなと思っていました。特に冠葉(ジャイアン)は終盤かなりシリアスなキャラになっていくのに演技が追いつけていない感じが個人的にありました。
今回はテレビシリーズの所も改めて収録し直されだとのことですが、冠葉がイケボになってる…と感動。声に滑らかさと艶が出てて一気に惚れ込んでしまいました!
本編自体は凝った総集編といった感じですが、元々が謎の多いストーリーだったので、今回の映画版で若干分かりやすくまとまっている感じかな、と思います。
作画は元々が良かったのですが、折角映画にするならリタッチしてより良くして欲しかったな。(特にTV版10話の苹果のブサな驚き顔は、当時ネットでかなりネタにされてたような)
ま、いずれにせよ後半のシリアス冠葉のイケボを楽しみにしてます‼️
映画になっていない
きっと何かになれるお前たちに告げる!!
リアルタイムで視聴していたあの時から10年…またピングドラムが輪り始めました。告知を聞いた時は驚きと嬉しさでしっちゃかめっちゃかでしたがTVシリーズの完結があまりにも綺麗だったので徐々に不安に…ですがどちらにせよまたピンドラが観れるなら(しかも劇場の大スクリーンで!!)とこの日を楽しみに待っていました。
初っ端からの新規カットで涙腺が既に緩みながら、新規構成の映像に驚きつつ、新規楽曲とおそらく新規に撮り下ろしたであろう声優さん達の演技を噛みしめながら前編を観ました。
割合としては6:4くらいで総集編が多く占めてはいますがそれでも新規カットのクオリティと美しさがとても良かった。また声優さん達の当時を意識しつつの演技が凄く良かった。ただやはり初見さんには少し厳しい内容だとは思うので、興味がある方は予習して行かれることをお勧めします。
今作はクラウドファンディングに参加してはいたのですが、クレジット権は得られず…めちゃくちゃ悔しい。
そしていよいよ後編が7月に決定とのことで、どのような結末を迎えるのか今から楽しみです。
TVシリーズ見ていた人には分かりやすいが初見では意味不明なのは相変わらず
10年前にリアルタイムで見ていたものとしては
ペンギンはカワイイ。だが話が抽象的かつ無機質。「ピングドラム」って何?人物省略は止めようよ。「後編」は観ないと思う。
TVシリーズらしいのだけど
とにかく抽象的で何を言いたいのかわからない。
構成もわかりにくい。行ったり来たり
ペンギンと命の重さと恋愛なのかもしれないが
描き方が無機質で、誰もわからん用語あるいは用語、「設定の置き換え」みたいのがアウト。
という邪道に走るから・・こんなのわかるわけない。
当然、少し寝ました。TVシリーズ観てた人はわかるのだろか?
ワシには抽象的な難解作品としか見えなかった。
とにかく「つながり」はキチンとして・・
連休初日かつ1日2回上映だからか、満席状態。
なぜなのかジジイのワシには理解不能でした。
ペンギンはカワイイですね。
中央線だか鉄道の描写、構成も結局わけわからない。
それから人物描写を思い切り省略は、ちょっと受け入れがたい。
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