タニンゴト・ミッドナイトのレビュー・感想・評価
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アートにエールを!ゴキゴキ
監督と脚本は『二十歳からの旅立ち』『ある日のモダン・タイムス』『ケータイの中の山田』『愛を込めて壁ドンを』『バイトファイター 七の業を持つ男』
『アキスカゾク』『UNDER M∀D GROUND』『閉ざされた二日酔い』『WONDERER』『グラフィティ・グラフィティ!』の松尾豪
粗筋
家は別々でマンション暮らしだがすぐ近くに住み合う福岡出身のきょうだい
真夜中に妹から電話があった
部屋にゴキブリが出たからなんとかしてほしいと救助要請
土砂降りだし深夜だしゴキブリくらいで出かけたくはなかった
兄は妹の要請を拒否していると今度は兄の方にもゴキブリ出現
慌てる兄
きょうだい揃って虫は苦手だった
マンションの近くの公園に脱出するきょうだい
東京って田舎に比べるとあんまり虫に出くわすことがないんだけどなぜかゴキブリだけはいるね
なんでだろう
兄のケータイの待ち受け画面が妹の写真なんだけどその表情が絶妙に面白い
女性の多くは変顔を要求されるとああいうのは頭にないのか決して選ばないんだけど変顔って本来はああいうのを言うんだと僕は思うんだ
配役
兄の太郎に丸林孝太郎
妹のまりやに渡邉梨香子
オマケ的な作品ですが嬉しいオマケです♪
池袋の「シネマ・ロサ」の地下でやっているインディーズ作品上映で松尾豪監督の作品特集上映された4作品の中の一本。
前情報は全く無く鑑賞。
で、感想はと言うと、面白い♪
夜中に映画を鑑賞中に妹から電話が掛かってくる。
それは妹の家に「アヤツ」が現れた。
それに助けを求める兄。
だが意に介さず、無視をするが、アヤツは兄の家にも現れる…
7分の短編物なのでオマケ上映的ではありますが、馬鹿馬鹿しくもテンポが良くて良い。
インディーズ作品らしくて勢いもありながら、緩急的な小ネタのバランスも良い感じ。
松尾豪監督の良い具合で肩の力を抜けた遊び心にセンス
が光ります。
短編作品なのでこれ以上でもこれ以下でもないので、これに文句をつけるのはナンセンス。
でもこういう作品は好きなのですよね。
ラストの「アートにエールを」に毒の効いた感じがナイス♪
単品で勝負の出来るモノではありませんが、秀逸な付け合わせや小鉢的な感じでついてくる嬉しい。
機会があれば是非観て欲しいオマケ的な作品です♪
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