「ある被害者の息もできない社会派タイムループもの」隔たる世界の2人 とぽとぽさんの映画レビュー(感想・評価)
ある被害者の息もできない社会派タイムループもの
息ができない --- 妙なタバコ。未だに何も抵抗していない黒人が警察官に殺される事件が後を絶たないアメリカ。だけど、もしそんな殺される朝が何度も何度も繰り返される内に、分かり合えない両者がコミュニケーションを試みたら?それでも……また明日会おう。犬ジーターの待つ家に帰りたいだけなのに異色の社会派タイムループもの。そう、彼らは皆、普段と変わらない生活を過ごしていただけだったのに、それらは突然奪われた。ということを改めて実感させられた。終わらぬ恐怖と反骨、それでも諦めない。いわゆる感動とかそういう安易な気持ちいい終わり方じゃなかったのが良かった。
彼らは被害者の一部に過ぎない
SAY THEIR NAMES
REMEMBER THEIR NAMES
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