「描写対象を絞るべき」劇場版 呪術廻戦 0 おじゃるさんの映画レビュー(感想・評価)
描写対象を絞るべき
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作画は良いしキャラ付け、設定は良いと思う。
けど友情話と幼馴染みとの絆、五条先生の因縁の3つを描いたせいでどっちつかずになってる。
友情を育む描写が薄いので、どこで級友と絆を結んだのかわからん。
短い上映時間で友情を描くなら3人も要らない。
一人で良い。
幼馴染みとの恋愛感情も、幼少期はあったみたいだけど大きくなってからは恐怖(厄介者?)と思ってる程度の描写しかなく、ラストで「失礼だな。純愛だよ」ってかっこつけたシーンも説得力がない。
少しでもいいから、大きくなってもまだ幼馴染みに恋愛感情を抱いてる(大切に思ってる)描写が欲しかった。
指輪はずっと持ってるけど、それだけじゃね……。
百鬼夜行はいらない。
アニメ、原作ファンへのサービスとして色んなキャラの戦闘シーン描いたんだろうけど、要らない。
そんなシーン描くぐらいなら先述の友情or幼馴染みへの恋愛感情描写に時間を割くか、最終決戦に時間を割いてほしかった。
五条先生とゲトウ(漢字忘れた)との因縁も省くべき。
話の軸が乙骨からズレる。
原作もそうなんですけど、呪術廻戦ってハイライト集みたいな展開が多く、唐突で説得力が無いことが多い。
読んでるときは勢いに押されて気にならないけど、後から読み直すと「アレ?」って雑音が気になる。
熱いシーンを描くのは上手いので、もう少し丁寧に描写して欲しい。
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