「最高の劇場版」劇場版 呪術廻戦 0 ばぶさんの映画レビュー(感想・評価)
最高の劇場版
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すでに発売して久しいコミックスを映画化するのは、ある意味オリジナルストーリーを映画化するよりハードルが高い。
なぜなら見に来る人はみんなキャラや話の展開、オチまで知ってる状態でくるから。例えるならすでに知られている漫才をもう一度やるようなもん。それでも面白いと思わせる作品を作らねばならないということで、制作陣はかなりのプレッシャーだったのではないでしょうか。
私ももちろんゼロ巻読了済みの状態での鑑賞でした。
結論はタイトルの通り。
めっっっちゃくちゃ良かった!
ゼロ巻のストーリーは細部まで余すことなく(細かいギャグすらも)網羅し、かつゼロ巻には出てこなかったキャラや場面を補完して作品をより盛り上げる。100点満点の答えでした。
声優陣の上手さ、ハマり具合も凄かった。
元々夏油の声が櫻井なのはどちらかというと違和感のある方だったのですが、てのひら返します。夏油は櫻井さん以外有り得ん。ハマってた。やばかった。既に七海の女じゃなかったら夏油の女になるところだった。
緒方さんはもちろん素晴らしかった。気弱でぎりぎりの状態にある青年(少年?)を長年担ってきただけあり、乙骨の弱さ危うさを完璧に演じきっておられた。
中村悠一はいつも完璧なので省略。
個人的には山寺宏一さんの声が聞けたのがとても嬉しかった。
もう一度見に行きたい。いい映画でした。
今年最後の映画が呪術でよかった。
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