アンガー・ミー

劇場公開日:

アンガー・ミー

解説

「マジック・ランタン・サイクル」など実験映画、アンダーグラウンド映画で知られる伝説的映像作家ケネス・アンガーの謎や映画術に迫ったドキュメンタリー。アンガーが自らの遍歴を語るインタビューのほか、アンガーの盟友ジョナス・メカスへのインタビューや豊富なアーカイブフッテージで構成。アンガーが映画の道を志した少年時代や、インディペンデント映画を学ぶためにヨーロッパに赴きジャン・コクトーやマヤ・デレン、ルキノ・ビスコンティ、ピエル・パオロ・パゾリーニらと交流を持ったという逸話、「マジック・ランタン・サイクル」に収録された作品の舞台裏などが語られる。監督はイタリア人映像作家のエリオ・ジェルミーニ。

2006年製作/71分/カナダ
原題または英題:Anger Me
配給:アップリンク
劇場公開日:2021年4月9日

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映画レビュー

2.5自身を語る

2023年2月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

興奮

知的

ケネス・アンガーを語るジョナス・メカスのインタビュー映像が始まり、ケネス・アンガー自身が生い立ちから関わった著名人や自分の作品の事などをインタビュー形式とは違いただ一人で語り尽くす一時間強、ドキュメンタリー映画としてよりTV映画的な劇場での公開はお粗末すぎる完成度。

本作を観るにあたって先にケネス・アンガーの集大成的短編集『マジック・ランタン・サイクル』を強制的にでも鑑賞済みでなければ価値が薄らぐようで、著作でもある「ハリウッド・バビロン」や時代的に60年代に入ってからの話が興味深く『スコピオ・ライジング』から『K.K.K.』に『ルシファー・ライジング』と『我が悪魔の兄弟の呪文』でのミック・ジャガーやジミー・ペイジの小話など、ボビー・ボーソレイユの話には驚くべき事実とケネス・アンガーの口から事件とチャールズ・マンソンについて語られないのが残念!?

ケネス・アンガーの長編映画を観たい欲に駆られてしまう。

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万年 東一

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