レスキューのレビュー・感想・評価
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暴力苦手な人とアクション好きが一緒に観られる
10分に一回クライマックス!は少々大袈裟ではあるけれど、それに近い高揚感は確かにあった。
この手のアクション映画はテンション上がるかどうかが重要だと思うしこれでいい。
もっと極端に言ってしまえばリアリティのないくらいで丁度いいんだな。
ちょっと残念なところとしては何度もある救助シーンの中でオープニングの渓流での救助シーンが一番盛り上がった気がするところだ。
掴みとしては充分だけど、そこから少しずつ盛り上がりが落ちていっているように感じて勿体ない。
あともう一つは、ユーリン機長と一緒にきた副操縦士の人がなんのために出てきたのか分からないところ。
多分、彼のちょっとしたエピソードがあったのに尺が長くなりすぎるから切ったんだろうな。中途半端に思わせぶりなシーンだけ残ってるせいで、物語のテンポを悪くする余計な人に思えてしまった。
アクション系の多くは主人公とそれに敵対する人物や組織がいて戦うものだ。つまり、人が人をぶちのめすものだ。
そういった暴力的なのが嫌な人ってのはいる。特に女性には。なので、暴力的なものは観たくない女とアクション映画しか興味ない男のカップルとかが観るのに最適かもなと思った。
恋人と一緒に観る映画の作品選びって結構大変でしょ。
中国の撮影技術のすごさ。 中国の役者の層の厚さ。 中国マネーの大きさなど、 この分野では中国はハリウッドにも劣っていないと、 個人的には感じている。
動画配信で映画「レスキュー」を見た。
劇場公開日:2021年5月21日
2020年製作/133分/G/香港・中国合作
原題:緊急救援 The Rescue
配給:ツイン
彭于晏(パン・ユーイエン)
辛芷蕾(シン・ジーレイ)
藍盈瑩
王彥霖
王雨甜
徐洋
李岷城
陳家樂
张国强
郭晓东
魏大勋
主演は彭于晏と辛芷蕾。
2人は中国の災害救助隊のメンバー。
美男美女であることは間違いない。
1,海上の石油掘削施設の火災。
2,トレーラーが川に流されてしまう。
3,大型旅客機が海に不時着する。
4,海上のガスタンカーが火災になる。
映画の中では4つの大きな災害に対する救援活動が描かれている。
ひとつひとつのすべてが
ミッションイポシブルと言って過言ではない任務ばかり。
救援活動中に隊員が命を落とすようなことは日常的である。
全編全てのシーンに迫力があり、
まるでホンモノの災害現場であるかのように見える
中国の撮影技術のすごさ。
中国の役者の層の厚さ。
中国マネーの大きさなど、
この分野では中国はハリウッドにも劣っていないと、
個人的には感じている。
彭于晏と辛芷蕾の淡いロマンスも描かれる。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
大規模災害の現場で命懸けで救助活動を行うレスキュー隊員たちの話。 ...
大規模災害の現場で命懸けで救助活動を行うレスキュー隊員たちの話。
感動しないわけがない。
現場での活動だけでなく、普段の訓練やオフの様子も描かれており、よりリアル感がある。
辞めていく人もいれば仲間を失うこともある。
過酷な現実もありながら最後はハッピーな感じにまとまった良作だと思う。
レスキュー映画の金字塔
中華版海猿と軽く見ていましたが、腰を抜かすほどのディザスター・ムービーでした。
海底油田の掘削プラットフォームの火災を手始めに、地震の土砂崩れで河に落下したトラックの運転手の救出、海に不時着したジャンボジェット旅客機からの救助、爆発秒読みの巨大タンカーからの救助と迫力の現場映像に圧倒されっぱなし。
それもその筈、予算120億円、デジタルドメイン(アベンジャーズ:エンドゲーム)、スキャンラインVFX(アベンジャーズ、ゴジラ)、マクログラフVFX(ワンダリングアース、オペレーションレッドシー)など、世界をリードするデジタルエフェクト企業が参加、海上シーンはあのキャメロンのタイタニックの為に作られたメキシコのバハスタジオの64万立方メートルの水容量を誇る巨大プールで撮影されました。
息抜きのオフの生活、ヒューマンドラマの方も涙あり笑いありと大衆受けする巧みなプロット、ただ災害現場だけでも気が抜けないのに難病手術に臨む子供のシーンと絡めるから思わず神に祈ってしまいました。
香港映画界の鬼才ダンテ・ラム監督はベタですが観客心理を裏切らない大衆娯楽映画の旗手ですね。
コッテコテの人間ドラマが原油とともに盛大に燃え上がる!『海猿』が木から落ちるレベルの圧倒的なディザスタームービー大作
洋上の石油プラットフォームの火災事故に向かったガオ隊長率いる海難救助隊、ガオ隊長の命がけの活躍で救助に成功するもののヘリのパイロットは死と隣り合わせの任務と重責に耐えられずに退職、後任としてやってきたのは繊細な操縦テクニックを持つ女性パイロットのユーリン。人命救助のために自ら窮地に飛び込むガオと規律に忠実で冷静沈着なユーリンは着任早々からぶつかり合うが、容赦なく襲いかかる海難事故の任務に当たる中で何物にも代えがたい信頼関係を築いていく。
というツカミだけだと伝わりませんが本作、とんでもない傑作です。事前にチェックしてなかったんですけど本作の監督はダンテ・ラム。『ブラッド・ウェポン』や『激戦 ハート・オブ・ファイト』といったバカみたいに分厚い人間ドラマをアクション映画に持ち込んでこれでもかとエモーショナルに盛り上げる作家性を持つ人物。なんせ冒頭に『海猿』4本分のクライマックスに相当するくらいのド派手な火災事故を単なるドラマのイントロとして起用。そこからは本作ではガオと一人息子との親子愛、海難救助隊員達の熱い友情、ユーリンのツンデレといったサイドストーリーをドカンドカンと載せコッテコテのコメディとしてドリフみたいな効果音も躊躇なく使用して味付け。ダンテ・ラムはサントラに往年の名曲をよく使いますが今回はベン・E・キングのアレを使うので何となくホノボノとした雰囲気も漂わせます。そうやって用意周到に熟成されたドラマに向こう10年分の邦画大作が余裕で作れるレベルの海難事故をぶつけてきます。この辺りのスペクタクルはもし半世紀前に本作が作られていたら映画史が変わっているレベル。なんせ製作費約90億円とか120億円とかなのでそりゃもう一つ一つの救護シーンで一本映画が作れるくらい潤沢に資金がかけられていてそこはもう幼少期にパニック映画を浴びるように観てきた世代の心臓を鷲掴みにしてグリグリ捩ってきます。今の小学生が観たら私にとっての『タワーリング・インフェルノ』を軽く凌ぐトラウマを与えること必至です。そんな大惨事のミルフィーユで盛大に燃え上がるのが前述の人間ドラマ群、ダンテ・ラム節が炸裂してこれでもかと泣かされます。中国映画はこれやから油断出来へんのです。お腹いっぱいです。
火炎、滾る
「クライマーズ」が微妙だったこともあり、ちょっと不安でした。CGの迫力は凄かったんですが、基本的に同じ展開が続くために、途中から飽きが来てしまいました。合間合間に挟まれるコメディシーンやそのシーンで流れるヘンテコな音楽が世界観をぶち壊しているように思えました。息子の腫瘍の話も、今作には必要なかったんじゃないかなと思います。
シン・ジーレイがとても美しかったです。
鑑賞日 6/10
鑑賞時間 15:50〜18:15
座席 E-5
バリエーション豊かな救助シーン!
海難救助隊の話というと海猿のことを連想してしまうが、実はちゃんと観たことないかもしれない。原作漫画は読んでたから、あの熱さはよくわかる。
さて本作だが、のっけからド迫力のアクション。その後も次々と事故が起こって、バリエーション豊かな救助シーンが繰り広げられる。CGだとしてもなかなかスゴいシーンが続く。特に飛行機事故の救助シーンはテンポもよくて迫力もあってスリリングだった。
ただし、全体的にはドラマパートがやや弱かったかも。死亡フラグって言葉を久々意識してしまった。好みの問題かもしれないが、息子のくだりをもう少し減らしてもよかった気がする。あと、中国映画でありがちな国威発揚っぽいテロップもいらないな。
それでも中国のアクション映画はなかなか侮れなくなってきた。迫力のアクションシーンを見せてもらっている。こんな映像表現するんだ!と少し驚いたシーンもある(子どもの送迎や買い物のシーンとか)。映像的にいろいろ挑戦しているのがわかる。でもダサめのシーンも相変わらず。あんなにダサいSTAND BY MEの使い方ある?洋楽を使ったのがそこだけに悪目立ちしてた。
いや、十分面白かったから点数は4.0なんだけど!
救助アクションプラス 先の読めるありきたりのストーリー 映画だから...
救助アクションプラス
先の読めるありきたりのストーリー
映画だから多少は派手目の演出を
期待してしまうけれど
救出に向かう災害現場の状況が
危険過ぎてリアリティがない
主人公の息子ちゃんが
可愛くて癒された
ほっぺた合わせてスリスリしたい😆
ダレ場無しの海猿
日本の海猿をシェイプアップして見せ場の連続にしたような映画。
邦画のような、現場での、長たらしい愁嘆場がない。
ご都合主義的に死亡者がいないお気楽展開はなく、容赦無く死ぬ人は死ぬ。救助時にはすでに死亡している乗客も半端なくいるし、海上への不時着で機体が無事に済まないし、中の乗客も無事に済まないこともちゃんと描く、最近のエアバスの発電用エンジンを積んでない欠陥も描き、積乱雲のダウンバーストもちゃんと描いている(あの場面は本当にゾッとする)
そして助かったからといって、良かったねで済まない現実(手足を失って身体障害者となり、焼け爛れて容貌も崩れてしまい、死んだ方がマシだったと思い詰める)もちゃんと描く。
すごい迫力
火災現場の迫力がすごい。隊長は無謀すぎて命がいくつあっても足りない。職業として成立しないレベル。レスキューの現場は面白いのだけど日常に戻ると途端に退屈で長く感じる。息子が脳の病気を患うのがかわいそうで見ていられない。
待ってました‼️
2年越しの日本上映!!! やっとエディに会えました‼️
待ってただけあって、裏切らなかった‼️
10分に1度のクライマックス、も大袈裟ではないくらいの迫力でした。
監督との再タッグも期待大でした。
自慢できる作品です。
見せ場沢山、中国版海猿。
ポスターの10分に一回はクライマックスはいいすぎかもしれないが、
それほどにクライマックスに相応しいハラハラしたみどころはたくさん用意されている。
ゆるいシーンと緊迫したシーンを入れ込みメリハリをつけてるが、
ゆるいシーンでの気が抜ける音楽はいらないかも笑
救助に向かうシーンはほんとに迫力があり、
映画館で見るべき映画。
公開劇場が少ないのがほんともったいない。
ムリゲーなのに案外あっさり
中国の海南救助隊の救助活動と家族の話。
どこかでみたことある海上プラントから始まり、様々な海難事故現場での救助活動をみせていくけれど、スピードと手数重視と言いましょうか…確かにスリリングさと迫力はあるのだけれど、要救助者とのやり取りもなければ、苦難して壁を乗り越えてみたいなドラマがちょっと薄い。
隊員に纏わるドラマも、まあそうなるだろうね的なコテコテのフリオチだったけど、それも悪くなかったし、息子のお目々からの件りはちょっと蛇足な感じも否めないし。
安全確認の一つもないし、命令は聞かないし、自身の安全確保より命を投げ出して救助すべき的な考えとかは中国映画らしいかな…そして謝罪と感謝の感覚もちょっと良い子ちゃん狙い過ぎて間違えちゃった感じ?
そういえば、海難救助の現場なのにダイバーがいないのは中国ではデフォですね?
モンクばかり書いていますがw
全体的にドラマが薄味で連ドラの総集編みたいな感じはあったけれど、救助現場はシリアス、プライベートはコミカルとメリハリが効いているしテンポは良いし迫力はあるしで面白かった。
そして海猿はやっぱり面白かったなぁなんて頭を過ったw
中国の政治的な宣伝作品か
海上石油発掘施設での火災、崖から川に落ちたトラック、旅客機の海への墜落、タンカーの火災など、海や川で起こった災害現場にヘリコプターで向かい、人命救助活動を行う特殊救助隊を描いている。
救助隊の隊長、ガオ・チェンとヘリコプターのパイロット、ファン・ユーリンが最初は優先事項の違いから衝突してたが、息子の要望もあり段々良い関係になっていき・・・という話。
任務中に部下を失ってしまうなど、あそこまで危険な状態で行くか?と思えるような救助内容だった。
「中国の民衆殺戮」で検索すればわかる事だが、毛沢東が、1億2億人死んでも良い、てな事を言って自国民を数千万人餓死させたり、共産党の思想と違う人達を教育と称する収容所で何百万人も殺したり、ウイグルなどで強制避妊や新生児殺しなど、第二次世界大戦の時のナチス以上に非人道的な事をしてるのに、こんな人命救助の映画作っても全く響いてこない。
ユーリン役のシン・ジーレイが素敵だなと思った程度の作品。
全21件中、1~20件目を表示