「音楽は政治を超えられるのか」クレッシェンド 音楽の架け橋 重さんの映画レビュー(感想・評価)
音楽は政治を超えられるのか
ペーターシモニスチェク扮するマエストロエドゥワルトスポルクは、イスラエルやパレスチナの若者を集めてオーケストラのオーディションを行った。しかし過激派に不穏な動きが見られた。住民感情としても戦車で家を壊す連中と一緒に演奏するのかと言われた。コンサートマスターを選んでも反発する者がいた。
何年経っても背景となるイスラエルやパレスチナの政情には疎いのが致命傷かな。二つのグループをシェアしながら違いを話し合わせる。貴方には敵意はないと。もう音楽の腕じゃなくて精神論だね。簡単にはいかないんだね。 ドボルザークの第二楽章遠き山に日は落ちてがしみじみと響いたね。音楽は政治を超えられるのかと言う事かな。主義を越えた愛も芽生えるしさ。でもまさか不幸の前兆だったとは。思い込みの激しい人生だったね。全てを踏まえた後のボレロは良かったね。
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